こんにちは!ケニックシステムのWantedly運用チームです!
前回のインタビューでは、太田社長の幼少期からの好奇心についてのお話しをお伺いすることができました。今回もモノにまつわるお話を聞いていきたいと思います!
――過去に購入したモノで印象に残っているものはありますか?
太田社長:ウォークマンですね。私はこれを決して忘れることができません。
WALKMAN(ウォークマン):1979年からソニー株式会社が販売しているポータブルオーディオプレイヤー。近年では当然のスタイルとなった「音楽を持ち歩く」というスタイルを生み出した製品として知られている。
――ウォークマンが一番印象に残っているんですね!
太田社長:えぇ、そうです。¥33,000を出して即決購入したあの日のことは決して忘れられません。当時の3万円ですから相当高価なものでした。しかし、相当高いにもかかわらず私だけではなく、当時みんなが買ったのです。
それに引き換え、現在巷に溢れるモノはどうでしょうか。テレビやパソコンなど、大出費をしてでも、なんとしてでも購入したいと思わせてくれる商品は見当たりません。
その一方で、ダイソンの掃除機や、レジャー施設ですが東京ディズニーランドなどはどうでしょうか。やはり私たちの心を引く商品もやはり多く存在しているはずです。
幸運にも日本には、数多くの学ぶべき教科書が存在しています。私たちはこういうところから自社の商品、方向性を見つめ直していかなければならないと感じています。
――なるほど、勉強になります!
では、社長は価値のある商品にするためにはなにが必要だと考えますか?
太田社長:満足度を高めることだと思います。それも他社を少しだけでもいいから上回ること。
例えば、私が高校生の頃なんかは腕時計のメーカーは時間の誤差がコンマ1秒でも他社の製品よりも少ないことを競っていました。しかし、現在の消費者はその高性能な時計よりも性能が悪い上に、何倍、何十倍もの値段のする高級腕時計のほうに満足感を感じます。このような現象は他の場面でも多く知られています。
一体なぜでしょうか?優越感?デザイン?匂い?ブランドが好き?販売員が好き?…
実はどれもが正解だと思います。お客さんが求めるものを提供し、満足感を感じてもらう。これが真に必要とされているのです。これこそが企業価値を高める満足度として、中小企業が目指していかなければならないものなのです。
――なるほど、これも勉強になりました!ありがとうございます!
――みなさん、最後まで読んでいただきありがとうございます。ケニックが提供している価値についても、また書いていきますね!次回の更新もお楽しみに!