株式会社テクノ情報システム 事業企画部人材開発課の矢野と申します。ストーリーをご覧いただきありがとうございます。
2020年より開始した教育担当四半期コラム。最終回のテーマは「新入社員のキャリアパスについて」です。
キャリアパスとは「企業内での昇進・出世を可能とする職務経歴。昇進への早道。」と辞書に書かれています。一般的な企業であれば、新人→主任→係長→課長→部長→事業部長といった役職が用意され、それらの役職に就くための業務経験と、職制試験などをクリアして、役職に就くという道が用意されていると思います。
12期目を迎えたテクノ情報システムも役職は用意されていますが、上記のようなキャリアパスは現在構築中の段階です。制度がしっかりしていないという一面もありますが、実力次第でいきなり部長昇進という可能性もあります。
さて、そんなテクノ情報システムですが、教育担当の私が新入社員のキャリアパスについてどう考えているか。
どんな仕事に携わるにせよ、経験に裏打ちされた自信と、見せられる背中と器がなければ、人に慕われることも応援されることもないと考えています。役職=管理職と捉えると、管理される側の気持ちが分からなければ、管理は十分にできません。配下に指示・命令を発しても、発する側の経験から来る根拠、論拠、説得力がなければ、配下に正しく伝わらず、パフォーマンスを発揮することが難しくなります。
どんな役職も、その立場で発揮するパフォーマンスに対する期待を込めて任命するので、ベストパフォーマンスを発揮するには、やはり地道な努力と経験を積むほかありません。
以下はあらけずりな理想で持論ですが・・・
1~3年目 IT業界の仕事の進め方や業務知識を学び、独り立ちする。
4~5年目 現場リーダーとなり後輩指導や予実管理ができるようになる。
6~10年目 社内業務と現場業務を並行稼働できるようになる。
10年目~20年目 課長、部長といった役職につきプロジェクト管理や人員手配ができるようになる。またはシニアエキスパートなど、現場メインで注力する道に進むことを決める。
20年目~30年目 事業部長となり、事業拡大のためのソリューション立案などを行えるようになる。
30年目~40年目 経営に関わりテクノ情報システムの発展とリスク管理に注力する。
このような形のキャリアパスを定義し、キャリア形成のための道を用意するのが、創業期から携わる社員に必要なのだろうと、最近思います。
目指すべき航路がなければ、船は迷走し、沈没してしまいますからね。
コロナ禍は収まりを見せず、私も教育担当を兼任しながら、再び現場業務に汗を流しております。
今を支えながら、将来を見据えて、少しずつでも歩みを止めず、後輩たちに見せられる背中を大きくしていこうと思います。
以上です。
最終回までお付き合い頂きありがとうございます。
過去のコラムもありますので、お時間のある方は下記リンクからご覧いただけますと幸いです。
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