こんにちは!株式会社グミ採用担当です。
今回はクリエイティブ部部長の原田にインタビューをしてみました!
具体的な業務内容はもちろん、グミで働いている上でのやりがいやクリエイティブ部の
今後の発展についても聞きましたので、少しでも気になった方は是非ご一読ください!
株式会社グミ
原田浩次(社歴10年:クリエイティブ部部長)
株式会社グミ新卒1期生
5年半在籍し1度は退社、1年半の時を経てグミに再入社
現在はクリエイティブ部部長として活躍中
①入社したきっかけ
②ディレクターとしてのやりがい
③マネージャーとしてのやりがい
④今後入社される方へのメッセージ
①入社したきっかけ
ーーグミを一度退職し、再度入社したきっかけを教えてください。
私が新卒として入社したときは社員はまだ7名程、辞めたときも15,6名くらいでした。
在籍時は確立した会社の仕組みやルールは無く、徐々に出来ていってはいましたが、5年くらいだとまだ出来ていない部分の方が多いような状態でした。
転職先は400人規模の会社で、ルールや仕組み、部とか課など会社という組織が確立されていて、会社って「あっ、こうなってるんだな」と外に出てみて初めて知ったような形ですね。
その後、しばらく時間が経って改めてグミの状況を聞く機会があったのですが、人数は30名程と規模は大きくなっているものの、依然ルールなどはあまり出来ていないようで、グミはまだ変わる余地がある状態だなと思いました。
そのとき私はチームをマネジメントすることもやっていたので、自身の経験やスキルを活かしてグミをもっと組織として良くしていきたいですとか、更には今の自分がどこまでできるか試してみたいという気持ちになり、グミに再入社することにしました。
②ディレクターとしてのやりがい
ーーディレクターの具体的な仕事内容を教えてください。
チームを率いる監督のような仕事ですね。
頂いた案件をお客様とすり合わせをし、具体的にどんな案件内容なのか、いつまでにやるのか、費用感はどれくらいでやるのかなど要件の定義をまず初めに行います。
そこで決まった要件に対してスケジュールの進行管理、品質管理、プロジェクトメンバーの選定、など初めの要件定義から最後の納品までの管理を一貫して行う仕事です。
「そこでのやりがいを教えてください。」
業務をやっていく中でのスタッフィングや、デザインなどの機能などをどのようにしたらいいのか、
今回こうすべきだよなというところに関しては、自分が介在することでお客様の要件に対して
プラスα何かできればいいなと思っています。
お客様は最低限のところを言ってくるか、たまに間違った用件も仰います。
そこを自分が改善することで良いものにディレクションをして、少しでも自分の色を出していけるところはディレクターとしてやりがいを感じます。
人によってデザインに関心が高いものであったり、開発に関心が高い人など、その人の個性によるものではあるんですけど、いずれかの趣向に沿ったものの中で自分の色を出していくことは、負荷はもちろん高いですが、同時に裁量も高いので仕事の充実感がありますね。
ーーディレクターにとって重要なことを教えてください。
バランス感覚みたいなところが結構大きいかなと思います。
バランスを見ないといけないところだと、例えば客先がWebやシステムを分かっているお客様と分からないから頼んでいるお客様など、お客様の中でも幅が広く、それぞれに仕切り方や説明の仕方などを変えないといけないところがあったりします。
分からないお客様に対し、社内のデザイナーやクリエイターが創意工夫をいくらしても、お客様を放っておいてしまうと、お客様の要求と完全には一致しません。
可能な限りお客様とクリエイターとのギャップの部分のすり合わせをし、都度お客様に提案しつつも、時にはある種の割り切りだとか、プロジェクトが進んでいくための判断だとかをしていかないといけなかったりします。そんな場面でどちらに偏ってもいけないのでバランス感覚が重要だと思います。
今は人を中心に話ましたが案件のスケジュールや予算も、もちろんバランスが必要です。
ディレクターとして人・スケジュール・予算などそれぞれの目線を持ち、大きく偏ることなくバランス感覚をもって、最善なものをつくることが大事です。
ーーグミで実現したいことはありますか?
