こんにちは。トラストシステム採用担当の石山です。
パリパラリンピックがスタートしましたね!パリオリンピックのように日本の活躍に期待しています!
実は、トラストシステムにもパラアスリートの方が所属しています。
そのうちの一人の久保貴裕選手は、パラ卓球の選手。
世界ランクは14位とトップクラス、パラIDジャパン・チャンピオンシップ卓球大会2024では3位と次世代の日本代表候補として第一線で活躍しています。
そんな久保選手にこれまでの卓球選手としての軌跡や今後の目標についてインタビューしてみました!
■親との卓球が始まり:小学校5年生からの挑戦
卓球を始めたのはいつ頃ですか?そのきっかけも教えていただけますか?
久保選手: 卓球を本格的に始めたのは小学校5年生の頃です。母親が卓球を趣味でやっていて、僕も一緒に遊びでやってみたのがきっかけですね。
なるほど。それがきっかけでどんどん卓球にのめり込んでいったんですね。
久保選手: そうですね。地元のクラブチームに通い始めてから、遊びから本格的な競技へと変わっていきました。でも最初は全然勝てなくて、苦労しました。
ただ、県内でもトップクラスのクラブチームに代わってからは、練習もハードになった分、結果もだんだんと出始め、中学生のころには全国大会に出場できるくらいに成長することができました。
■高校時代の挫折:全国大会での敗北から再起へ
卓球を続けてきて、一番苦労したことは何ですか?
久保選手: 一番苦労したのは高校時代ですね。中学最後の大会では、全国大会に出場したものの、まったく手も足も出ずに敗れてしまい、もう卓球をやめようと思ったことがあります。
それは大きな挫折ですね。その後どうやって乗り越えたんですか?
久保選手:そうですね、自分でも努力してきたつもりでしたが、相手のボールが早すぎて見えず、気づけないくらいだったので、かなりショックでした(笑)
高校では試合にはでるものの、練習はおろそかにする時期が続いていましたが、親や地元の人たちが支えてくれて、少しずつ卓球への情熱を取り戻していきました。特に今のコーチとの出会いは大きかったです。それがあったからこそ、再び卓球に打ち込むことができました。
その再起が今の久保さんを作り上げたんですね。
久保選手:そうだと思います。本当にいろんな人に支えられてここまで来られました。
■責任とプレッシャー:トラストシステムでの新たな挑戦
現在、トラストシステムで働きながら卓球を続けていますが、その感想を教えてください。
久保選手:以前はアルバイトをしながら卓球をしていたので、勝っても負けても自分だけの問題でした。でも、今は会社の名前を背負って戦っているので、負けられないというプレッシャーがあります。
そのプレッシャーが良い方向に働いているんですね。
久保選手:そうですね。責任感が強くなった分、より真剣に卓球に向き合うようになりました。最近では、全日本の選手が行っているような筋トレの方法を学ぶために、遠征を行ったりしています。
勝つための努力を惜しまずに出来るようになったと感じています。
■夢は金メダル:ロサンゼルスパラリンピックへの道
これからの目標を教えてください。
久保選手:直近の目標は日本代表に選ばれることです。次の大会でベスト4に入れれば、代表になれるためまずはそこを目指しています。日本代表になれば、世界大会にも出場しやすくなるので、世界でも経験を積んでいきたいです。
そして、2028年のロサンゼルスパラリンピックで金メダルを獲得することが最終目標です。
大きな目標ですね。頑張ってください!
久保選手:ありがとうございます。全力で挑戦していきます!
いかがでしたでしょうか。普段とはまた違ったトラストシステムの1面を少しでも皆さんにお伝え出来たら嬉しく思います。
2028年ロサンゼルスパラリンピックに向けた挑戦は始まったばかりですが、私たちトラストシステムの社員として、久保さんの背中を押し続けたいと思います。久保選手の未来に向けた熱い挑戦を、皆さんもぜひ応援してください。