なにをやっているのか
「自由に大きくのびのび育てたい」
「自由な活動」「みんなで行う活動」の2本の柱を大切に、
幼児期に大切な沢山の刺激の中で、健やかな成長を育みます。
なぜやるのか
1. 全ての基本は「遊びから」
子供は大人が強制し押し付けに教えても育つものではありません。
お友達と活発に沢山関わりをもち、自由にのびのび遊びを展開させる中で、何事にも意欲的に一生懸命取り組むことの出来る幼児らしい活力を育み、社会性・協調性・主体性・思いやり・・・社会の中で生活していく為の大切な基礎を身につけます。
2. そのための環境作り
充実した園生活を送ることの大切さを考えた時、クラス単位での小さな集団にとどまらず、職員は全園児の名前を把握しきめ細かな保育を心掛け、子供たちも他クラス・異年齢児との交流を積極的に行う中で、家庭的な集団形成を実践し、個々の個性を認め合いながら、沢山の仲間に囲まれます。
3. 質の高い保育の提供
保育者の役割はタイミングを逃さず手助けをする事です。
当園では古くから、リード合奏指導・体操指導・スイミング教室・書き方指導等、幼児期に望まれる多様な経験・早い時期からの様々な刺激の重要性を考え、担任だけでは限界のある保育に、多くの専門講師を招く事で質の高い保育を行い、より自然に・より遊び感覚で楽しく取り組める環境を提供し、子供たち一人一人の可能性作りにも力を入れています。(ネイティブスピーカーによる英会話指導も行っています。)
どうやっているのか
クラス単位での小さな集団で子どもたちを育てるのではなく、職員は全園児と保護者の方々の顔と名前を把握して、全職員で全園児を保育するようにしています。
子どもは担任以外の先生から聞かれれば素直に言えることもありますし、近すぎて担任が気づかないことに別の先生が気づくこともあります。先生方も非常に仲が良いので、「○○ちゃん、最近笑顔が少なくなったけど何かあったかな?」とお互いで声をかけあったり、先生同士で指導内容もよく見えますから、先輩の先生が後輩に「ああいう場合はこうした方がいいよ」などアドバイスすることも多々ありますね。まるで幼稚園まるごとで一つの大きな家族のようだと、いつも感じます。
クラスの垣根を越えて過ごす事で、年少さんから年長さんまで皆仲が良く、子ども達の中で自然と面倒をみあう姿が随所にみられ、助け合ったり、励ましあったり、時にはけんかの仲裁に入ったり、小さい子ども達は年長さんの全てに憧れてまねてみたり、微笑ましい場面に沢山出会います。多くの失敗や成功、そして全力で叱られ全力で褒められ、沢山の経験をしながら成長し、お互いを認め合いながら卒園していきますので、卒園してからの「絆」も大変強くて、中学生になっても高校生になっても大学生になっても、行事の前は必ず「お手伝いありますか?」と連れだって訪問してくれるんですよ。