みなさんこんにちは、株式会社クレアライズSEのYanaiです。ビジネス2年目ともなるとインプットが欠かせません。今回は私が読んだビジネス書のご紹介です。
実際の業務にも普段の生活にも役立つことが多く書かれていました。
簡単に概要と印象に残ったことをピックアップ、読んでみての感想を交えてお伝えできればと思います。
概要
みなさんは『7つの習慣』という本を知っていますか?
7つの習慣に関する書籍は何冊か出ていますが、本書は7つの習慣の入門書であり、読みやすくしたものです。
イラストを多用し、漫画のようなストーリー形式で学ぶことができて、表紙にはなんと13歳からわかると書いてあり、とてもわかりやすくなっていることがわかります。
本書の目的は7つの習慣で人生を変えるということで、7つの習慣とはなにか、身に着けるためにする行動が書かれています。
そして7つの習慣を身に着けるために必要なキーワードは「パラダイムシフト」です。
パラダイムシフトを簡単に説明すると、自分の中の常識を疑い変えていくことです。
パラダイムシフトや7つのそれぞれの習慣について詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【社長ブログ】~7つの習慣がもたらしたもの 序章~
なぜこの本を読んだのか
(先輩の一押しだから)
なぜ数あるビジネス書の中でこの本を選んだかというと、理由は2つあります。
① 先輩のイチ押し本
1つ目の理由は、同じプロジェクトに一緒に参加している先輩がおすすめしてくださった本だからです(原版は難しいので入門編を教えてもらいました)。7つの習慣から仕事に関する考え方や働き方のヒントを得たと聞いています。普段仕事で指導してもらっている先輩からの推薦本なので、考え方を学べるいい機会だと思いました。思い出してみると、先輩の行動や指導はこの本に書いてあることに乗っ取っているな、と感じることが多々ありました。
(会社の根底となる考え方が載っているから)
② クレアライズの考え方
2つ目の理由はこの本に載っている内容の一部がクレアライズで大切にしている「人間力」の考え方の根底となるものだからです。特にこのあと説明する「終わりを思い描くことから始める」という考え方は研修や定例などで何度も聞いていたので、重要なことの再確認にもなりました。
本で印象に残ったこと
それではここからは本書で私が印象に残ったことです。
「終わりを思い描くことから始める」
これはゴールを決めて計画的に過ごすということですが、なぜ印象に残ったかというと、私が普段業務のなかで大事にしていることの一つである「業務にかかる前に全体像をつかんでから始める」ということと同義だと感じたからです。
具体的にはスケジュールを立てる前、開発(ソースを書く)する前、テストを行う前、大体どの工程も行う前にはゴールを見据えながら始めます。
正確なスケジュールを立てるためです。
原則をもっていなかった
本書では終わりを思い描くことで終わりではなく、原則を持つことが重要だと書いてあります。
原則とは自分の価値観の中心となるもので、この原則に従ってゴールを決めることになります。
私はゴールを見据えながら業務を進めることは意識できていましたが、もちろんそれだけではうまくいかず、失敗してしまうこともありました。
そのため、自分の原則を定めていく必要があります。
原則を決めるにあたって業務を行う上で自分がなにを大切にしているかを再確認します。
①挑戦
私は元々IT業界志望ではなかった私ですが、文系出身プログラミング未経験からこの業界に入りました。
そしてこの業界は一度学べば終わり、というわけではなく、IT技術は常に発展を続けているので常に勉強する必要があります。
そのため、他の人のコードの書き方を見て学んだり、時には新しい言語習得のために挑戦したりといったことも必要になりますね。
根気強く努力を続けなければならないため厳しい挑戦となります。
②切り替え
リモートワークをしているとオンとオフの切り替えをするのがとても大切です。
私は最初リモートワークを始めた時は切り替えができるまで苦労したことを覚えています。
時間の管理を自分でしないと、気づいたら勤務時間が過ぎていたり、成果物の提出期限がぎりぎりになってしまったりといったことが起こり得ます。
そのため、私は対策として、私は作業を時間で区切るようにしています。
ここでは時間で区切り、仕事をする時間と休憩する時間のメリハリをつけることを意識しています。そうすることでより同じ一時間でもより濃い時間を過ごすことができます。
自分が業務中大切にしていることを見直していきました。大切にしていることがあっても継続していくための課題があることを発見しました。これを元にどのような原則を定めるかを考えていこうと思います。
感想
全体を通して、新しく学んだ考え方もあれば、以前から自分が意識していたことと似ている考え方もありました。
自分が意識していたことが間違いではなかったことが確認できました。今後も「7つの習慣」に書かれていることを実践していきます。
そしてその考え方はIT業界だけでなく、他の業界でも通じて大切な考え方であることもわかりました。
その点では現在社会人の方やこれから社会人になる学生にもおすすめの本だと思います。
まとめ
いかがでしょうか。
今回紹介したのは本書の一部です。他にも7つの習慣について詳しく書いてあるので、気になっている方はぜひ読んでみてください。
ページ数も多くないので本を読むのが苦手な方にもおすすめです。
値段もそんなに高くないので気になる方はぜひ読んでみてください。
今回はここまで、また次回お会いしましょう!