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【インディージャパンの中の人 #2】未来に繋がる事業を目指して_代表取締役 津田 真吾

インディージャパン採用担当の岡本です。
インディージャパンの中の人を紹介する2回目。

今回は、インディージャパン共同創業者の、代表取締役テクニカルディレクター 津田さんです。
創業時のお話はもちろん、津田さんはどんなことを大切にしながら仕事をしているのかなどについてインタビューします!

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津田さんの経歴を教えてください

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早大理工学部卒で、新卒で日本IBMに入社をしました。日本IBMでは、社内ベンチャーであるハードディスクの研究開発に携わり、パソコン黎明期をエンジニアとして過ごしました。シリコンバレーでの赴任も経験したり、東南アジアでの生産拠点の立ち上げなど幅広い開発で非常にやりがいがありました。技術的な進歩も激しくて、数多くの特許も取得しました。
働いていた部門が買収されたり、その後の統合を経験したのち、iTiDコンサルティングに参画しました。iTiDでは、技術コーチングを体得し、社内で事業開発部門立ち上げなどをおこなっていました。
iTiDで出会ったメンバーと2011年INDEE Japanを立ち上げました。

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若い時から、とても活躍されていたんですね。津田さんのイメージ通りです。(笑)
そんな中でどうして起業しようと思われたんでしょうか?
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3.11 のあと、何か未来につながること、後世に残ることをしなきゃ後悔すると思ったのがきっかけですかね。
色んな事業を考えました。アイディアとして、ソーラーパネルビジネスや、エコで革新的な家電を開発する会社なんかもありましたね。実際に試作品もつくったりしたけど、どう考えてもビジネスが成立しそうにありませんでした。色々試した中で一番しっくりきたのがエコで革新的なビジネスを開発するというビジネスでした。

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やはり創業当時は大変なことも多かったですか?

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大変なことは忘れてしまう性格なので特にないですね。(笑)
考えようによってはすべて大変だけど、すべて楽しいという面もあるのが起業だと思います。起業して一番良かったなと思うのは、ライフワークに出会えた、社会への貢献を本当に感じることができるということに尽きるかもしれません。本当に恵まれていると思います。

あえてあげるとすると、事業が新規事業に対してのコンサルティングなので、急にプロジェクト中に予算がなくなることもあって、創業直後にプロジェクトが急遽なくなったときは、キャッシュの心配もしましたし、困ったなと感じた思い出です。

あと、そのころにヨーロッパへの視察出張があったんですが、10月なのに寒波が来て、車がスタックしたり、終電が無くなって氷点下を薄着の中、タクシーを探したのは違う意味で大変でした。(笑)

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氷点下でタクシーを探すのは壮絶な経験ですね。(笑)
起業に関してとても素敵な考え方だなと思ったのですが、津田さんが仕事で大切にしていることはありますか?

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私たちの仕事は、数年先に本当の成果が出る仕事が多いです。なので、その瞬間のクライアントやスタートアップ創業者のためを思うだけでは不十分で、未来の会社のために価値を出せるかどうかが大切だと思っています。短期の成果と長期の成果が矛盾するときは悩みますが、そういう時こそINDEEに声を掛けてよかったと思って欲しいので、色んなホルモンが出ます。
会社としてもそのような考えを重視していて、INDEEはコンサルティング会社という側面が大きいですが、より主体的に事業開発を行います。クライアントの依頼よりも先回りをどんどんしてしまうことを大切にしています。スタートアップの支援は一つの例ですが、事業をつくる事業だと捉えています。
新規事業ってやりながら正解を作る作業なので、分析めいた仕事は少ないですが、感性と論理と行動力の3つが必要なのがやりがいあります。

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確かに、INDEEはただコンサルティングをしているというより、支援する会社のメンバーの1人のように考えて動いている姿にはびっくりしました。
今後やっていきたいことはありますか?

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INDEEを創業して10年、事業の内容も塗り替えながら幅も広げています。働き方も、プロジェクトに張り付くようなものから、オンラインで海外にもサポートするようなものまで様々です。そういった中で、シンガポールの拠点を拡大したり、ベンチャーキャピタルも本格的におこなって、これからも常に成長し続けていきたいです。

※写真:「ザ・ファーストマイル」出版記念講演(著者のスコット・アンソニー氏と)
また、いままでもおこなってきたように講演や執筆などを通して、イノベーションを起こすための活動を続けていきます。
※執筆実績:クリステンセン教授の著作『ジョブ理論』の日本語版解説、『「ジョブ理論」完全理解読本』の執筆、ベストセラー『巻き込む力』の翻訳など

個人的には、コロナの影響で海外旅行が封印されていて、行きたいところリストが積みあがっているので、早く行きたいところに行ける状況になればいいなと思っています。(笑)

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本日はありがとうございました!

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いつもクールでストイックな印象の津田さん。
イメージ通りのところもありながら、端々に笑い有りのインタビュー時間でした。

社会への貢献を感じながら、クライアント企業に真剣に向き合い一歩先の行動をする。
インディージャパンは、そんな体験ができる会社です。

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