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ロボティクスへの応用も可能?「GPT-3」の衝撃

昨年、人工知能を研究するOpenAIが言語生成モデルである「GPT-2」を公開した際、あまりに自然な文章を自動生成することから大きな話題となりました。ところが、先日公開された後継の「GPT-3」はさらに大きな衝撃を世界中に与えています。

日本でもここ数日SNSなどで話題になっていますが、話題の中心は自然言語からコードを生成することです。以下のTwitter投稿ではGoogleのページについて自然言語で説明し、実際にhtml/cssを生成する様子を見ることができます。


他にもTwitterやブログなどに多くのユースケースが報告されており、簡単な指示だけでほぼアプリとして使えるレベルのプログラミングをこなす例もあるようです。

また、逆にコードからその役割を自然言語で説明するという試みも。もしこれが実現するとマニュアル作成などが大幅に楽になりそうです。


もちろん、偏見や差別までも学習してしまったり、ユーザービリティに課題があるなど、まだまだ改善するべきポイントは多々あるものの、人間とほぼ同等の知能を持つと想定される「汎用AI」の実現に向け、大きな一歩になるのではと大きな期待が寄せられています。

実際に自然言語から求められていることを自動でプログラムできるようになると、人間がロボットに話しかけ、ロボットが意志を持つかのように自律して動く、ということが実現しそうです。

その前に、まずはこのような企業系ブログが「GPT-3」にとって代わられる方が先かもしれません。引き続き「GPT-3」の動向には注目しておきたいと思います。

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