今はまだ、グミが作る制作物のクオリティの基準が無いので、そこは作りたいですね。
今のところお仕事として来るものは拒まず、難しくともなんとかするというスタンスで仕事をお受けするというところが大元にありますが、そこから先の実際に作るものに対しては、お仕事を頂く営業さんともギャップがありますし、それだけではなくクリエイターの中でもクオリティがバラバラなことが少なからずあります。
ですので、個々のクオリティよりもグミという一組織としてこれぐらいのレベルでは出してはいけないという基準みたいなところの意識付けは作っていきたいと思っています。
今の時点では我々は受託制作なので企業の案件を値段と制作感みたいなところで仕事を頂いたりしますが、個々が一個一個案件ごとに頑張っている状態でその単位ではクオリティを高く保っているのですが、それがグミという組織のところでは未だに確立できていないと感じるので、自分が主体的に作っていきたいと思っています。
③マネージャーとしてのやりがい
ーーマネージャーとしてのやりがいを教えてください。
グミだと仕事の幅が広く、それぞれBtoB・BtoC問わずやっており、内容としてもシステムや絵とか派手さのないものから、プロモーションとかキャンペーンサイトみたいな派手さが求められたりするようなものとかもあったりして、クリエイティブ側として色々な幅を求められます。
その中でどうしても個々だと得意不得意が出てきたりするので、一人一人面談の時に振り返りですとか、現在地として認識するとかの話はするようにしていて、その上で得意な部分を伸ばすのか、または苦手なところを自分で補填するのかどうかは、本人の志向に合わせて頑張って頂くような話をしています。
マネージャーとして、私個人だとその部分にクリエイティブを感じています。
「クリエイティブと言うと?」
今どこをどう伸ばすかというお話で実際にその人の翌年のデザインとかアウトプットが変わっていて、クオリティが上がっていると感じることがとても多いんですね。
そのように自分のマネジメントがメンバーの成長の一端として約に立てているなら嬉しいですし、マネージャーとしてのやりがいを感じますね。
ーークリエイティブ部の現時点での課題は何ですか?
個々の問題よりは組織体制のところで、今のディレクターのメンバーは一緒にチームとして動いてはいるのですが、案件単位でフリーランスのように各々で担当しているものを進めていることが多い状態です。
これまで2,3人の規模感だとその仕組みでその時いるメンバーで最大限こなしていくというところで十分でしたが、 今みたいに7,8人になってくると誰のところでリスクやトラブルが実は発生しているのか、というところが見えづらく管理が難しくなってきました。
その部分を他の人と業務の連携をしてちゃんと他の人にも見える、チームとしての安定感を出していくというところが今後の課題だなと感じます。
「目指すべきチーム像を教えてください。」
会社全員だとこれまではWebもアプリもデザインも分かるなど全方位的にできる人がいいなという意識がありましたが、そこに関しては今は個別で面談していく中でも自分はWebが楽しいとかデジタルサイネージが楽しいなど、デジタルコンテンツの枠の中でも個々のトレンドがやはりあったりするので、それが近しい人たちを繋げてあげた方がオールマイティに一人でやるよりも、連携していいものが出来るだろうなと思っています。
ただ、そこのスキルが違うほど一緒にいるところで頼めないですし、タスクがあってもフルには話が通じなかったりして、できないことがあると思います。そこで、今は個性や特性を見極めていける人数になってきたので、7,8人が一緒にいるというよりかは3名ずつぐらいで、近しいタスクを持っているメンバーを結びつけて小分けのユニットのようにしていくことを考えています。
個々だと多少向いてるベクトルは違っていても良いです。ただ、全体を見たときに会社の目指しているオールマイティに対応できるというところが叶えばいいなと思っています。
④今後入社される方へのメッセージ
ーー今後どんな人と一緒に働きたいですか?
やったことがないことに対してもネガティブな意識を持たずに取り組める方ですかね。
会社が映像だったりシステムだったり、デジタルコンテンツのものであれば何でも対応できるのですが、グミとして決めてこれを作ろうというものはありません。
ある意味ニーズに応えていくというところなので、実際に年単位ですとか今であればコロナの状況下で世の中のニーズって目まぐるしく変わってきます。実際にこういう仕事増えたな、こんな仕事が無くなったとかがあったりするんですね。
そういった時に自信が無いだとか、やってられないとかは言っている暇はありません。そこでネガティブで消極的だと、どうしても制作物に反映されてしまうので絶対に良くないです。
実際には自身が持っているスキルで応用が効くことがほとんどですので、そこに物怖じせずチャレンジ出来る人と一緒に働きたいですね。
ーー最後に原田さんにとってディレクターとはどんなお仕事ですか?
ディレクターだけは全員の味方であると思って仕事をしています。
コンテンツ制作の中で携わるエンドクライアントであったり営業さんやクリエイターなど全部の立ち位置の人に対してもディレクターだけ全員の味方です。
個々で言ったら若干利が一致しないところであるので100%味方であるともちろん言えませんが、ディレクター自体が接する相手だとか見ている人に応じてカメレオンのように変わっているものだなというイメージはありますね。見る人によって見え方が違うし、それぞれの立場や目線に合わせて、全員と味方であるからこそバランスを見て最適化出来るんじゃないかなと思います。
原田さんありがとうございました!
ディレクターというお仕事上、ご回答が難しかったものも多々ありましたが
ディレクターとして、マネージャーとしてのやりがいをしっかりお伺い出来ました!
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少しでも気になったら一度お話してみませんか?