こんにちは。
季節もあっという間で今年も残すところ1ヶ月を切りました。
少し早いですが、みなさん今年の目標はどれだけ達成できましたでしょうか?
本日のテーマは「一人前のWebエンジニアになるためのロードマップの作り方」です。
ロードマップは、例えば冒頭で質問したことに関して振り返る時にも役立つものとなります。
今回の場合、Webにフォーカスを当てたロードマップの作成についてお話します。
これからWebエンジニアを目指す人も、現在Webエンジニアのタマゴとして奮闘している方もぜひ参考にご一読ください。
まずは見える化!思い描くキャリアを図面化しよう
ゴールからの逆算で見えてくる道筋
まず自分がどのようなエンジニアとして活躍したいか、ここから決める必要があります。
具体的な達成目標などは粒度細かく設定していくので、最終的なゴール地点を明確にすると良いでしょう。そこから逆算して現在の位置がどういう状況かを整理すると良いです。
整理しましたら、まずは図に起こしてみましょう。頭の中や文章にだけ留めるだけではロードマップとして可視化できません。
このロードマップがあると現在地と目指すゴール地点とのギャップが明確になって良いです。
キャリアの道筋は何通りでも作ろう
具体的なロードマップとしては複数パターン用意すると良いです。
Webエンジニアといえど学ぶ領域や技術スタックは非常に多く、それら全てを習得したとしても環境の変化や開発要件、開発規模によってアサインできる現場やプロジェクトは異なります。
そのため、一本道として設定するのではなく、それぞれの言語やFWなどをナレッジベースに応じてマトリックス状にすると良いでしょう。
これにより、領域別に何を習得するのかがはっきりとして優先順位もつけられるようになります。
領域別に住み分けできるようになりましたら、それがどのくらいのスタックなのかを情報収集します。
情報収集する際に着目する点としては、
①扱っている言語の環境は何か
②それぞれバージョンごとの機能はどんな機能か
③他言語との互換性や連携はどのような範囲か
上記を踏まえてまずは情報収集してみましょう。それらを基に自身の方向性にパターン化をして複数通りの手段を導き出しましょう。
目標は多面性に応じたもので設定しよう
PMは一つのポジションにしかすぎない
一般的にこれまで割とPMの方が優遇されたり重宝されることが考えられますが、実際のところ特定の領域に限らなければさほど重要でもないです。
これがよくある目標で「将来はPMをやりたいです」とよく言われる原因です。
実際のところ、スペシャリストの領域のキャリアの方が生産性が見込めて自身の将来への先行投資もしやすいです。技術的な環境も情勢やニーズの変化に伴ってスキル重視の方向性となってます。
なので、PMというのはひとつのポジションに過ぎず、もっと言えばスペシャリストのポジションと同等であると思います。
ただし、どのポジションもメンバーの育成は必須だといえます。問題はそれが組織としての育成なのか、スキルの継承や育成なのか、という違いです。
経験したことは常に記録しておこう
ここでは、弊社社員Oさんの実例をご紹介します。
実際問題、はじめにロードマップを作成してもその通りに進まないことはよくあります。Oさんも当初はコーダー→テスター→PL→PM→GM…のような一本道キャリアだと思っていたそうです。
いま振り返ると突然別のプロジェクトに異動させられたり、タイトなスケジュール間のプロジェクトでメンタルが崩壊しそうになったり、参画先間違えたな…と思ったり、順風満帆というにはほど遠かったそうです。
ですが、その時の状況に応じた立ち回りを考え、自身が作成したロードマップでも活かせそうなスキルを活かして、その時のことを記録に残していきました。魅力的なキャリアを考えるのは大事ですが、Oさんの場合は実際に経験をした後に今のポジションに落ち着きました。単調に描いたロードマップも、結局はいろんな経験を経て彩りが増した形となります。
Oさんの実際のロードマップ
- ①駆け出しで金融系案件でフロントエンドエンジニアとしてデビュー。
- ②実装と設計が多少一人称でもできるようになる。
- ③中枢部分を担当、大量に仕事を抱え込んでタスクマネジメンドが崩壊、当時の先輩を困らせる。
- ④案件が炎上し、半年ほどで数少ない数名のエンジニアが一気に退場。必然的にチームのリーダーになる(会社で自分よりその分野を知ってる人がいなくなる)。このときに上流工程の設計・コア部分の実装から1on1・業務委託の方のマネジメントなどプレイングマネージャーをする。ほぼワンオペ。
- ⑤新規サイト立ち上げを引き受け、DB周りの設計から実装を行い、機能追加や改修をしながら運用保守を兼任。バックエンド領域を知らぬ間に習得。SEOなどWebディレクションまでやることに。
- ⑥大手企業に身を置き、筐体開発から内部設計におけるPG業務を経てプロジェクトマネジメントを専任。
- ⑦:並行して受託チームにおけるテックリード。
- ⑧:現在。GMとして事業推進や教育を通じた組織づくりから、技術選定、設計・実装などを対応。
目標に決めたことは信念にしよう
終わりよければすべてよし
ここまで、弊社社員の実例も交えて一人前のWebエンジニアになるためのロードマップ形成をどのように捉えて作るかをお話してきました。
達成するまでのプロセスは何度でもブラッシュアップしていいです。時には足踏みすることや横道に外れてしまうこともあることでしょう。ただし、一度作成した到達目標は絶対に変えないようにしましょう。自身が最初に設定したことは信念と捉えて良いくらい、とても大事なものです。
キャリアは常に弊害の連続です。自身の進む方向性と自分が属する組織との方向性はいくらでも拗れます。過去の経験において何度も衝突や対立、苦い経験をすることも多々ありますが、自身のロードマップが示す方向性と所属する組織の方向性は融和させてきました。
自身の意志意向のみで可能性を見限ってしまうとそれだけ視野が狭くなり、論理的な思考も育たず想像力すら欠如していきます。そうなる前に一度立ち止まって最初に設定した目標を振り返ってみましょう。
Espoirではエンジニアとしてのキャリア形成を確実なものとして築くためのメソッドやノウハウを社内独自の研修プログラムや教育コンテンツを通してお伝えしています。本記事を読んでWeb業界でエンジニアとして成功していきたい方はぜひ一度お話しましょう。