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【社員インタビュー】「生きてる実感するよ」が入社の決め手〜職能を磨くSORAMICHIでの働き方

マーケティングDX支援事業を行う株式会社SORAMICHI。前回の社員インタビューに引き続き、社員の方にフォーカスしてソラミチの魅力をお届けしたいと思います!今回はDXコンサルティング事業部 永石優さんにお話を聞きました。

企画、開発、実行。3つのプロジェクトを担当

ーまずは永石さんの所属部署、担当されているお仕事を教えてください。

永石氏:部署名はシステムコンサルティング事業本部の「DXコンサルティング事業部」です。

僕が担当しているプロジェクトは3つありまして、1つめが「WEBサイトのパフォーマンス改善」。2つめが「CXツールの運用支援」あるいは「CR施策の支援」です。3つめが「WEBアクセス解析ツールのコンサルティング」の活用支援を担当しています。

ー作業量の割合としては、それぞれ30%くらいずつでしょうか?

永石氏:そうですね、プロジェクトの配分は時期変動もありますが、今がちょうど30%ずつくらいになっています。

ーそれぞれのプロジェクトが担う役割とはなんでしょうか?

1つめの「WEBサイトのパフォーマンス改善」は"企画・フロント"の部分です。具体的には、クライアントの開発会社様に企画の説明・開発のスケジュールを調整・お客様への説明といった内容です。

2つめの「CXツールの運用支援」は、開発ディレクションです。SORAMICHIは開発組織を持っているのですが、クライアントからヒアリングした要件を設計書に落とし込み、開発チームに動いてもらいます。

3つめの「解析ツールのコンサル」については、企画運用、設計、さらにそれらを実行するところまで、ほとんどすべてをやっていますね。

クライアント・開発会社を巻き込んで課題をクリア

ーとくに大変だったプロジェクトのエピソードはありますか?

永石氏:プロジェクトごとにさまざまな大変さはありますが、僕はWEBサイトのパフォーマンス改善が特に大変でした。

パフォーマンス改善のプロジェクトは、ひと言でいうと"WEBサイトのスピードを速くしよう"というのが目的です。お客様に「これをやったらこれくらい速くなります」とは説明しにくくて、やってみないと分からない部分も多く、"効果見込み"を提示しにくいのです。

実際の施策も技術的な話が多く、お客様に理解してもらいにくいし、興味も持ってもらいにくい。

クライアントの開発会社様も、ほかの案件が立て込んでいたり、パフォーマンス改善の優先順位が上がりきらず、施策を実行しにくいという課題がありました。

ークライアント、開発会社、そしてSORAMICHI、この3つが力を合わせて動かなきゃいけないんですね。その調整役を永石さんがされている。課題解決のコツはなんでしょう?

永石氏:課題をクリアするためには、第一にクライアントを動かすべきです。クライアントからすると、出来るかぎり我々(SORAMICHI)に案件を主導してほしいんですよね。

たとえば案件が進んでいない状態があったとして、「なぜ進んでいないのか」をまずしっかり説明する必要があります。

それから速度改善に関しては効果が見えにくいというのがネックです。効果が見えにくいとクライアントとしても積極的に「ガンガン進めていきましょう!」とは言いにくいじゃないですか。そういうときは無理に効果を強調するのではなく、現状の体制変更を提案します。

例えば、開発会社様の動きが鈍い場合「開発会社様のリソースを確保して頂ければ案件がスムーズになります」というご提案ですね。クライアントからするとお金がかかることなので、個人的な判断で開発会社様と交渉する訳にはいきません。クライアントと開発会社様を巻き込んで体制を構築していきました。

あと、これは個人的な話ですが「進行できていなくてすみません。僕が全面的に悪いです」と白旗をあげがちなんです。

ただ、それはたぶんあんまり正しくなくて…。進行できていないにしても、クライアントにやってもらわないといけないことも絶対あるはずなので。

僕の性格的に一人で抱え込んでしまいがちな部分があるんですけど、クライアントの立場からみると、案件が進行していない状況に対して「その裏側で何が起こっているのか」、「我々は何をしないといけないのか」が分かっていないと逆に不安になりますよね。

そこをクリアにし、クライアントを巻き込み、明確な役割分担を促すことで案件がスムーズになったなという感覚があります。

専門性が高いパートナーがいる、なんでもできる会社。

ー複数の案件を動かし、色々なチームのメンバーと仕事をするなかで、SORAMICHIってどんな雰囲気の会社だと感じますか?

