はじめまして。LDIへ入社してから、体重が10kg増加してしまった人事担当小林です。
「幸せ太り」という言葉を免罪符に、今日も人事業務にいそしんでおります。
この度、LDIがWantedlyに募集記事を掲載する記念に、私自身がLDIを選んだ理由なども織り交ぜながら、完全に自分目線でLDIという会社について語っていきたいと思います。
スタートアップ!だけど基盤はしっかりしている。
LDIの設立は2016年1月ですので、ちょうど満3歳になったばかりの会社です。
スタートアップ企業というのは、自分達で企業文化や会社の基本スタンスを作って行けるのが大変なところでもあり魅力でもあると思うのですが、そういう意味では一番の「大変なところ」を乗り越えた今が、一番魅力をエンジョイできる時期かもしれません。
設立したばかりの「何もない」状態から抜け出し、制度も組織も企業文化もこれからどんどんブラッシュアップされていくタイミングだと思いますし、今後の会社の方向性がより具体的に定まってくる時期だとも思います。
ただ、スタートアップ企業には、「スタートアップならではの魅力」がある反面、経営基盤面で危うさがあるのも事実です。日本の景気は良くなっているとはいえ、企業の倒産件数は毎年8,000件を超えています。私が転職活動を行っていた時にも、経営基盤がしっかりしているかというのは、重要な確認事項の一つでした。私がもっと若く身軽であったなら、スタートアップベンチャーで自分を試すという選択肢もあったかもしれませんが、今は幸せ太りの原因の1つともなっている家族がいる身です。私が安易に転職先を決めて、もし職を失う事になってしまったら、家族も路頭に迷う……という事は共働き家庭なのでないかもしれませんが、私が家族から見放されるという事は十分に起こりうるかもしれません!
そこにいくと、LDIは日本有数のリテール企業であるローソンのIT戦略子会社という、とても恵まれた環境にありますので、会社が燃え尽きてしまわないかハラハラせずに仕事に燃えることができる、スタートアップ企業のいいとこ取りが出来る勤め先と言えるのではないでしょうか。
何のために設立されたのか
自分の子供に「なんの会社で働いているの?」と聞かれた時に、皆さんは何と答えますか?
上記の問いかけ自体が、かなり漠然とした内容なので、色々な切り口の答え方があるのではないかと思います。私がLDIに転職した頃に、ちょうど子供から上記の問いかけを受けまして、その時は何も考えずに「ローソンの子会社だよ」と答えてしまいました。今にして思うと、上記の回答は事実ではありますが、我が子の疑問に対しては、何の回答にもなってなかったと後悔しています。
再び同じ質問をされた際に、ぜひ気の利いた回答をしたいと思い、折に触れて考えているのですが、まだ「コレ!」といった答えにはたどり着いていません。「ローソンのシステム開発を支える会社」という答えが、シンプルで実はとんでもない事をサラッと書いた回答のような気もしますが、もっとLDIにマッチした答えがあるのではないかとも思っています。
なかなかベストアンサーにたどり着かない原因としては、私の優柔不断さや考えの足りなさが有力ではありますが、もしかしたら「何の会社か」の答えとなる選択肢が今まさに広がっているのが、LDIの現状だからなのかもしれません。
ちなみに、元々何のためにLDIが設立されたのかは、設立時のプレスリリースに明記されていますので明確です。
新会社(LDI)では、ローソンの次世代システム構築を支える人財を開発・育成すると同時に新規採用し、進化し続けるデジタルテクノロジーへの組織対応力を高め、ローソンの事業競争力向上を図ります。(2015年12月28日プレスリリースより)
この短い文章の中に、「人財を開発・育成」「新規採用」「組織対応力」など人事的なキーワードがいくつも盛り込まれており、人事担当としてのミッションを突きつけられているようで、いまさらながらに手が震えます……。(武者震いですよ。)
上記を見れば、LDI設立の目的が、ローソンのシステムを担う人財(エンジニア)のための会社を作る事であったのは、疑いようがありません。ローソンのシステムを担う人財(エンジニア)のために設立された会社を、「なんの会社」にしていくのかは、今のメンバーと今後入ってくる方々と一緒に作り上げていきたいと思います。(個人的には、ウチの子にドヤ顔で回答できたら最高です。)
会社の雰囲気
LDIのビジョン
LDIでは設立当初から、下記の3つのキーワードを大切にしています。
- Professionalism 成果(アウトプット)をコミットし、リアルビジネスで実現させる意志と力
- Imagination 世の中の変化や進歩をリードし、まだ見ぬ世界をリアルに描ける力
- Technology 「最先端技術とその理論」を自分のものとし、実践できる力
上記の3つからInnovationを創造していくのが、LDIのビジョンです。
入社後に上記の説明を受けた際に、まず思ったのが「職人気質」なイメージでした。おそらく、①にも②にも「リアル」という単語が使われている点や、①と③に共通して「実」という字が用いられている点から、堅実さを強く感じ取ったせいだと思います。また、上記のようなビジョンを掲げているためなのか、なんとなくLDIの社内の様子も地に足をつけて「実」を大切にする雰囲気が、ベースとして流れている気がします。
例えば、
・服装、髪型は自由としていますが、奇抜な装い(?)で出社する社員はあまりいません。
(今日は仮装の日!とかやってみたいですねw)
・開発エンジニアには裁量労働制を適用していますが、皆日中に働くのが合っているようで、夜型は少数派です。(多少はいますw)
アサインされているプロジェクトの遂行上、制度はあっても自由に使えないという方もいますが、裁量労働制にしても在宅勤務にしても、各自が制度を上手くコントロールして利用している印象です。
会社によっては取得しづらい雰囲気が出る事もある年次有給休暇の取得についても、適宜申請して取得されています。LDIに入社する前は、前職と比較してフリーダムな制度が多く運用されていると聞いていたので、もしかしたら労務面で乱れているかもしれないと覚悟していたのですが、取り越し苦労に終わりました。
求めているもの
人事をやっていると、「LDIが求める人物像は?」という問いかけを受けることが時々あります。
会社としてオフィシャルな回答は、前項で記載したLDIが大切にしている3つのビジョンになるのですが、私が回答する場合にはその3つの1番目「Professionalism」をお伝えしています。
2番目と3番目は入社してからでも遅くないというか、情けない話ですが私自身も「ごめんなさい、頑張ります!」としか言えないです。
少しでもご興味を持って頂いた方は、エンジニアとしての「スキル」と「Professionalism」を持って、是非面談にきていただければと思います。
株式会社ローソンデジタルイノベーションでは一緒に働く仲間を募集しています