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“生成AI×画像”と多国籍チームによるプロダクト開発の魅力 - セネガル出身のCTOが語るFotographer AIを創業するまでの道のりとこれからの挑戦

皆さん、こんにちは! 今日は、技術革新の最前線で未来を形作る夢に情熱を注ぐFotographer.aiのCTO、Kane Ibrahimaさんの特別インタビューをお届けします。セネガル出身で、フランスでの教育を経て日本でキャリアを築いたKaneさん。彼の多彩な経験と、生成AIの可能性、Fotographer.aiの多国籍チームのダイナミクスについて深く掘り下げてみました。
(上記の文章は、ChatGPTがインタビュー音声から要約したものです。)

ーーKaneさん、日本に来たきっかけを教えてください?
Kaneさん:僕は学生の時にフランスにいたんですよ。フランスで学生だった時は数学と物理を学んでいました。ただ、数学や物理の理論は分かるんですけど、それを活かして実際に何かを作り出すことが難しいというジレンマを感じていました。将来は自分の国の発展に貢献したいと漠然と思っていたこともあり、このままただ考えるだけでなく、実際に作りたいものを作ってみたいと思いました。その時に奨学金をもらって日本に行くことができるチャンスがあり、ものづくりの国と言ったら日本だと思って、日本に来たのがきっかけですね。

ーー言語も全然違うのに日本を選択したのはすごいですね。「もの作り」というキーワードが何度か出ましたが、Kaneさんは小さい頃から何か作ることに興味があったのですか?
Kaneさん:はい。好奇心が旺盛だったこともあり、家の中にある機械を壊して、作り直すみたいなことをやっていました。例えばテレビを分解してみたり。当時、テレビは高級品ですから、よく母親に怒られていた記憶があります。

ーーとてもやんちゃな子どもだったんですね。Kaneさんはフランスに行く前はコートジボワールの軍隊の学校に入学されたと聞いていますが、なぜフランスに行く前に軍隊の学校に行かれたのですか?
Kaneさん:いたずらばかりする子どもだったので軍隊の学校に入れさせられました。笑
というのはジョークですが、西アフリカでは軍隊のオフィサーを目指す人が多いので軍隊学校があるのです。戦争も多いので、そこで普通の教育だけでなく軍事教育の両方を学びます。戦争が多いので、万が一別の国から攻撃を受けて攻められた時に呼ばれるんです。そこに入ったのは自分の好奇心というのもありました。

ーー好奇心や興味が湧いたからという理由で軍隊学校に入学するとは、Kaneさんは本当に好奇心旺盛ですね。
Kaneさん:その軍隊の高校を卒業した後に、フランスに行き、数学と物理を深めた後、ものづくりの夢を叶えるために日本に来ました。日本では語学学校に通った後、高専でメカトロニクスを学び、その後、名古屋大学で機械航空宇宙学を専攻しました。

ーーAI、機械学習に興味を持ったきっかけはなんですか?
Kaneさん:最初はビットコインとその自動化の可能性に興味を持ったことがきっかけでプログラミングを始めました。また、ゲーム作成の授業があったんですけど、それがとても面白くてプログラミングにのめり込みました。AIによる時系列データの研究や、そら豆の自動選別機械の開発などをやりました。遊ぶようにいろんなことをやっていたら、自然とAI技術に深く関わるようになりました。面白いと思ったらやってみるという、幼少期にテレビを壊していた時からの好奇心が今となっては活かされています。笑

(仕事終わりにメンバーとプロダクトについて話している場面です。)

ーービットコインやゲーム制作がきっかけでAIや機械学習を自然と学んでいったというのは面白いですね。その頃に鈴木さんと出会っていると思いますが、出会いはどのようなことがきっかけだったのですか?
Kaneさん:私も麟太郎(代表の鈴木のこと)も大学での編入生でした。たまたまTwitterを見ていたら面白いブログを見つけて、それを書いていたのが麟太郎でした。すぐに僕から麟太郎にDMを送って、名古屋大学の近くのサイゼリアで会いました。その時に、麟太郎がパソコンを持ってきていて、麟太郎が作ったアプリケーションを見せてくれたんです。それがまた面白くて、お互いに歳も近くて話も合ったのですぐに仲良くなりました。その後もよく会うようになって、麟太郎と一緒にフォトマップのアプリケーションを作ってピボットしながら、最終的にFotographer.aiを共同で開発していました。

