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創業者が語る男性ヘルスケアという領域の面白さは?将来性はある?

自己紹介をお願いします

株式会社アルファメイルの創業者件代表の渡邉と申します。2019年に米国生活時代の友人である江原と共に、男性ヘルスケア領域を中核とするアルファメイル社を立ち上げました。現在はサービスや製品の企画や設計、ブランディング周りなど「ゼロから創り出す」といった部分を主に担当しています。若い頃からデザインには興味があり、いまでもこだわりは強いので、実は製品パッケージのデザインやパンフレットなんかも未だに私とデザイナーの2人で作っています(笑)。

あとは当然ですが、男性ヘルスケアという未開の領域をどのように切り開いていくか?どのようなビジネスモデルで顧客の課題を解決していか?といった部分は常日頃から考えています。

男性ヘルスケアという領域を選んだ理由は?


一つ目の理由ですが、正直男性ヘルスケアという部分は周りに言わないだけで、男性であれば本当は誰でも興味があり、一度は悩んだ事があるはずだと勝手に思っています(笑)。

個人的な話をすると、22歳の時にアメリカから全く文化の違う日本に戻ってきて、社会人一年目の時に発生した悩みがきっかけになっていると思います。仕事のストレスなのか、会社の飲み会続きの日常のせいなのか、ただ単に疲れが溜まっていたのかはわかりませんが、突然そういう気分にならなくなったり、途中で萎えてしまうという事が発生するようになりました。。。

あれは男としてはつらい体験でしたが、強制的に男性ヘルスケアに興味を持てるようになったきっかけだったと思っています(笑)。

2つ目は誰も男性ヘルスケア領域に取り組んでいない事に気づいたからです。もちろん病気と捉えて薬を処方するクリニックや医療機関等は以前から存在していますが、根本解決に向けて体質を改善していく事をテーマとした企業はほとんど存在していないのが実情です。実際に私が悩みを抱えていた時はネットで解決策を探しても、個人ブロガーによる信頼出来ない記事や下品な内容の広告がほとんどでしたし、クリニックに相談に行ったら真剣に悩みを聞いてはもらえず、どの薬が欲しいか?を聞かれただけでした。

現代はどんな情報でもスマホ一台あれば手に入るし、おおよそ想像がつくサービスはほとんど存在していますよね。そんな中で、男性ヘルスケアになった瞬間、優れた情報源もサービスも存在していない事に改めて驚きを感じた瞬間でした。

本来「性」とは食事や睡眠と並ぶ三大欲求の一つでもあり、人間にとっては非常に重要な存在です。そんな重要な存在を多くの法人が避けて通っているのであれば、自分でやろう!と思いました。

社会的意義のある領域ですがビジネス的に将来性はある?

正直領域としては将来性しかないと思っています(笑)。まず男性ヘルスケア領域ですが、ターゲットの規模という観点では、例えば下半身の悩みを抱えている人口は約1800万人といわれており、日本人の3人に一人、50代以降に限定すると2人に一人以上がEDで悩んでいるという実情があります。

また下半身の悩みというのは風邪やインフルエンザと全く違う性質を持っています。風邪のような一時的な症状ではなく、日々の生活習慣や年齢によって出来上がった体質が影響しているため、薬で完治させることは不可能なんです。そのため実のところ医療行為というよりも日々の健康管理であるヘルスケアが重要であり、目的の異なる医療機関とバッティングする事もありません。

市場規模が大きいのであれば、大企業にミート戦略的な考え方で潰されてしまうのではないか?という質問をよくもらう事もあります。ただし、そもそも大企業は性という領域に企業イメージ的に参入しづらい環境にあります。実際に男性ヘルスケアという事業を主軸としている会社で日本で上場している会社は存在していない事実に目を向ければ、いかに印象的参入障壁が大きい業界かが分かるかと思います。

このように男性ヘルスケアは非常に巨大なニーズがあるにもかかわらず、日本国内では大手が参入できていない最後の領域といっても過言ではないと思っています。実際に米国ではここ数年間で男性ヘルケアに特化した会社が上場し始めており、2017年に創業した男性ヘルスケアスタートアップ企業ですでに5000億円を超える時価総額に到達しているケースも発生しています。

日本でもこのような流れがこれから発生する可能性は非常に高く、ビジネス的な観点から見ても最も熱い業界の一つである事は間違いありません。

今後アルファメイルの事業をどのように伸ばしていく?

