なにをやっているのか
私たち株式会社MIWA Akerun Technologies(ミワアケルンテクノロジーズ)は、住宅向けスマートロック及びシステムの企画・開発・販売を手掛ける企業です。
親会社である美和ロック株式会社の高い品質基準や耐久性をクリアしたハードウェアと、株式会社Photosynth(フォトシンス)がオフィス領域で培ってきた堅牢で柔軟性の高いクラウドシステムを組み合わせ、鍵本来の安全・安心という機能に加えて、世の中の様々なサービスと柔軟に連携することで、住宅の価値向上と入居者の安心・快適性向上に貢献していきます。
■これまでの主な実績■
住宅向けスマートロックを活用した最初の製品となるスマートライフシステム「Akerun.M(アケルン・エム)」を2021年9月にリリースしました。Akerun.Mでは、以下の機能を提供することが可能になります。
・物理キーを使わない、スマートフォンによる施錠・開錠
・日時限定のデジタルキーによる、外部のサービス提供者の入退室
・アプリユーザー同士でのデジタルキーの共有(合鍵機能)
2022年3月には、大手宅配便会社の「マルチ デジタルキー プラットフォーム」と連携し、オートロック付き集合住宅向けに置き配を推進するサービスを提供開始。デジタルキーを活用した、安全・安心で、再配達によるロスを効率化する置き配サービスを実現しました。
また、2022年7月には、マンションやアパートなどの賃貸物件の内見〜入居〜退去までの管理業務をスマートロックを活用して効率化する「Akerun.Mキーレス賃貸システム」を発表。賃貸物件の管理における、物理鍵の受け渡しに伴う移動や鍵の管理業務が不要となるほか、退去時の鍵の回収/交換の手間やコストも削減することで、賃貸不動産管理のDXに貢献してまいります。
なぜやるのか
MIWA Akerun technologiesは、「世の中から物理カギをなくしたキーレス社会」の実現に取り組んでいます。
安心安全のために生まれた鍵は、社会の広がりとともにその数は大きく増えてきました。
私たちは、行き来する場所やコミュニティの数だけ、常に大量の鍵やカードを持ち歩き、施錠と開錠を繰り返しています。
一方、ライフスタイルの変化とともに、鍵に求めるニーズも変化しています。
家事代行スタッフに不在時に掃除を済ませて欲しい、宅配事業者に一時的にエントランスを突破して置き配してもらいたい、スマートフォンに子供が帰宅した通知をして欲しい、さらに集合住宅には人手不足や管理コスト削減といった課題への期待も生まれています。
“時代を経ても変わらない安心を、変わるライフスタイルに快適さを”
スマートロックの機能提供にとどまらず、時代と共に変化する生活を支える様々なサービス事業者と共創し、時代を経ても変わらない安心と、変わるライフスタイルに快適さを提供するサービスを提供していきます。
どうやっているのか
■当社の強み■
・IoT開発力
建築用錠前の国内大手、高い品質基準・耐久性を持つ電子錠メーカーの美和ロックと、クラウド型入退室管理システムで圧倒的なシェアを持つフォトシンスが、それぞれの強みを組み合わせて、住宅の価値向上と入居者の安心・快適性向上に貢献していきます。
・建築/施工提案力
美和ロックの全国700の店舗と、これまで培ってきた、ドアメーカー/サッシメーカーとのリレーションにより、顧客の建築・施工に寄り添った提案をいたします。
・プロダクトの拡張性
スマートロックシステム「Akerun.M」は、不動産・建設はもちろん、物流やセキュリティ、家事代行、民泊など様々な業界とのアライアンスが想定されています。プロダクトの拡張性が当社の魅力の一つであり、多くのステークホルダーとの協業を通じて、これまでにないサービス・プロダクトを生み出していきます。
■働く環境■
現在は4名のメンバーで運営をしており、大人なメンバーが多く、落ち着いた雰囲気の職場ですが、皆仕事に対して高い熱量を持っています。
また、勤務形態としては、ご本人の希望にあわせて、リモートと出社を織り交ぜた働き方が可能です。