・アプリ開発の発想はなんでもいい
前回、自社でのアプリ開発について書かせていただきました。
今回はアプリ開発を進めるアプローチの仕方を記事にしたいと思います。
社会的な意義を求めて、アプリの開発を検討しましたが、
アプリを作りたいと思う気持ちは何でもいいはずです。
・発想は趣味から
そこで開発メンバーの一人は、趣味としているギターで不便な部分、
楽譜の音名変換と移調修正アプリの開発を進めています。
着眼点は自分の趣味を通して不便だと思うこと、
こういったアプリあるけど、思ってたのと違うな、有料なのか、などありますね。
自分のスキルで、ここまでできそうだな、こんな機能で作ってみよう。
始まりは何でもいいんです。
メンバーに考えた経緯の詳細をうかがってみました。
楽譜を読むのが苦手なので、楽譜をスキャンしてドレミに変換するアプリを考えました。
また、手作業で移調するのが大変なので、アプリにやらせたいと開発しました。
・開発環境もなんでもいい
スマホ全盛ですが、アンドロイドアプリで開発しないといけないのではないか、という固定観念も不要です。
このアプリも初めはAndroid向けにJavaでの開発を考えていましたが、
C#での開発を進めています。
アプリが形になって表に出したら、その先を考えてみればいいんじゃないでしょうか。
・発想を形にするまでに
こちらも開発が進んでいます、開発を進めているメンバーに以下一言もらいました。
楽譜をスキャンする精度に苦労しました。
楽譜には小さい記号がたくさんあるので、読み取り基準をゆるくすると、違う記号を誤検出してしまいます。かといって基準を厳しくすると、別の楽譜で認識しなくなるケースが多くありました。その加減が難しかったです。
★画像データの譜面を読み込む★
★読み込んだ譜面データをデータ化して音階にします。★
・発想から新しい発想へ
楽譜の音名変換は一区切りつきましたが、
さらにアプリに追加の発想が+αされていきます。
ギターといえば弦を押さえる。
音名から弦の位置を教えてくれる機能をつけていくようになります。
1つの発想からさらに発想が増えてアプリがパワーアップしていきました。
何かを作りたいと思った発想が新しいアプリの開発の後押しをしてくれます。