もちろん業界のリーディングカンパニーになるという事は当然なのですが、それと平行してサービスの幅(数)を広げていく事が重要であると考えています。売り上げを上げるということ以上に、悩んでいる人の課題解決において役に立てる存在になっていきたいという事です。

弊社はもともとサプリメントの開発と販売を最初の事業としてスタートしました。日本にはほとんど存在しない成分を海外から見つけ、取り寄せ最高峰の製品を作り上げた自負はありました。ただし、やはりサプリメントだけでは救えない悩みは多数あるんです。

サプリメントはあくまで体が本来持つ機能をサポートし、押し上げる補助的な存在。例えば運動不足や過度なお酒やタバコの利用、睡眠不足、副作用のある薬の常用・・・こういった日々の習慣は男性機能にも当然大きな影響を与えます。たとえサプリメントを利用しても、生活習慣という根幹の部分が崩れている場合は、サプリメントではどうにもなりません。

こういった状況に直面し、弊社は現在ではヘルスケアリテラシー向上を目的としたWEBデータベース、専門家に直接悩み相談が出来るLINE相談サービス、活力の源であるテストステロン値を計測できるホルモン検査キット、無料で自分の健康状態を把握出来るセルフ診断など創業から5年間でサプリ以外でも数多くのサービスをローンチしてきました。

解決策であるサービスを増やす事はより多くの男性の悩みを解決出来るという事に繋がります。売り上げや会社の規模以上に本質に目を向け、日本の男性を救える存在になりたいという一心で今まで活動をしてきました。その結果、売り上げや利益も想定以上に成長しております。これからも会社の規模ではなく、日本人男性の悩みをいかに沢山消し去っていけるか否か?という良い意味で無計画な成長戦略で伸ばしていきたいと思っています。

創業者としてどんな人と仕事がしたい?

非常に難しい質問ですが、あえて言語化するなら「考えるのが好きな人」、「好奇心が強すぎる人」と働きたいです。

先ほども少し触れましたが男性ヘルスケア業界は日本では未開拓の領域です。前例はほぼなく、ルール化もされていません。つまり我々が先駆者であり、前例やルールを創る側なのです。

極端な話をすると、ベースとして仕事自体が存在していないんです(笑)。なので、仕事を任されるのを待ち、作業的にタスクを進める方だと、かなり職場環境にはストレスを感じるかもしれません。日々移り変わる環境の中で、今このタイミングで何をするのが最適解なのか?を自分自身で考え、確認し、判断出来る自立したマインドを持っている方が欲しいでね。

また、好奇心を持つという事も非常に重要な要素だと思います。

よくマーケティングに興味がある、企画をやってみたいなど業務単位で分ける方がいますが、弊社は「一気通貫のインハウス化」をテーマとしています。これはマーケティングだろうが製品の企画開発だろうが、カスタマーサポートだろうが、すべての業務をヘルケア知識を有した専門家が実施するという事です。縦割りが進んだ大手にはおよそ実現不可能な企業構造ですが、これを実現することで1ミリの狂いもない製品やサービスが出来上がり、お客様の体験は最高のものとなります。

かなりクレイジーな構造ではありますが、我々はこの業界の先駆者であり、後世に向けて良い資産を残していく責任があります。知識は時間をかければ誰でも見つける事が可能なアセットです。ただし、大人になってからはどうしても学ぶ事に対して不精になってしまいがちです。だからこそ好奇心を持てる才能が非常に強味になるんです。

知識やスキルは後からでも付けられます!考えるのが好きな方、好奇心が強い方は是非一度面談を受けてみてください!我々もそんなあなたと話してみたいです(笑)。

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