製薬会社の新ブランドロゴマークを含むVIデザイン開発支援

CIAでは、ファーミラ株式会社の会社名、ロゴマークを含むVIデザイン開発を支援いたしました。ファーミラ株式会社は、医薬品に対する連続生産技術を生かし、製薬メーカーや創薬ベンチャー等から治験薬原薬/中間体の製法開発や製造を受託する会社です。シオノギファーマ、千代田化工建設、大成建設、藤本化学製品、竹中工務店、横河電機、長瀬産業の7社が出資をして、2021年11月に設立されました。

社名

Pharmaceutical＋Mirai（未来）を組み合わせた「Pharmira」という社名を開発しました。社名の制作は渡辺順平社にご協力をいただき、数多くの候補の中から議論を重ねて選定しました。ファーミラの“未来のあるべき姿”は、各プロフェッショナル企業が集まり、高い技術と知見を融合することで「製薬の未来を切り拓いていく」という高い志を実現することです。

” ファーマシューティカルの未来を、技術の力で切り拓く。そんな意志から、私たちは生まれた。原薬の連続生産を立脚点に、世界中のあらゆるパートナーと協業しながら、新しい製薬の、新しい医療の、そして新しい健康のあり方を私たちは追求する。製薬を取り巻く環境は、地球規模で急速な変化を続けている。そのうねりに追従するのでなく、私たちの手で未来を描き、次なるスタンダードをつくりあげていく。”

トレードマーク

連続生産技術という日本でも先進的な技術を、連続＝インフィニティマークとして表現し、そこから頭文字"P”のモチーフが開発されました。トレードマークとアプリケーションアイテムのコンセプトデザイン開発にあたっては、デンマークのKontrapunkt社にご協力いただきました。 止まることのない連続生産を”P”と重ね合わせることで、コンテンポラリーなシンボルにデザインしました。

カラーコンセプト

プライマリーカラーの選定にあたり、ベンチマークを行ったところ、製薬会社では、伝統的にコーポレートカラーとして、青系の色が多く使われていることがわかりました。ファーミラでは、革新的な技術開発で、未来を切り開くというコンセプトを表現するために、業界では珍しいオレンジを使用し、新鮮さと挑戦心を表現しています。