『一部上場企業の課長』の肩書を捨て10日間でベンチャー企業への転職を決断した【Twitter転職】の経緯と、ベンチャー転職のリアル。 | 株式会社オーサムエージェント
はじめまして!1994年1月生まれ、沖縄出身27歳、浦崎了と申します。美人な妻と、今年2歳になった可愛い娘と暮らしています。 ...
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【社員インタビューNo.6】
株式会社オーサムエージェント
東日本セールスチーム 浦崎 了
2021年10月入社。Twitterにて株式会社オーサムエージェント取締役の大塚と出会い、新卒入社から7年勤めた一部上場企業の退職を決意。現在、東日本セールスチームの起爆剤として活躍中の浦崎さんに、入社後に感じた大手とベンチャーの違い、今の率直な想いをインタビューしました。
※転職の経緯と入社1か月目の彼のリアルな声はこちらからご覧ください。
改めてですが、転職を決意されたきっかけは何ですか?
大塚さんとのTwitterでの出会いが始まりですね。「情報交換をしましょう!」という内容のDMをもらいました。どうやって受注しようか、と意気揚々と打ち合わせに向かいましたがあれよあれよと話は変わり(笑)気づけば、大塚さんの話す<オーサムが目指す理想の組織像>に魅了されていましたね。翌週には竹村社長と大塚さんとの3者面談の機会を貰い、自分が将来叶えたい夢、成し遂げたいこと、ベンチャー企業への転職で家族に不安を与えたくないこと。すべてを正直にお話した上で、正式にオファーを貰い、「ここで本気でやってみたい」という自分の素直な想いを信じて転職を決意しました。
「一部上場企業の課長職を辞めて、入社を決めた男がいる。」と初めて聞いたとき、社内がざわついたのを思い出します(笑)
そうですよね(笑)僕としてもかなりギャンブル的な選択だったなと、今でも思います。ただ、前職にいたときから抱いていた「将来的に独立したい」という夢を実現させるためには、このような環境に身を置くことはチャンスでしかないとも思っていました。
僕個人で考えればそうなのですが…前職の上司や同僚、家族にその決意を伝えるのは正直心苦しいものがありましたね。とにかく仲間に恵まれていて、心から尊敬している人もいた職場でしたし、自分自身が時間をかけて関係性を作ってきたクライアントもたくさんいました。考えてみれば、昨日まで「会社としてこうなっていきたい!」と語っていた僕が急に「転職します」と意思表示をしたら驚くのも当然ですよね(笑)ですが、僕にとってすごく大きく意味のある一歩でした。
※相当心配をかけましたが、いつも支えになってくれる自慢の家族です。
オーサムのメンバーになって4か月。どのような時間でしたか?
入社当初はとにかく毎日が絶望でした(笑)今までに感じたことのないストレスを感じた日々でしたね…。「HR業界での長い営業経験」「実績をあげて就いた課長職というポジション」「それを認められヘッドハンティングでの入社」そこからきていた自信は、入社後すぐにへし折られました。もちろん入社前からある程度想像していたことでしたが、それ以上に感じた自分の無力さに呆れ、打ちひしがれる毎日でしたね。1番最初に感じたのは運送・物流業界未経験の壁です。僕は採用に関する知識も戦略もノウハウも、これまでの経験から潤沢に持っていると思っていましたが、そもそもこの業界は採用活動に対して時間や予算をしっかり割いている企業が多くはなく、ある意味片手間でしか活動できていない企業がほとんど。僕が今までに対面してきたことのない層のお客様ばかりで全くと言っていいほど自分を活かせない、と感じたんです。
自信があったからこその苦しさがあったんですね。その苦しさからどうやって脱却したんですか?
まずは知識を身に着けよう、と。分からないことは分かるまで聞いて、自分の中で咀嚼する。しつこいと思われようが先輩方の時間を奪いにいく。最初はその繰り返しでしたね。特に東日本セールスチームをまとめている梅原さんにはたくさん時間と力を使っていただいたので本当に感謝しています。また、商談には社長や取締役に同席してもらうことも積極的にお願いしていました。1日も早く戦力として活躍するため、そして何より自分らしく働けるフィールドを作るため「人を巻き込んで知識を自分の身にしていく」時間が何よりも大切だと考えました。その結果、12月中旬ごろから「あ、いけるかも」と思うようになりましたね。
そう思ったのは、具体的にどんな心境の変化があったんですか?
商談でお客さんと対等に話せている感覚があったんです。そして、僕の想いであったり、採用手法など僕が得意とするフィールドの話をお客さんと共有できている感覚がありました。単なる目先の目標や成果のための商談ではなく、お客さんの抱えている課題や叶えたい想いなどそういった深い部分まで、ある程度心を開いて話せているなと思ったんです。「できない」と苦しんだ期間を抜けて、ようやくスタート地点に立てたなと思った瞬間でした。
そうだったんですね。前職でも「できない」と感じることはあったかと思いますが 、今回の「できない」とは何が大きく違ったのでしょうか?
