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防災スタートアップ「ソネリス」のお客様事例① 製造業の企業様との取り組み

Photo by Patrick Hendry on Unsplash

突然ですが、皆さんの職場では「もしも」の事態に備えていますか?

地震や台風などの自然災害、システム障害、さらにはパンデミック——企業を取り巻くリスクは多岐にわたります。しかし、事前にしっかりと準備しておけば、どんな状況でも冷静に対応できるものです。

今回ご紹介するのは、そんな「もしも」に備えるBCP(事業継続計画)を、より実践的な形で導入したある製造業の企業様の事例です。「計画を作るだけで終わらせない」「実際に機能する仕組みを作る」という視点で取り組みを進めた結果、社内の意識が変わり、企業全体のレジリエンス(回復力)が大きく向上しました。

では、どのようにBCPを導入し、どんな変化が起こったのか。その詳細をお伝えします。

ある製造業の会社様との取り組み

私たちが関わらせていただいたのは、国内に複数の製造拠点を持つ大手のメーカーさん。創業から長く続くこの企業は、安定した事業基盤を持つ一方で、自然災害や突発的なトラブルにどう備えるかが課題となっていました。

以前からBCP(事業継続計画)の必要性は感じていたものの、なかなか着手できずにいたそうです。その理由としては、「作るだけになりがち」「費用対効果が見えにくい」「本業の業務と並行して進めるのが難しい」といった点がありました。

そこで、私たちは単なるマニュアル作成ではなく、BCPを実際に機能させるためのPDCAサイクルを回す方法をご提案しました。つまり、「計画を立てる→訓練をする→課題を見つけて改善する→また訓練する」を繰り返しながら、実効性を高めていくという考え方です。

実際にどんなことをしたのか?

最初に取り組んだのは、主要な製造拠点の1つ。まずはこの拠点で訓練を実施し、その経験をもとに具体的なマニュアルを作成しました。現場の意見を取り入れながら実践的な内容に仕上げ、実際に使えるものとして活用できるように工夫しました。

このマニュアルをベースに、他の製造拠点にも展開。複数の拠点で同様の訓練を実施し、BCPのサイクルが会社全体で回せるようになりました。これにより、各拠点ごとに最適な形で対応策が確立され、災害やトラブル時の初動対応がスムーズになりました。

さらに、全国にある営業所でも、規模に応じた簡易マニュアルを作成。営業所ごとのリスクを整理し、シンプルながらも実践的な対応ができる仕組みを導入しました。営業所の規模や業務内容に応じた対応策を整備することで、企業全体のレジリエンスを向上させることに成功しました。

この取り組みは企業のサステナビリティレポートにも掲載され、社内外からの関心が高まっています。

なぜこの取り組みが続いているのか?

BCPは一度作って終わりではなく、継続的に見直しが必要です。しかし、形だけの計画では運用が形骸化してしまい、いざという時に機能しません。

私たちが提供したのは、「シンプルで、実際に役立つBCP」。企業と一緒に現場の声を取り入れながらカスタマイズし、実際に訓練を繰り返すことで、実践的な計画に仕上げました。このように実効性を重視した取り組みが、多くの企業に受け入れられ、継続的な改善活動へとつながっています。

私たちと一緒に働きませんか?

このように、私たちは企業とともに「本当に役立つ」仕組みを作ることに力を入れています。BCPというと難しく感じるかもしれませんが、私たちが目指すのは「シンプルで、現場に浸透しやすい」仕組みづくりです。

「形だけじゃない、本当に意味のある仕事がしたい」「企業の課題解決に携わりたい」「実践的なプロジェクトに関わりたい」——そんな想いを持っている方は、ぜひ私たちと一緒に働きませんか?

私たちの取り組みに共感してくれた方、お待ちしています!

会社の未来を一緒に創る仲間として、お会いできるのを心待ちにしています!

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