ーーFotographer.aiが作られるまでの変遷は今とは違うアプリから形を変えてきた歴史があるのですね。
ピボットする中で大変だったことはありますか?
Kaneさん:ピボットする直前が一番大変ですね。 こうなんかもう 時間かけて作ったのに、うまくいかない、使われないと分かった瞬間が気持ちの切り替えに大変だったと感じます。
ただ、この新しい技術の分野で、未来を描けることが面白いですし、既存の技術を実用的なものにする過程も楽しいですね。新しい領域なので変化が速く1年後どうなるのか誰も分からないというところも面白いです。そういう未知の領域で新しい技術を社会に使ってもらえるサービスを自分たちが作っていくことが楽しいです。

ーー新しい技術が食材なら、Kaneさんたちはシェフですね。その技術をどういう風に美味しい料理にするのか考えるなんてかっこいいですね。その新しい技術を使ってサービスを作る中で難しいと感じることはありますか?
Kaneさん:ユーザーコントロールですね。ユーザーがその AI を自分の思い通りにコントロールできるようにしないといけない。プロンプト(文字で書いた指示)が画像になるんですよね。自分で書いた文字が自分の頭でイメージしているもの、画像と全く一致したものとして出てくるかは分からないんです。
例えば、「猫が人間のようにペットボトルを持つ」というイメージって、そもそも「猫が人間のようにペットボトルを持つ」画像が少ないから、人間が頭の中で考えているイメージと生成AIに指示して出てくる画像が一致しづらいんです。この例のように文字で指示したものと頭で思い浮かんでいる画像が表現できないというジレンマがあります。「猫が寝ている」とかだったら現実世界でよくある光景なので、データもたくさんあるから生成AIに指示した時に人間がイメージしたものと近い画像が出てくる。
なので、先程話した「猫が人間のようにペットボトルを持つ」というような指示を生成AIに出すときには細かいコントロールが必要になります。その細かい指示をどこまでやるか。自分が思い浮かべている複雑なイメージが生成AIで実際に表現できたら、本当にすごい世界だと思います。そのために、元になるデータが大量に必要でもあるんです。データや技術にも限界はあるので、それを使ってどうやっていくかを考えることは大変ですけど楽しいです。

ーー今ある技術をどのように使ってサービスを作っていくか、ユーザーに使ってもらうかという難しいけど楽しい問題を解いているのですね。その中でチームワークも重要になってくると思います。Fotographer.aiはどのようなチームですか?
Kaneさん:開発者、営業、エンジニアが一つのフロアでカジュアルに連携し、改善点を迅速に議論しているチームです。対面で会って議論したい時に職種関係なく話し合う、このような環境が非常に良いと感じています。
僕は AI、技術を中心に考えて面白ければやりたいって思うんですけど、実際にお客さんが欲しいものを理解するためにはお客さんと常に接している営業メンバーとのコミュニケーションが必要で、毎日のように話しながらプロダクトに反映しています。営業メンバーを介してお客さんの声を聞きながら役に立つプロダクトを作るっていうのができてるから、営業メンバーの意見は本当に大歓迎で素晴らしい環境ができています。

ーーすごいですね 。ジャストアイディアだったとしてもすぐチームでディスカッションして、それがノーなのかイエスなのかっていう判断がすごく早くてそのスピード感が事業の成長に大いに影響していますね。
最後にこの記事を読んでいる方にメッセージをお願いします!
Kaneさん:生成AIで何でもできる企業というのはありません。この新しい生成AIの領域ではここがTOP企業という企業はないと思います。どこの企業もスターティングブロックのところにいます。私たちもスタート地点にいるのです。 これからも新しい技術が出てきますが、このレースのこの段階に立つと常に新しい未来が見れると思います。未来の技術を作りたい、貢献したい、社会に技術を組み込んで役に立ちたい、という方は100%我々と合うと思います!
また、我々のチームはインターナショナルです。セネガル、インド、イタリアから来てる方々といろんな言語を話せます。 日本語だったり 英語だったり フランス語だったり、色んな国の言語を話せる人々が集まってそういう未来の技術を考える場所がここにあります。いろんな国籍で考えも多様なメンバーと難しい問題を解いていくことで私たちが作り上げる未来には無限の可能性があります。そいうことにわくわくできる方でしたら、Fotographer.aiは刺激的で興味深い場所ですし、我々も大歓迎 です。
是非一緒に未来に挑戦しましょう!

(多様な国籍のメンバーが在籍し、お互いを尊重しながらも意見が活発に飛び交う環境です。)


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