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松井CEOが国際サイボーグ倫理委員会(GCEC) キックオフイベントに登壇

去る4月11日、 国際サイボーグ倫理委員会(GCEC) キックオフイベントに弊社の松井CEOが登壇しました。当初はリアルでの開催予定でしたが、新型コロナウィルス感染防止に配慮してオンラインイベントとなりました。ご視聴いただいたみなさま、ありがとうございました。

イベントは株式会社Shiftall代表取締役CEO岩佐琢磨氏をモデレーターに、弊社松井の他、株式会社メルティンMMI代表取締役粕谷昌宏氏、株式会社オリィ研究所 代表取締役所長吉藤オリィ氏によるパネルディスカッションの形で進められました。


(モデレーターの岩佐氏)

この3社はいずれもアバターロボットの開発を進めている会社ですが、岩佐氏からの「身体補完」と「従来機能の拡充」この二つの方向性のうち、目指すところはどこか、という質問にそれぞれの特徴が表れていました。


(松井による”ugo”の紹介)

これまで人間が稼働することが難しかった環境下でも人間の手と同じかそれ以上のことをできるようにするMELTINは「従来機能の拡充」型、外出できないという障害を障害にしない社会の実現を目指すオリィは身体補完型、移動の負荷を軽減したり、様々な人の作業を代替したりして新しい働き方やライフスタイルの実現を目指す“ugo”は「身体補完」と「従来機能の拡充」の折衷型と言えそうです。

もちろん、単純に分類できない部分もありますが、それぞれの特徴が明確になり、参加者のみなさんにもアバターロボットの無限の可能性を改めて感じていただけたのではないでしょうか。

また、技術面については、近年IoTが注目されセンサーなどの部品がコストダウンしたことや通信環境がよくなっていることがアバターロボット活躍の場を広げる後押しになっているということを松井からご紹介させていただきました。

さらに粕谷氏からは法整備に関する質問に答える形で、開発者側から率先してリスクを洗い出してヘッジしていくことが必要で、それが団体を立ち上げた動機の一つであるというお話がありました。

登壇した3社はライバルでもありますが、担う領域や問題へのアプローチが異なるので、今後も互いに切磋琢磨し、ゆくゆくは効果的な形で統合して何かをしていきたいということで、パネルディスカッションは締めとなりました。


(オンライン集合写真)

新型コロナウィルスの世界的な流行でなにかと暗いニュースが続きますが、テクノロジーは常に人間社会の障害を取り除き、さらにワクワクする世界を実現してきました。こんな時だからこそ、今回のイベントを通して多くの方に明るい希望を感じていただけたのではと思います。

最後に、冒頭で”ugo”の紹介をした際にトイレ掃除をする動画を見た岩佐氏から「どうして帽子をかぶっているの?」と質問があり、思いがけずコスプレが似合うという”ugo”の特徴をみなさんにアピールすることができました。岩佐さん、Good question!ありがとうございました(笑)。

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