プレッシャーの大きさかなと思います。前職は新卒で入社していたので年齢的にも経験値的にもひよっこ。会社もそれを理解していますし、育てるのが当たり前という環境でした。当然のように助けてくれる上司や環境を活かして、できることを少しずつ増やしていったイメージです。しかしオーサムには、「HR業界の経験者=即戦力」として入社。組織も小さいですし、みんな常に目の前のことに一生懸命で忙しそう。そんな状態の中、求められているのに結果を出せない自分、やりたいけど手が届かない自分への恥ずかしさや無力さを感じましたし、自分で自分に掛けるプレッシャーも会社から感じるプレッシャーもかなり大きかったです。
そんな中「できる」にするために、まず何をしましたか?
「最初は数しかない」と割り切って行動するようになりました。理想は、採用にかける予算がそれなりにあって、ちょうど採用に困っている企業にドンピシャなタイミングで出会うこと。その理想を叶えるためには、無駄な動きも含めてあらゆる経験を積んで糧にする必要があると思ったんです。営業なのでもちろん成果は求められますが、「今はそれじゃない!」と腹を括ってとにかく行動量を増やしました。お客さんが求めているのは、自分の会社にマッチする採用手法、会社としての中長期な目線を持ってくれるパートナー。そんな価値をお客様に与えられる自分になるための今であり、数々の失敗であり、苦しみだと思っていました。
やっと自分の土台ができた、と感じたのが入社2か月目だったんですね。
そうですね。もうひとつ苦戦したことを挙げるとすれば、前職とは全く脳の使い方が違うところです。前職は基本的には既存クライアントを回る営業で、すでに関係のあるお客様とより深い関係を築き、長期的な提案をすることがメインでした。しかしオーサムは8~9割が新規営業。もちろんリストも自分で1から作成し、見込みがあるのかどうかも分からない状態のゼロベーススタート。会社として今が踏ん張り時、という時期に入社したのもありますが、正直しんどかったです(笑)
前職では新規営業はやっていなかったんですか?
入社3年目くらいまではありました。ただ、前職はリストがかなり整っていたんです。自分で開拓して追加して追いかけて、という動きはほとんどしなくてよかった。この点も大手とベンチャーの大きな違いかなと思いますね。見込み度の高く質の高いリストからコンスタントに確実な成果を上げられる大手。0からすべて自分で作り、その中から成果を上げる大きな喜びを感じられるベンチャー。どちらがいい・悪いということはないですが、今の僕にとって、後者は明らかな成長の機会でした。
「独立する」という浦崎さんの夢にも近づきますね。その選択に後悔はありませんか?
後悔はありませんよ!いい意味で”バカ”な選択をしたと思っています(笑)だって、そうじゃないですか?大手の課長職という安定的なポジションを捨てて、創業6年目のベンチャー企業に入社する。でもそんな選択ができるのも今しかないですよね。家族がいるとはいえ、僕はまだまだ若い。今後年齢があがっていくにつれて、どんどんチャレンジができなくなっていくと思うんですよ。だったら今はまだまだバカなことをしていたい。自分のやりたいことを追求し続けていきたいなと思います。
浦崎さんからみて、オーサムエージェントはどんな会社ですか?
たくさんの「成長痛」を感じられる会社ですね。オーサムエージェントはまだまだ若く発展途上の会社で、辛いことも大変なこともたくさんあります。でも本気で現状を変えようとしてくれる社長がいて、本気で社員に還元したいと考えてくれる経営層がいて。その想いが尽きない限り、どこまでも成長していけると確信しています。そしてその想いに共感する熱く面白いメンバーが集まっています。僕の経験上、HR業界は「面白く生きたい」人間が集まると思っていて、オーサムエージェントは特にその色が濃いです。「企業に属する人」のことを本気で考える仕事なので、少なからず自分自身の人生と重ね、熱く想いを持って働ける人が集まるんじゃないかなと思いますね。
※取締役大塚と、東京営業所を一緒に作っていくメンバーです!
ありがとうございました。最後に今後の目標を教えて下さい!
今までに感じたことのない厳しさを感じた4か月間。そのすべてが僕の糧になっていますし、自分の夢に向かって日々前進していることをひしひしと感じられた期間でした。今後は、当たり前にやるべきことは当たり前にこなして、+αの成果をあげたいですね。東京営業所の採用や人材育成にも力を入れていきたいですし、社内の制度も整備していきたいと思っています。将来的に独立するために、すべての成長痛と向き合い、オーサムエージェントをいい意味で使い倒す所存です!