今回は、センキョインターンとしてWantedlyの記事や募集の運用をしていた、私、戸谷の「卒業」エントリです。
これからセンキョで働くことを考えている方へ、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
プロフィール
戸谷はるか(とやはるか)
慶應義塾大学法学部政治学科2年
日本一暑い街、熊谷で生まれ育つ。
服装に合わない赤いチェロケースがトレードマークのポジティブガール
▶︎なぜ、センキョに?
センキョに入る前、別の会社でインターンをしていた際に、この会社を知りました。
法学部政治学科に在籍しつつも、政治の話がかなり憚られていたり、あまりにも政治に興味を持っている人が少ないことに問題意識を抱いていたころです。
そんな中、この会社が掲げる「政治にワクワクを」というフレーズにはかなり惹かれるものがありました。
また、大学の授業を受けているうちに、選挙制度や投票行動に漠然とした興味を持ったことも、入社に至った大きな理由の一つです。
結果的に、前の会社をやめた1ヶ月後、「この興味を探求できるのはセンキョしかない!」と感じ、気づいたら入社していました。
それから約1年と3ヶ月が経っていると思うと感慨深いものがありますね。
▶︎センキョでは、何をしてきたの?
やってきたことは主に時系列順に3つです。
①公職選挙法に関するノウハウ本の執筆
②自社Youtubeの企画考案・インタビュー
③自社Wantedlyの運用
①の公職選挙法に関するノウハウ本の執筆は、選挙に興味があるとはいえど、そのルールや活動の詳細を知らなかった私にとって、非常に良い機会でした。
あまりの制約の多さに驚くと共に、その中で最大限活動する政治家さんの偉大さに気づけた瞬間でもあります。
また、Youtube企画で実際の政治家さんにインタビューした際には、政治家さんのあまりの話の上手さ、そして彼/彼女らが持つ人間的魅力に惹かれ、インタビュー開始5分でその方々のファンになりました。
街頭演説をする議員さんを敬遠していたり、話しにくいと思う人ほど、街で活動する政治家さんに話しかけてみて欲しいです。
きっと見方が180度変わります。
Wantedlyの運用に関しては、募集記事の投稿はもちろん、ストーリーの執筆も行っていました。
Wantedly経由で入社された方を見るたび、達成感を感じると共に、インタビューで打ち明けてくださる社員さんの仕事に対する熱い想いは、鳥肌ものばかりでした。
ただ、少し心残りなのは、この記事も自分で書いているため、一度もインタビューを受けずに終わってしまったことです。
インタビューされる側って、一体どういう気持ちなんでしょうか。
▶︎成長したことは?
頼るべき事柄においては、人に頼ることです。
できることはなんでも自分で、時間をかけてでもやる。
何事も及第点くらいにはできたことから、いつしかこの考え方が染み付いていました。
しかし、仕事は「及第点」ではなく、期待を上回らなければいけないもの。そして、スピードも同じくらい大切。
それに気づいてからは、デザインに関することであればクリエイティブの方、公職選挙法に関してであればそれらに詳しい方に聞いたり、時には仕事を依頼するようにしました。
センキョの方はみなさんそれぞれ専門的なスキルをお持ちですし、親身になって教えてくださいます。
また、普段から部署を超えたコミュニケーションが盛んなので、非常にそれらが行いやすかったです。
それを意識し、行動するようになってからは、質の高いものを比較的短時間で生み出せるようになったと思います。
▶︎センキョで得た気づきは?
仕事は楽しんで良いこと。仕事におけるやりがいと楽しさは本当に両立し得ることです。
頭では分かっていても、今まではなんだかんだ
「仕事は楽しむことより、生真面目な姿勢で取り組むこと」
という固定観念に縛られていました。
しかし、インタビューを通して感じた皆さんの活き活きと仕事と向き合い、楽しむ姿が、その凝り固まった考え方を変えてくれたんです。
今は、楽しさとやりがいの両者を最大限感じられる仕事がしたいと心から思っています、
▶︎センキョ卒業の理由は?
理由は大きく分けて以下の二つです。
①自分がどんな業界の何に興味があるのか知りたい
②会社としてではなく、ローカルな規模感で政治を変えていきたい
大学3年生。じわじわと「就活」という言葉が周囲から聞こえてくる時期です。
自分にはどの業界が向いているのか。何をしたいのか。
そんなことを考えることが多くなり、限りある残りの大学生活を使って自分が心から興味あることを見つけてみたいと思いました。
もちろんセンキョでやっていた業務も好きではあるんですよ?
ただ、もっと自分が惹かれるものがあれば、それを見つけずして終わるのは勿体無い。ただそれだけです。(笑)
二つ目は、私が政治を大学、そしてこの会社を通して学ぶ中で感じたことです。
これまで、政治や選挙について学んで何をしたいのかが分からず、後回しにすることを繰り返していました。
一方で、法学部生「あるある」の、「将来は政治家になるの?それとも弁護士?公務員?」という質問に対しては、「制度等を通じて国を変える、全国民を動かす存在になりたい訳ではない気がする」と、ずっと違和感を感じていたんです。
そんな思いから自分を見つめ直す中で、生まれ育った町とそこに住む人々が大好きなこと。そして、よくスタッフとして参加していた地域の行事が数ある幸せの瞬間の一つであることに気づきました。
政治を国レベルやビジネスレベルで変えていくのではなく、地域の人々との繋がりの中で変えていきたい。
かと言って、地方公務員になるなど仕事としてその志を実現したい訳ではないのですが、そのような心境の変化が結果的にセンキョを卒業することに繋がりました。
▶︎これからは何をするの?
自分がどの業界、そして何に興味があるのかを模索する期間にする予定です。
もちろん、自分の興味ある「政治・選挙」に関する探求は、ゼミやその他の活動を通して続けていきます。
その上で、様々な分野・仕事に触れることのできる場所でインターンをしたり、業界、規模感問わず色んな人の話を聞くことで、キャリアビジョンの解像度を上げていきたいです。
気付かぬうちにWantedlyのプロフィールが更新されているかもしれないので、機会があれば見てみてください。