なにをやっているのか
ラボスケールのリアクターを用いて条件検討を行っています。
細胞培養に必要な設備が整っています。
私たち株式会社オルガノイドファームは、培養肉の大量生産に向けて研究開発している会社です。国内トップクラスのエンジニアリング・日揮の100%出資ベンチャー企業として、プラントの強みを活かした事業に取り組んでいます。
■事業内容■
バイオ系研究をメインに、オルガノイド培養技術を用いた食品、化粧品などの研究開発及び製造・販売を行い、未来の世界的課題に向き合っています。
現在は、培養肉の大量生産に向けた研究開発に注力しています。親会社・日揮のプラントの強みを活かし、2030年には消費者に届けられるよう研究に取り組んでいます。
・強力なバックアップ
親会社は国内大手の総合エンジニアリング会社として、様々な世界的な課題解決に貢献してまいりました。エンジニアリング技術の強みと安定した基盤の下で新規事業に注力することができます。
・世界的課題への挑戦
培養肉という全く新しいモノを社会実装するために、裁量を持って自ら考え挑戦できる環境が整っています。また、特別技術顧問として2名の大学教授が参画。幹細胞研究のエキスパートとして、研究開発のサポート体制を充実させております。
なぜやるのか
ポジティブでパワフルなCEO。
■幸せをあきらめない地球へ■
一般的に培養肉は「食料不足や動物福祉の対策」「食肉の代替品」そんな"マイナスを埋める妥協案"のようなイメージが強いかもしれません。
私たちは、そのイメージを払拭し、食べる人にワクワクを届けたいと思っています。従来の食肉では実現できない、健康的な肉をデザインして医食同源を目指した開発を行っています。
最新技術を活用して新しい食べ物を作り出すことに、おもしろさや前向きな気持ちを感じてほしいです。本来、食べることそのものは幸せになれる行為のはず。環境への影響に罪悪感を持つことなく、たくさんの人が美味しいものを楽しんで食べられるため、安くて美味しいものを提供することが私たちの使命です。
■創業の経緯■
日揮グループは、各種プラントの設計、機材の調達から建設、メンテナンスまで一気通貫で行える総合エンジニアリング事業を行っています。プラントと聞くと発電所や石油の精製設備をイメージする方も多いかもしれませんが、病院開発や医薬品の製造工場などのヘルスケア・ライフサイエンスの分野も得意です。こうした分野で長年新規事業の開拓余地を模索していたところ、培養肉という市場を見つけ、新規事業として立ち上げることとなりました。
どうやっているのか
定期的に会社イベントを行って交流を深めています。
普段の何気ない会話を大切にしております。
■共有するマインドセット■
未だ世の中にないモノを生み出すには、特定の分野に長けている人だけでは成し遂げることはできません。多様なバックグラウンドを持つ者同士が尊重し合うことで、イノベーションは生まれます。故に、チームでは何気ないコミュニケーションの一つひとつを大切にし、研究に集中しつつも他者との関わりを活発に行っています。
■メンバー&働き方■
総勢6名のメンバーで、うち研究者は4名。経歴は化粧品R&D、農薬R&D、アカデミア出身、親会社のエンジニアなど様々です。まだ少人数のため、一人ひとりのやるべきことは大きく、ある意味独立して取り組んでいる部分が大きいです。それぞれのモチベーションも高く、未だ未知数で何が起こるかわからない分野に、ワクワクしながら取り組んでいます。
それぞれが自分のテーマを持って、頭を使い、手を動かして自走しています。そのため、これからジョインされる方も実験計画の策定から議論まで、自発的に行動し、参加して貰いたいです。基本的にはラボに出社しての業務になりますが、資料作成など作業内容によってはテレワークの併用も可能です。