こんにちは、今回もメディアハウスホールディングスのコーポレートコミュニケーション室/採用広報担当がお送りいたします!
前回は「運用特化」のストーリーをお読みいただき、ありがとうございました!
様々な経歴をもつ社員が集まるメディアハウスですが、今回は「Google/リクルート出身の経営陣の魅力」についてお話を伺いました。
質問に答えてくださったのは、 企画室の室長を務める安田光浩さん。総合広告代理店、エレクトロニクス企業での企業ブランディングや広報業務、新卒プロモーション会社などを経て、メディアハウスへ中途入社。現在は企画室で育成をはじめ、インフラ整備やナレッジ構築に携わっています。
会話をお楽しみいただき、ご興味のある方は是非一度、当社に話を聞きにいらしてください。
それでは、どうぞ!
大手の仕組みと人脈を取り入れながら、進化し続ける。
ーGoogleやリクルート出身の経営陣が多数在籍しているメリットはどんなところですか?
仕組みと人脈、この2点においてメリットが大きいと感じています。評価と育成プログラム、ナレッジマネジメントなどの部分において、やはりGoogleやリクルートはとても整っていると思っていて。そういったメソッドを知る方々が経営層にいることは、大きな強みだと感じています。例えば、評価制度についてですが、メディアハウスでは成果と行動の両面から評価する制度を取り入れています。そこに多彩な人材採用や育成の可視化の観点から職能要件を追加することでよりフェアさが研ぎ澄まされ、納得感が高まっていく。このように経営層が持ち寄ったメソッドなどを取り入れながら、メディアハウス流にカスタマイズしていくことで、仕組みを整えていくことができる部分は大きなメリットだと感じます。
ーなるほど。人脈に関しても詳しく教えてください。
文字通り、広い人脈が持てる部分。過去にはGoogle出身のエンジニアの方や、リクルートで研修業務に携わっていた方などとお話をさせていただく機会がありました。Googleの運用のアルゴリズムに関する深い部分の知識や、マネジメント業務で重要な1on1に関するメソッドなどあらゆる面で勉強させていただいています。実際に会って話を聞くことで理解が深まりますし、そこから新しい繋がりが生まれることもあります。そういった機会に恵まれているのは自分自身の成長にも繋がってとてもありがたいですね。
仕事の進め方でアウトプットの質が変わる。能力よりも大事な要素です。
― 安田さんがメディアハウスに入社したきっかけを教えてください。
20代半ばで広告代理店に入ったのですが、その後広報宣伝やプロモーションなどいろんな仕事に携わるなかで、やっぱり広告業界っていいなと感じました。難しさもありますが、無形商材を扱うことが楽しいと思っていましたし、広告業界は360度あらゆるジャンルの業種と関われることが魅力。広告業界に戻りたいと思い探していくなかで、メディアハウスと出会いました。設立40年という長い歴史があり、社内にクリエイティブ組織があるので、顧客にスピード感をもって成果を返せると感じたことも大きかったなと思っています。
― いろんな職種を経験されて感じたことはありますか?
営業や運用、ディレクター、プロデューサー、広報といろんな職種を経験したおかげもあって、全体を俯瞰して見られるようになったことが良かったなと思っています。そうやって❝鳥の目❞でみていると、適切な仕事の進め方が分かってきます。仕事の質を高めるには、個々の能力を高めるよりも実は進め方の改善が効果的なことがあります。仕事の進め方は仕事への考え方やスタンスが現れると思っていてすごく大切なこと。そういった仕事への向き合い方で、仕事のアウトプットの質が変わるので、メンバーにしっかり伝えていきたいなと思いますね。それから、大事にしたいのは、上司も部下も「ビジネスパートナー」であるということ。率直な意見をもらいたいので、心理的安全性のもと、上司と部下としてのお互いの役割はありつつもフラットな関係でいたいと思っています。
入社後のフォロー体制を整え、次世代のマネージャー候補を育てていく。
― 現在の企画室の取り組みについて教えてください。
メディアハウスのVisionにもある「トータルソリューションカンパニー」。特に中小企業やベンチャー企業はリソース不足になりがちなので、メディアハウスが外部パートナーとして、集客から採用、クリエイティブ、テック化などの支援までを一気通貫で伴走していくことが必要だと感じます。こうした中小企業のNo.1伴走パートナーを目指すべく、即戦力となる若手育成に力を入れていきます。
― 力を入れている若手育成について詳しく教えてください。
いわゆる入社3年以内程度のジュニアクラスを、次のリーダー候補やマネージャーに育てていくことが、Webマーケティング事業部としては急務だと感じています。もちろんマネージャーに限らずスペシャリストでもそうなのですが、Web業界では若い人がどんどん台頭する世界。20代のうちにそういった存在に育ってほしいなと感じています。
― 仕事をしていくうえで心がけていることはありますか?
まず、「しんどい状況こそリーダーが率先して動く」こと。大きなプロジェクトなどでは、一番しんどい最後のツメや大きな意思決定に関わるコミュニケーションはリーダーが率先して現場に行くべきだと考えています。次に「変数を見つけ、定数を見守る」こと。例えば、業務改善に関して、大きな変数をまず把握して業務を見渡す❝鳥の目❞を大切にしています。定数は放置するのではなく、業界や職種の常識としてきたパラダイムが変わることで影響がないかを注視しながら見守ることが大切だと考えています。
ただ新しいツールを生み出すだけではなく、メディアハウスの独自性をもったサービスを。
― 今後の展望は?
企画室としては、インフラ整備からナレッジ構築、さらに組織知としてメソッドを確立できるようにあらゆるものを深化させていきたい。Webマーケティング事業部としては、ソリューション力を他社に引けを取らないレベルまで強化していくなかで、人材育成とテック化を加速していきたいと思っています。
― ご自身としての目標はありますか?
私個人としては、メディアハウス独自の中小ベンチャー向けのサービスをつくれるかどうか模索しています。最近、社内で業務のテック化を進めていくなかで、自社でやってみて良かったことを外販していく。そういうサービスがあってもいいんじゃないかなと感じています。競合も多いなかで、ツールやシステムをただ構築するだけでは、埋もれてしまうと思うんです。むしろ、既成ツールシステムとこれまで培ったノウハウを掛け合わせたメソッドのような部分が大事ではないかと。まだまだ1人で考えている段階で構想中ですが、メディアハウス独自の価値を取り入れたものが何かできないか。新しい事業のタネとなれば嬉しいなと思っています。
※内容・職種・役職などは、すべて取材時のものです。
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