1
/
5

なにをやっているのか

“モノのデータを民主化する” 「PRISM」はメーカーの部門間に存在するサイロをなくしてハードウェアに関する情報を一元管理し、モノづくりに関わるすべてのチームで共有するためのハードウェア開発プラットフォームです。 ハードウェア開発の過程ではCADや図面、部品構成、価格情報、品質情報、工程など様々なデータが、多岐にわたるフォーマットで日々生み出されます。製品は企画に始まり設計開発、調達、生産、販売、とバトンを渡しながら完成に近づくため、各部署が必要なデータをタイムリーに入手できる事がチームワークを機能させる上で重要になります。 一方これらのデータは旧くから存在するオンプレ型業務アプリケーションや、エクセルやメールなどの手段で管理されています。GitHubやSalesforceの様に、クラウドでデータを集中管理する手法はハードウェア設計の世界にはまだ訪れていません。 「PRISM」はGitHubが得意なトレーサビリティの担保と、Salesforceのクラウド基盤の概念をモノづくりの世界で実現し、”あうんの呼吸”を製造業に再びもたらすことを目指しています。

なぜやるのか

「PRISM」はハードウェアの開発データを"整理"し誰もが"アクセス"できるようにする事で、モノづくりにおける現代版”あうんの呼吸”を実現します。 基幹産業として日本の経済成長を支えてきた製造業は、その成長の過程で分業化と多拠点化が進んできました。以前は同じ工場で互いの顔を見ながらプロダクトを開発することが出来ましたが、現代は硬直的な組織の中で断片的な情報を元に仕事をする事を余儀無くされています。海外工場の、異なる職能の相手との協調にはデジタル技術の活用が不可欠です。 「PRISM」は設計データの一元管理をエントリーポイントとして、ケイレツ全体を効率的につなぐプロダクトを提供してまいります。製造業全体の硬直的な多重下請け構造をなだらかにし、ケイレツ全体が一つのメーカーとして協働できるプラットフォームとなることで産業構造を再構築します。 ハードウェアは私たちの生活の周りに溢れています。製造業をエンパワーする事でメーカーが優れたハードウェアを生み出す力を解放し、世の中全体の豊かさを底上げする事をミッションとしています。

どうやっているのか

"Diversity" 異なるバックグラウンド、考え方、働き方のメンバーで課題解決に臨みたいと考えています。お互いが尊重し、オープンに議論を交わせるカルチャーの形成を目指しています。 "Hack" ドメインに対する理解を極限まで高め、既成概念に囚われない課題解決を志向しています。 "Integrity" プロフェッショナルとして高い成果を上げるだけで無く、誠実さと高潔さをもって課題に対峙し、社会に対して筋を通す会社でありたいと考えています。