永石氏:僕が所属しているDXコンサルティング事業部ですと、正社員はあまり多くなくて、業務委託のパートナーさんと一緒に仕事をする機会が多いです。領域に特化したパートナーさんとご一緒する機会が多く、僕のほうが勉強させてもらってると感じます。

ーパートナーさんと一緒に働く難しさ、面白さはなんでしょう?

永石氏:パートナーさんは物理的に隣で一緒に働いたり、四六時中連絡が取れるワケではないので、緊急の連絡やフッと思いついたことをざっくばらんに話すのがむずかしい環境にあると感じます。

ただその一方で、プロジェクトの特性に合わせて柔軟に対応してくれる方が多く、そこはとてもスムーズです。パートナーだからといって、案件が進めにくいといったことは全然ありません。

ー他社とは違う、SORAMICHIの強みとは?

永石氏:WEBマーケティングに関わることはなんでもやってるという点は、ひとつの強みかなと思います。

集客支援、SEOの分野から、コンバージョンの獲得支援、あるいは分析、必要であれば開発支援も実行もします。本当になんでも出来るのは、強みだと思います。

クライアントも、金融、アパレル、建築……いろんなお客様がいて、いろんな業界のお話ができるのも強みですね。

これって、この規模の会社ではめずらしいと思っているんですけども、やっぱりいろんなパートナーさんに支えられてるから出来ているのかなと思います。


生きてる感じがするよ…SORAMICHI入社への決め手

ー永石さんは、大学卒業からSORAMICHIに入るまで、どのような経歴を重ねられたのでしょうか?

永石氏:京都大学で薬学部に所属していました。大学院では、有機合成の研究をやってました。ただ、有機合成の研究をやってはいたんですけど……。まぁ結論から言うと、全然興味が持てなくて(笑)

その頃は自分が社会に対してどういう価値を提供したいとか、そのためにどういう役割・ポジションになりたいとか、そこに至るまでのプロセスとか……。そういう考えは全然なくて、結局途中で辞めてしまったんですね。

社会人になるにあたって、自分が身を捧げるならば、世の中にインパクトを与えるようなサービスを展開している会社がいいなと思い、ITベンダーの会社に入社しました。でも、そこでは自分が思い描いていたようなサービスが展開されなかったんです。仕事はそれなりに楽しかったんですけど、出来上がっているサービスをお客様に提供している会社だったので、あんまり思い入れが持てず。

2社目では自分がサービスリリース時から携わり、サービスが成長していくに伴って、自分も成長していけるような環境に身を置きたいと思い、医療系ITの会社に入りました。ある程度サービスも成長して、お客様も増えて、業務も形になってきた段階で、自分がやりたかったことはある程度出来たなっていう思いと、その一方で、どうしても"プロダクトありき"でクライアントに提案していく働き方にもどかしさを感じるようになりました。

ーSORAMICHIへ入社を決めた理由を教えてください

それから冷静に自分のキャリアを見つめ直したときに「自分って何ができるんだろう?」と思うようになって…。

それまではビジョンに共感して会社を選んでいたのですが、実際に働き始めるとビジョンに携わっている時間よりも自分の職務を全うする時間のほうが圧倒的に多い。

それであれば、職能を鍛えられる環境に身をおいて「自分はこれができます」と言えるようになりたい!という思いが沸々と湧いてきました。

どの道を選ぶべきかをいくつか検討しましたが、結果的にSORAMICHIに入社しました。

自分自身が課題に感じていた「職能を鍛える」ために必要な要素、「さまざまなお客様・案件に携われる」「プロダクトに縛られない提案ができる」がSORAMICHIにはあると思えたのが一番の決め手です。

ただ、入社にあたり少し不安に感じたのは人の少なさです。自分で切り拓いていく部分が大きいとしても、サポートしてくれる人・導いてくれる人がいたほうが良いな……と、不安に思っていました。

しかし、代表の川本からの「うちは人は少ないけども、すごい専門性の高い人材が入ってきていて、そういった人たちと仕事ができるよ」という言葉に大きな魅力を感じました。

あとは、僕が最初に面談したのが田中俊行さん、僕の上長でもある方なんですけど、その人とウマが合った。合ったというか、合いそうだった(笑)。

田中さんからのひと言が僕に刺さりました。面談のなかで「うちの会社に入ると、生きてる感じがするよ」って言われたんですね。その時の僕、今思い返すと死んでたんですけど、「生きてる感じができるんだったらすごく良いな…」と思って、うちの会社に入りました。

