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「事業会社出身ミドル層」が入社後1年で感じたことをありのままに・・・~前編~

はじめに

こんにちは。コンサルティングユニットの林と申します。
アポロに入社してもうすぐ約1年が経過しようとしています。
以前、「事業会社経験しかなく、コンサル未経験」でありながら「40代後半で初めてコンサルにジョイン」といったやや変わったバックグラウンドを有する私から記事投稿をさせていただきましたが、今回もそのバックグラウンドを活かして、入社後1年で感じたことをありのままに書いてみたいと思います。

▼以前の投稿記事はこちら

事業会社出身ミドル層の皆様!コンサルタントになることを諦めていませんか?~前編~ | APOLLO Corporate Blog
現在、アポロのコンサルティングユニットでマネージャーをしている、林です。 実は私は新卒入社してからアポロに入社するまで、複数の事業会社でキャリア形成してきており、コンサルティング会社の勤務経験がありません。しかも、アポロ入社時は既に40代後半にさしかかっており、コンサルティング会社においては、コンサル未経験かつミドル入社は極めて稀なケースだと思います。 ...
https://www.wantedly.com/companies/company_3535007/post_articles/462578
事業会社出身ミドル層の皆様!コンサルタントになることを諦めていませんか?~後編~ | APOLLO Corporate Blog
アポロのコンサルティングユニットでマネージャーをしている、林です。 前編では、事業経験しか経験したことない私が、40代後半にしてついに憧れの「コンサルタント」になることができた経緯についてお話しました。後編では「ミドル層」のコンサル挑戦についてお話します。最後までお付き合い頂けましたら幸いです。 前編はこちらからどうぞ! ...
https://www.wantedly.com/companies/company_3535007/post_articles/471970

私のように、「事業会社出身かつコンサル未経験のミドル層」がアポロへの興味・関心をもたれた際に、ジョイン後のイメージ醸成や不安払しょく、醍醐味の理解等にお役立てていただければ幸いです。

入社して1年で感じたこと① 横文字が多い!!

これまで外資系企業の勤務経験もあるのですが、それと比ではないほど、横文字が多いです。聞きなれたビジネス横文字もあるのですが、コンサル特有の横文字や解析に関する横文字が加わり、ググることが日常茶飯事です。 以下に代表例をあげてみます。

・聞いたことあるし、意味もわかる横文字(一般的なビジネス用語やフレームワーク関連用語)
プロジェクト、アサイン、クライアント、MECE、ロジックツリー、、、

・初めてきくので初めはピンと来ない部分もあるが、初めてでも英語のニュアンスで何となく意味も分かるし、少し使えば意味も理解できる横文字(コンサル特有の用語中心)
ナレッジトランスファー、デリバリー、アベイラブル、ビラブル、、、

・聞いたこともなく、勉強を要した横文字(主に解析系の用語)。私は文系出身ということもあり、これまでに聞いたこともなかった横文字だったため、一定の勉強が必要だったものの、学ぶことですごく役に立ったりします。
ランダムフォレスト、ニューラルネットワーク、K平均法(完全横文字ではないのですが)、、、←なんじゃこれは??というものばかり

上記に挙げた横文字への皆様のご理解やご認識はいかがでしたでしょうか?
特に非コンサルご出身者は時に横文字の多さに戸惑うこともあるかと思いますが、都度調べて習得することで業務理解も深まり、コミュニケーションも一層円滑になります。

また、当然ながら、未知のワードを学習することは成長にもつながりますので、もし、知らない横文字があったとしても、理解をする努力さえ行えば、それを伸びしろにして、更にビジネス力向上につなげられることでしょう!

入社して1年で感じたこと② デリバリーって難しい!けど、面白い!

これまでの幾つかのプロジェクトにアサインし、デリバリー(プロジェクトの遂行のこと)する中で、日々、その難しさを痛感した1年でした。(もちろん、今も痛感し続けていますし、悩んでもいるし楽しんでもいます)

業界動向、業界特有の慣習、市場環境やトレンド等々、、、の把握に始まり、業界の中での企業ごとの戦略、ポジショニング、ビジネスモデル等々、、、を理解しながら、クライアント個別の課題を捉え、現状把握から改善を行うまでの提案を行うのですが、ここに沢山の苦楽が存在します。。

事業会社での勤務時は、業界のこと、競合のこと、自社のことを特段意識しなくとも、自然に情報がインプットがされる環境だったように思います。また、日常的に課題に向き合っているので、改めて課題を特定するという必要もあまりありませんでした。
私も転職を重ねる中で、大手製造業、金融、宿泊業、、、といった複数の業界や企業を経験しておりますが、キャッチアップには一定の期間を設けてくれ、全く新しい情報を入手し、その情報をもとに、全く新しい環境の中で全く新しい業務が短期間のうちに開始されるということもあまりありません。

一方、コンサルにおいては、あまり業界や企業知識がなくても、急遽のアサインとなることも多々あり、立ち上がり、キャッチアップの時の負荷は結構大きかったりします。(もちろん、社内でのナレッジトランスファー、サポートはしっかり行ってくれますが、最終的には自分の学習姿勢が問われます)ここは想像はしておりましたが、想像を超えたインプット量ではありました。

また、デリバリーにあたり、初めてクライアントとのミーティングに出る時、自分が作った資料を説明する時、ファシリテーションをする時の緊張感は1年経っても、あまり緩和されません。いつもドキドキ、ハラハラです。これは、事業会社における取締役会・経営会議での運営・進行におけるピリピリ感、または上程する際の緊張感と同等またはそれ以上のように感じます。ここもある程度想像をしていましたが、なかなか痺れる毎日です。

このように書くと、過酷でネガティブな印象を持たれるかもしれませんが、これも全て成長の過程と捉えれば、極めて貴重な経験であり、自分のビジネス力を伸長させるプロセスのようにも思います。
また、極度の緊張の中ででも、プロジェクトがうまく進行した時やクライアントに喜ばれたり感謝されたりした際の喜びにはかえがたいものがあったりします。

ここまでお読みいただきありがとうございます。
後編では「入社して1年で感じたこと③ 実はホワイト!カジュアル!」からお話します。

後編はこちら!

「事業会社出身ミドル層」が入社後1年で感じたことをありのままに・・・~後編~ | APOLLO Corporate Blog
まずは「ホワイト!」から。 コンサルティング会社は夜な夜な遅くまで働いているイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。実は私もそうでした。もちろん、プロジェクトの中で繁忙時期はあるのですが、コンサルタント、データサイエンティストやエンジニア皆が優秀で(随分、手前味噌ですが)、プロジェクトの進行が順調に推移することが多いように感じます。結果、大きな繁忙が長く続くといった感じはありません。
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