社内一丸となって商品を開発!他社とは一味違う、コスモビューティー研究部の魅力とは?|株式会社コスモビューティー 大阪研究2部 本庄 智也さん
「実験や検証を幾度となく重ね、やっとの思いで完成した商品が店頭に並んでいるのを見る瞬間は、何よりの喜びです!」
そう話すのは、株式会社 コスモビューティー 大阪研究2部 本庄 智也さん。
新卒入社して5年目、研究員として活躍しています。
「コスモビューティーの研究部は、他社とは一味違う」と語る本庄さんに、コスモビューティーに入社を決めた理由や会社の魅力を詳しくお伺いしました。
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[執筆・校正]株式会社ストーリーテラーズ 平澤歩
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コスモビューティー 研究部の仕事とは?
「会社説明会に参加した時、社長や研究部のメンバーから、他社にはない圧倒的なパワーを感じました。『自分もこんな風にイキイキと働きたい!』と思い、入社を決めました」
そう語る本庄さんは研究部に所属し、化粧品の開発を担っています。
研究部では、どのような仕事を行っているのでしょうか。
「営業部がお客様からヒアリングしてきた要望をもとに、商品を研究・開発しています。
お客様のご要望にも様々なパターンがあります。たとえば『他社の○○という商品に対抗する商品を作りたい』と言われた場合、その商品を参考に開発します。また、『このようなイメージの商品を作りたい』と言われた場合、研究部と営業部で話し合い、イメージを膨らませた試作品を作成し、お客様の理想の商品に近づけていきます。
そして、お客様のご納得のいく商品が完成したら、工場での製造を行います。この際、製造部に商品の作り方や注意点などを伝えるのも研究部の役割です」
開発には他部署とのコミュニケーションが重要
一般的に研究部というと、研究員一人ひとりが黙々と研究に取り組むイメージ。
しかし、コスモビューティーの研究部は、他社とは一味違う特徴があります。
それは、「研究部だけでなく、他の部署とも密にコミュニケーションを取り、チーム一丸となって商品を開発する」ということ。
「たとえば、お客様から『しっとり感の強いクリームを開発してほしい』というご要望を、営業部がいただいてきたとします。
しかし、どれくらいのテクスチャーを『しっとり』と感じるかは人によって異なるため、お客様の思う『しっとり』と、私たちの思う『しっとり』が異なる危険性があります。
そこで、お客様のイメージする『しっとり』感のあるクリームを開発するため、営業部の担当者にできるだけ細かくイメージをヒアリングしてきてもらうことが重要です。研究部はそれを汲み取って、商品を開発します。
このような背景から、当社の研究部は、研究部のメンバーだけでなく、他部署のメンバーとのコミュニケーションが非常に重要です。
特に営業部とは密なコミュニケーションが必要で、研究部は営業部と一緒にチームとして開発を行っています。そのため、営業部のメンバーが研究室を歩いている、なんてことも当社では当たり前の光景です」
社長やメンバーに感じた圧倒的なパワフルさ
コスモビューティー 研究部に、新卒で入社した本庄さん。
大学では生物系の分野を専攻しており、化粧品の原料として使用される物質を微生物に作らせる研究を行っていました。その研究知識を活かすため、本庄さんは化粧品会社の研究職をメインに就職活動を行っていました。
そんな中、他社とは一線を画す魅力を放っていたのがコスモビューティーでした。
「業績など数字面での成長の勢いももちろん感じていましたが、何よりも社長や研究部のメンバーから圧倒的なパワフルさを感じました。
そもそも、学生向けの就職説明会の場で、社長自ら登壇しているのを初めて目にしました。その姿から情熱と勢いがひしひしと伝わってきました。さらに、研究部のメンバーからも、イキイキとした充実感を感じました。
また、自社ブランドを持つ化粧品メーカーと比べて、コスモビューティーのようにOEM製造を行う会社の方が、幅広い商品の開発に携わることができるのも魅力でした。
自社ブランドを持つ化粧品メーカーの場合、1年で開発する新商品の種類や数は、一般的にそう多くはありません。しかし、当社のようなOEMメーカーは、1年を通して様々なお客様の商品を開発・製造するため、より多くの商品の開発経験を積めると思いました」
失敗は社内一丸となって成功へ導く文化
こうしてコスモビューティーへの入社を決めた本庄さん。
「成長を続ける勢いのある会社なので、仕事も忙しく大変そう」と覚悟はしていたものの、実際に入社すると、まさに目の回るような日々でした。
新卒で入社したため、業務内容も社会人スキルも、初めて知ることばかり。
知識のないことは徹底的に調べ、先輩からも学び、必死に取り組んで知識を身につけていきました。
そんな本庄さんが今まで研究部のメンバーとして働いてきた中で、最も大変だった出来事はどのようなことなのでしょうか。
「商品の開発がうまくいき、いざ大量に製造を行ったところ、全く売り物にならない状態のものができ上がり、製造に失敗してしまったことです」
本庄さんは化粧品の中身の開発に成功したため、製造部と連携し、工場での製造に取り掛かりました。最初の段階では、製造は問題なく進行。しかし、少し時間が経ってから製造したものを見てみると、衝撃の光景が。
「製造した化粧品の中身が分離し、全く売り物にならない状態になっていたのです。
しかも、約100キロとかなりの量を製造していました。
『このまま製造を進めるのはまずい…』と思い、すぐさま各部署に連絡して製造をストップしてもらいました。
発見した時は心臓が止まってしまうかと思うほど、愕然としました。
しかし、当社は『失敗を糧にして、いかにプラスに転じるか』を大切にしている会社です。
私をはじめとする研究部だけでなく、営業部や製造部にも協力してもらい、どのようにすれば次はうまく製造できるのか改善策を考え出し、無事に安定して製造できる方法を見つけることができました」
自分の部署だけでなく、他の部署とも一丸となり、サポートし合う文化のあるコスモビューティー。この社風があるからこそ、一人ひとりが切磋琢磨し合いながら、イキイキと活躍することができるんですね!
世の中にもっと新しい商品を届けたい!
日々新しい商品の開発に向けて努力を重ねる本庄さん。
どんな瞬間に仕事のやりがいを感じるのでしょうか。
「やはり、苦労の末に開発した商品が無事に販売され、店頭に並んでいるのを見る時ですね。
特に印象に残っているのは、大手メーカーの商品開発を担当させてもらい、無事に発売された時のことです。大手メーカーとあり、その商品は数多くのお店で販売されました。
すると、その商品を私が開発したとは全く知らない友人が、商品棚に並ぶその商品を見て、『最近この化粧品を使ってるんだよね!』と話してくれたんです。
『自分の開発した商品が、身近な友人が使ってくれているほど世の中に広まっている!』と実感し、とても誇らしい気持ちになりました」
最後に本庄さんの今後の目標をお伺いしました。
「様々なジャンルの商品を開発できる、オールマイティーな研究員になって、世の中にさらに新たな価値を提供していきたいです!」
本庄さんの研究により、今までにない素敵な化粧品が世の中に生み出されるのが、今から楽しみですね!