最後にもうひとつ、SORAMICHIの事業内容を見たときに「なんでホテルがあるの?」って、たぶん疑問に感じられると思うんですけど、逆に僕はそこがすごい面白いなと。いろんな側面があるのが、魅力的に感じました。

業務量はコントロールできる。クライアントの"満足"がゴール

ーこれまで3社を経験されてきたうえで、SORAMICHIの忙しさ、時間的な制約はどう感じますか?

永石氏:忙しさはプロジェクトや時期にもよりますが、自分でコントロールできる面がとても大きいと思います。結局はクライアントあっての仕事で、クライアントに納得してもらう・満足してもらうのがゴールなので、それを達成出来さえすれば、業務量はある程度コントロールできる部分です。

ーコントロールした時間で、いまは何に時間を費やしていますか?

永石氏:最近ハマっているのは、筋トレ、サウナ、麻雀……"友達と遊ぶ"って楽しいなと、改めて感じています。この年になってくると、結婚したり、あるいは同じ地域で働いていても会えなくなったりする人が多いので、”遊ぶ"っていうのも残り少ないなと、しみじみと感じながら遊んでるかもしれないですね(笑)

"分析"を軸に、プロジェクトも自分も領域を広げていく

ープロジェクトとして、個人として、それぞれの将来的な展望を教えてください。

永石氏:まずプロジェクトの部分では、お客様から評価をされて、いろいろな相談事が舞い込んでくる。それが理想形だと思っています。今のプロジェクトは割と限られた領域ですが、もっと上流だったりプロジェクトの領域を広げていけたらいいなと思ってます。

個人としては、僕が詳しい領域がまだまだ多くないので、ひとつの案件・プロジェクトで強みを育てていって、それを軸にいろんな案件に携わり、領域を広げていきたいと思っています。

具体的には"分析"に踏み込んでいけるとすごく強いなと思ってます。今、Googleアナリティクスを使っている案件があります。Googleアナリティクスとは解析ツールなのですが、WEBサイトに訪れた人はどんな人で、最終的にどういう行動を取るのか、コンバージョンに結びついていくのか、などユーザーの行動が分析できます。ユーザーの行動が分析出来るようになると、サイトの課題が見えてくるんですね。

例えば「特定の部分で離脱してる人が多い」ということがわかれば、それに対する打ち手を提案できるようになる。

まず”分析"を軸にさまざまな領域に広げていければと思っています。

「まずは、相手のことを考える」〜想像力に基づくコミュニケーション〜

ー最後に、これからもっと大きくなっていくSORAMICHIで、永石さんはどういった人と一緒に働きたいですか?

永石氏:僕は会社の行動指針が気に入っていて、最初に「Think(まずは、相手のことを考える)」があります。僕の社会人経験的にも「Think」が根幹となる部分かなと思っています。

みんなそれぞれ、その人なりの理というか、是に従っているというのが、社会人経験を通しての大きな学びのひとつです。

自分から見ると「なんで?」と思うような行動や言動があったとしても、まず相手の行動や言動の”根拠を想像してあげる"というのがすごく重要だなと思っています。

そうやって振り返ると、自分の指示があいまいだったり、こういう風に解釈されたかもしれないと思ったり。あるいは相手の業務が立て込んでいて、余裕がなかったのかなと、自分の中で納得できます。想像力に基づいたコミュニケーションが取れるようになると働きやすいなって思います。

働き方の部分では、DXコンサルティング事業部に関して言うと、具体的に「こうしてください」とはならないので、案件を進めていくために「何が足りてなくて何をするべきなのか?」を、自分で考えられる人が働きやすいかなと思います。

最後に…。うちの部署は家庭を持ち、安定してハイパフォーマーな人が多いですね。なので、僕くらいのちょっと未熟者というか、「まだワイワイ一緒に楽しもうよ」という人がいてもバランスが取れるのかなと思います(笑)

いかがでしたか?

複数の案件を抱えながらYouTube動画の出演までこなす永石さん。精力的に仕事に励みプライベートも充実している様子が伺える内容でした。永石さんと「ワイワイ一緒に楽しみたい」という方は、一度お話してみませんか?

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