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なにをやっているのか

Aerial View of Campus Buildings 俯瞰から見たOISTキャンパスの建物 (Photo: OIST)
The Neuronal Rhythms in Movement Unit uses real-time motion capture technology to study movement | Neuronal Rhythms in Movement Unit | 神経活動リズムと運動遂行ユニット (Photo: OIST)
OISTの教員、学生は世界50か国から様々な分野の科学者・専門家がが集まっており、日々「なぜ」を突き詰めています。「なぜ」をを研究する=科学。科学が技術を生み、その技術で産業を興し、その結果若手の人材育成につながり日本及び世界への還元を目指しています。 沖縄にお越しの際は、カガクに触れにOISTに遊びにいらしてください。

なぜやるのか

持続可能なエネルギーの創出&排水処理 (Photo:OIST)
沖縄の子供たちへ科学を身近に感じてもらうための「こどもかがく教室」(Photo: OIST)
●Mission● 国際的に卓越した科学技術に関する教育及び研究を実施することにより、 沖縄の自立的発展と、世界の科学技術の向上に寄与することを目的としています。 例えば、醸造所の写真。 沖縄は、米から蒸留酒をつくる泡盛が有名です。泡盛を蒸留すると、米の一部と発酵プロセスを開始させるための麹菌、その他の廃棄物を含む廃水が残ります。OISTの研究者たちは バクテリアを用いて環境汚染物質を含む廃水を浄化しながら、その過程で発電も行える技術を開発しました!! この技術を活用することで、2018年度末までに、沖縄のある蒸留所の廃水処理においてエネルギーの自給自足を可能にする予定です。さらにはバクテリアを様々に組み合わせることで、その他特定の廃水処理にも使用できる可能性があり、地元の養豚場や豆腐工場でも実用化できるかもしれません。同時に、持続可能なエネルギー創出とともに廃水処理を可能にする技術により、多くの産業から期待が寄せられています。

どうやっているのか

産休・育休取得率も高いですが、復職を応援する体制も整っています。(Photo: OIST)
●Diversity and Inclusion● OISTは、世界50か国から研究者が集って分野を越えた交流ができる、研究者が真に研究に邁進できる、研究組織・教育機関です。 このようような組織を長期にわたって維持できれば、やがてここからノーベル賞が!と職員はひそかに信じているはずです。 OISTの組織文化として、多様性を尊重し、性別や年齢、国籍、家族構成を問わず、OISTで働く全てのひとが仕事に邁進できるよう、全てのひとに魅力的な職場環境となるよう取り組みを進めています。 ●保育所 キャンパス内にある保育所では、質の高い託児サービスや、日英バイリンガルでの幼児教育、(生後2ヵ月から6歳までの未就学児対象,平日午前8時から午後6時まで)、学童保育(6歳から12歳までの就学児対象、平日午後3時から午後6時まで)及びホリデープログラム(学校が休みの間の全日制の保育)を提供しています。 ●マザーズルーム OISTに属する女性の教職員、学生およびその家族が、搾乳、授乳時や、妊娠期または出産後に短時間の休憩が必要な場合に利用できます。 ●おむつ交換台 小さな子供のいる家族のために学内に配置されています。 ●がんじゅうセンター 教職員や学生は専門家によるカウンセリングをがんじゅうセンターで受けることができます。 ●フレックスタイム制 ワーク・ライフバランスの実現と超過勤務の縮小のため、フレックスタイム制を実施しています。