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【社長インタビューvol.5】社長が語る、臥薪嘗胆の創立期

こんにちは!ケニックシステムのWantedly運用チームです!
今回は社長にインタビューして、創業当初の苦労についてお伺いました!

臥薪嘗胆の創立期

ーー会社を創立してからどのような困難がありましたか?

太田社長:一番しんどかったのは、立ち上げたばかりの会社では全く信頼が得られなかったことです。技術力には自信があったのですが、実績が何もないのでそれをまったく信用してもらえませんでした。

『技術者を大切にする会社を自分でつくればいいじゃないか』

そんな気持ちで始めた会社の経営ですが、零細企業が利益を出すことがこんなにも難しいのかと、何度も打ちのめされました。「偉そうなことを言っておきながら現実はこうか」と。非常に辛かったです。

前の会社の退職金も結構あったのですが、一番最初の製品開発ですべて吹き飛びましたね(笑) 創業間もないということで、どこを頼ってもサポートをしてもらえませんでした。唯一地元の地銀さんだけが、私の前の会社での功績を認めて融資してくれました。でもそのお金は生活費だけで消えてく...

今思い返しても、本当に地獄でしたね~ 夜遅くまで働いていたので、妻にはよく怒られましたし、たくさん迷惑をかけました。それにもかかわらずどんなときでも私をサポートしてくれたので、本当に頭が上がりません。

とまぁ創業当初はこんな感じだったので、他の会社にめちゃくちゃなめられました。100万程度だと思われる仕事を、予算がないから20万でやってくれと頼まれたこともあります。悔しかったですがその仕事は引き受けました。


ーーそんな時期もあったんですね。現在は状況が変わりましたか?

社長:はい。「人が割けないから御社でやってくれないか?」という仕事はすべて断っています。”ウチはウチにしかできないことをやる”、今はそういったスタンスで仕事を引き受けています。創業当初に比べると、かなり状況は改善しました。

ただし、現在でも2つだけ過去の遺物として残している安価な仕事があります。なぜ残しているのかというと、「こんなに安いのにこんなにきつい仕事があったんだ」と忘れないためです。「こんな仕事が世の中にはあるんだ」と苦しさを社内みんなで共有しています。

現在ではこれを肝に銘じて、私たちにしかできない、ちゃんとお金をとれる仕事しかやらないようにしています。例えば宇宙に行くだとか、マリアナ海峡に潜るだとか、そういった世界初の仕事です。

ーーではそういった苦しい時期を乗り越えるためのコツのようなものってありますか?

社長:はい。これは私の座右の銘のようなもので、社員にいつも伝えている非常に重要な言葉なんだけれども...

ーーおっとっと。すみませんが、今週はここまでです!焦らしてごめんなさい(笑)

ーー「続きが気になるじゃないか!」って方は、ぜひ次の記事も読んでみてくださいね!!

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