「社内の育成・研修制度ってどんなことをされていますか?」
学生さんとお話しているとよくいただく質問の一つに、「育成制度」に関するものがあります。
みなさん、こんな話を耳にしたことはありませんか?
「内定貰ったけど、内定式まで一切連絡がなかった」
「内定式もオンラインで、同期とも入社式で初めて喋るから不安…」
「入社までに何をするのか、自分に何を求められているのか、いまいちイメージがついてない」
一生懸命就職活動をして、内定をもらったけれど、その先にどんな時間を過ごすのか?
どんな頻度で会社に行くのか?何かを学び、身に付ける研修があるのか?そもそも会社との連絡手段なに?
入社までの内定者期間の過ごし方。
ここのイメージが明確という方は、どのくらいいるのでしょうか。
内定者期間って実はとっても重要です。なぜならば、ここでの時間の使い方が、入社後のスタートダッシュを大きく変えるから。
「1年目でもバリバリ活躍したい!!」というあなたはぜひ、ここも企業選びの視点の一つにしてみてください。
もちろん田島興産では内定者期間から育成研修を実施しています。今日はその研修制度と、そこに込められた意図・目的を「育成のポイント」を交えてお伝えいたします!!
田島興産の育成制度
社内には多くの育成の仕組みがありますが、新卒で入社した場合は
内定者期間に「内定者研修」、入社後に「新入社員研修」を実施しています。
内定者研修の目的
内定者期間に今後必要な知識・経験を積むことで、入社後即戦力として活躍するため
研修を通じた社内での人間関係構築、入社に関する不安感や自信の無さを軽減するため
つまり、入社式前日に
「明日から何するの?自分に何ができるのかな?社員さんと仲良くできる?不安だ~~~」
ではなく
「よし!内定者期間にこれだけやった!社員さんたちとも仲良くなった!明日から頑張るぞ!!」
というピカピカの新入社員になっている、そのために研修で伴走するということです。
座学を中心に会社やサービス、社会人として必要なビジネススキルを学ぶ期間と
実践を通じ、より実務的な経験とスキルを磨く内定者インターンという期間に分けられます。
ここで重要になってくるのが「育成の7つのポイント」です。
ただ研修をしたからといって、人は育ちません。
田島興産が考える新人育成とは、知識を与えるだけではなく、
会社、その会社が提案するサービス、自分が就く職業、そして自分自身への自信を高めること
その土台のうえに、自分の役割を認識し、目標達成に向け挑戦し努力する「求める姿勢」が磨かれるのです。
新入社員育成カリキュラムに散りばめられたポイントを簡単にまとめてみました。
①知識武装する
「知っている」状態と「知らない」状態では、心のゆとり、心理的安全性は全く異なります。
ゲームで例えてみましょう。
あなたはモンスターの出る草原に向かっています。
どちらが安心して進むことができますか?
A:防御力がある装備 B:なんの変哲もない、冒険を始めたときに着ていた服
Aはモンスターの攻撃を防いでくれますが、Bはなんとも心許ないですよね。
知識も同じです。知っていれば、どんな質問がきても自信をもって答えることができるけれど、
知らなければその商品の良さや違いを伝えることができない。
自分の中で「知っている」という確信があるかないかで、お客様に価値ある情報を伝えられるかどうかが大きく変わってくるのです。
だからこそ研修の中では、基礎力として知識を身に付けることをとても重要としています。
努力して身に付けた知識は、あなたを裏切らずに守ってくれます。
②基礎力・凡事徹底
イチロー選手は以前、こんなことを話してたそうです。
「小さなことの積み重ねが、とんでもない所へ行くただ一つの道だ」
当たり前のことを当たり前に、一生懸命にできる人って素敵ですよね。
例えば挨拶。どんな時でも、誰に対しても態度を変えず、気持ちの良い挨拶をできる人ってちょっと信頼できませんか?
私たちはつい大きなことを成し遂げなければと考えがちですが、
誰もができる当たり前のことを、非凡なほどやり遂げることで基礎力が磨かれ、その姿勢が仲間やお客様からの信頼を得ることに繋がるのです。
何事においても基礎は重要です。新人の今だからこそ、ここを徹底的に磨いていきます。
③現場指導
座学も大切ですが、現場はお客様の声をきくことができる宝の山です。
”百聞は一見に如かず”という言葉があるように、
先輩社員に同行し、見て学ぶことで得られる気付きは大きなものです。
先輩はただ見せるのではなく、「なぜこの業務をしているのか」という目的や基準を伝えます。
見る・わかる段階を経ると「実際にやってみる」という段階へ移行します。
最初はうまくいかないかもしれませんが、繰り返し取り組み、改善を重ねることで
できるようになります。これが成功体験となり、仕事の面白さへと繋がります。
まだまだお伝えしていきたいところですが、
だいぶ長文になってしまったので…笑
次回残りの4つをご紹介いたします!!ぜひ次回もご覧くださいね!
【育成の7つのポイント】
④圧倒的な量を経験する
⑤常に目的に対してケアをする
⑥具体的な指導をする
⑦成功のサイクルを回し、小さな達成体験を積み重ねる