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就活・社会人未経験の"0人間"から脱するために必要だと気づいたこと

このストーリーは弊社メンバーが投稿したnoteの引用です。


初めましての方、こんにちは!そして2回目の方、お久しぶりです!
株式会社1LDKのみょんです!

前回の記事、想像以上に多くの方に読んでいただけたようで、とても嬉しかったです!
よかったら前回の記事も併せて読んで頂けるともっと喜びます!!
↓前回の記事はこちら↓
1年前まで0人間だった私が、チームリーダーに!?

これからも私自身や会社の変化をリアルタイムで形に残していけたらと思っていますので、あまり更新頻度は高くないですが、のんびり更新していけたらと思います!

さて!今回の内容は、前回の記事の続きです!
今回は、0人間として入社してから約1年4ヶ月を経て、チームリーダーに至るまでの過程を振り返ってみたいと思います。

※【0人間とは】
ずばり「何もない」人間です🤪
1年前の私は、社会人経験やスキル、知見など社会に出て働くための能力が何もない、”0の状態”だったので、当時の私を「0人間」と名づけました。

目次

  1. 入社直後の私:猫被り期
  2. 入社3ヶ月目に起こった危機:スポンジ期
  3. 入社半年でまさかのメンバー1人!?:がむしゃら期
  4. 0人間から脱するために必要なこと2つ
  5. ①協調性
  6. ②自らPDCAを回す
  7. 最後に

入社直後の私:猫被り期

奇跡的にこの1LDKに入社できた私。
0人間の私にとって、スタートアップのベンチャー企業でいきなり仕事をすることは、とても容易ではありませんでした。

私はとにかく人見知りで、出社前日の夜はしばらく自分の家で、出社したことを想定し1人で挨拶や会話のロープレを鏡の前でするくらい緊張しいでした。

今振り返ると、当時の私はとにかく人に嫌われないことを目標に、猫をかぶっていました。笑

最初に私に与えられた任務は、女性向けコンテンツのバナー作成。
初歩レベルでしたが、入社前の半年間で身につけたPhotoshopスキルを仕事に活かせたことが本当に嬉しくて、家に帰った後も、あーでもないこーでもないと時間を忘れてバナー制作に没頭しました。

入社3ヶ月目に起こった危機:スポンジ期

3ヶ月も経ち、ようやく既存メンバーとも馴染んできた頃。
当時の女性向けコンテンツのリーダーが突然体調不良で退職されました。
本当に急なことで、女性向けコンテンツ制作プロデューサーは残りのメンバーと入って3ヶ月の0人間(私)の2人になりました。

3ヶ月で一連の作業内容は覚えましたが、コンテンツ制作に正解なんか存在しません。
この頃はとにかく新しいことの発見の日々でした。
スポンジのように、新たな発見を吸収することに全力を注ぎました。

最終的に、この1年で60作品以上の音声作品をリリースしました。
新しい作品で新しいチャレンジをしては、うまくいかなかったことを改善して次回作に繋げる。
とても地味で成果もすぐには実感しづらいことかもしれませんが、今振り返ると、この毎日の小さな積み重ねのおかげで、だんだんと新しい作品を手に取っていただけるファンの方が増えたことに繋がったのだと思います。

入社半年でまさかのメンバー1人!?:がむしゃら期

もう1人のメンバーは、元々将来なりたい夢があり、8月末までの期間限定で働いている方だったので、退職されました。

1人になったことへの寂しさもありましたが、自分しかこのコンテンツをつくる人がいないからやるしかない!という気持ちに駆られて黙々と制作しました。

周りの他事業メンバーの手厚いサポートもあり、なんとかスケジュールに遅れなく、打席に立ち続けることができました。
正直当時は目の前の業務でいっぱいいっぱいだったのであまり記憶にないのですが、ただがむしゃらに当時の自分に出来るベストを尽くしていたと思います。

0人間から脱するために必要なこと2つ

当時の制作メンバーがいなくなり、1人になって初めて気付いたことがあります。

①協調性

1つ目は、協調性です。
私が当時制作していた、女性向けシチュエーションボイスの"作り方"はもうすでに全て知っていました。
制作工程は知っているから誰かに相談しなくても"作る"ことはできる。
しかし一定のクオリティーの作品は作れるものの、リリース直後は数日も経てばもうファンの間で話題には出なくなりました。

本当にユーザーの方々の心を惹くような、女性をワクワクさせる作品は、1人では決して作れないということに途中から気づきました。

私は自分が思う最高の作品は作ったかもしれませんが、ユーザーが求める最高の作品を"創る"ことはできていなかったのです。

私の頭の中で思いつく作品は、どれも似たような作品ばかりで、アイディアが足りませんでした。
「こういう展開も面白そうだよね!」「今ユーザーが求めている作品ってこういうものもありそうだよね!」というほかの人の意見が、どれほど貴重だったのか、1人になって初めて気づきました。

社内他事業メンバーと"創る"。
クリエーターさんと相談しながら"創る"。
ファンの方々に聴きたい作品をヒアリングして"創る"。

誰かと一緒に創ることで、より多くの方々に手に取っていただける作品づくりへの第一歩を踏み出すことができました。

②自らPDCAを回す

2つ目は、自ら爆速でPDCAサイクルを回すということ。
ある程度の型化できるもののマニュアルは存在していますが、日々需要は変化していくので、型化できないことが大半です。
また、社会人としてのスタンスも、教えてもらうことを待っているだけではついていけません。
自分で事業の課題や組織メンバーとしての課題を取りにいき、自分でその課題を解決していくことは必須です。

ベンチャー企業で働くということはどういうことなのか。
当時の私がこの会社で求められていることは、制作工程を覚えることでも、目の前のタスクをこなすことでもなく、自ら自分の課題と向き合い改善していくという、ベンチャー企業で働く人のスタンスだと考えました。

これに気づいてから、指摘してもらったことや課題に感じたことは全てメモにとり、原因を洗い出し、明日から取り組める細かいアクションまで落とし込んで明日から取り組み、毎日の日報で実行したアクションを振り返っては改善を行いました。

たくさん失敗しましたし、何度も試行錯誤を繰り返しました。
沢山チャレンジをしていくうちに、今までできなかったことが少しづつですができるようになり、数ヶ月という期間を経て、それが自分の成功体験として積み上がっていきました。

最初は何もできない0人間でしたが、だんだんとこの小さな成功体験が自信に繋がり、失敗への恐怖心や自信の無さからくるチャレンジへの心理的ハードルが下がっていきました。

チャレンジ回数が増えることで、新たな課題が見つかる速度も上がり、この頃から周りのメンバーにも入社当時の私の姿は考えられないと言ってもらえるくらい自己変容していくことができました。

最後に

全くの未熟者の私が、偉そうなことを並べてしまってすみません。
0人間の私が身をもって体験した学びや気づきが、この様な形で情報資産として残り、誰かの役に立てたり、1LDKの更なる成長に少しでも繋がったらいいなという思いで書かせて頂きました。

これからも初心を忘れずに、日々精進して参ります。
また次回、お会いしましょう!


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