1
/
5

残業について本気出して考えて出来そうなことを実行してみたら、いい感じになった話

こんにちは。メディア総研株式会社マグネッツ事業部の勝毛です。

わたし、家に帰り着いたとき、まだ日が暮れてないのって、すごい好きなんですよね。(18:30終業なので、季節によっては日が暮れる前に帰り着くのどうやっても無理な時期もありますが)

しかしながら、残業が多いとなかなか日が暮れる前に帰り着くことができませんよね。でも季節によっては、だいたい日があるうちに帰宅完了しています。

web制作の業界は夜遅くまで作業しているところが少なくないのではないでしょうか?

というか、マグネッツも昔は遅くまでやっていたんですよね。でも、ちょっとした工夫を積み重ねていった結果、現在では定時である18:30になると社員がどんどん帰っていきます

今回はそんなマグネッツ事業部の残業についてお話したいと思います

わたしたちの残業時間の実態

スタッフにリアルな先月の残業時間を聞いてみました

平均は7.5時間でした。 お客さまがいらっしゃる仕事なので完全にゼロにするのはなかなか難しいのですが、web制作業界としてはかなり短いのではないでしょうか?

10月の実働日数が21日なので、多い人でも1日平均では残業時間は1時間未満ということになります

実際、残業する日は月間どのくらいあるのかもアンケートしました

結果、週に1回程度という回答が一番多かったです。

案件の締め切りの関係上、残業が多い月と少ない月があるという人もいます。10月はみんな平均的な残業日数だったみたいです

では残業をしてしまう場合、どのくらいの時間残っているのでしょうか?

みんな30分から1時間ほど、長くても3時間ほどで帰っているようです

「週4日、一度に残るのは1時間以下」というちょこちょこ残業派と「案件次第で変わる、10月は1~3時間の残業を9日していた」といった決まった日にがっつり残業派がいました

残業を極力少なくしたい理由

毎日、長時間の残業が当たり前の環境だとスタッフが疲弊して、パフォーマンスが発揮できなかったり、離職率が高くなってしまったりしてしまうので、会社としてもいいことなんかひとつもありません

お客様にとっても、担当者がコロコロ変わって話に一貫性がなくなってしまったり、技術や経験があるスタッフが次々に辞めてしまった結果、制作物の完成までに時間がかかる割にクオリティが低いという、なんとも残念な結果になってしまう可能性も否めません

働くスタッフのことだけでなく、弊社にお仕事をご依頼いただくお客様にとっても残業を少なくすることは大きなメリットがあると考えています

とはいえ社員がこんなにも早く帰るので仕事が少ないんだけなんじゃないかと思われそうですが、実はちゃんと工夫があります

残業を少なくするためのルール

1.無理なスケジュールの仕事はお引き受けしない

一番気を付けているのはここです。

無茶なスケジュールのご依頼があったときは余裕のある納期への変更を提案します。最悪、どうしても伸ばせなかったときにはお断りしています

無理なスケジュールでお仕事をお引き受けしてしまうと、残業の面以外にもクオリティの面に非常に問題が出てしまうので、結果、クライアント様にとってもよくない事態になってしまうと考えています

2.社員ができる/できないを言いやすい環境を作る

マグネッツ事業部内では新しいタスクのスケジュールを確認する際、スタッフから「いま〇〇の案件が立て込んでいるので難しいです」「〇日に伸ばせたらできそうです」という発言がよくあります。管理職だけでなく、一人ひとりが残業しない前提でスケジュールを組んで動いています

スケジュールが詰まっているスタッフに無理に作業を詰め込んでも、クオリティーも下がるし、士気も下がるし、捉え方によってはパワハラみたいなことになってしまうかもしれません

加えて若手が帰りやすい雰囲気もあります。新入社員でも上司より早く帰ることにためらいません。何なら上司をひとり残して全員帰ることも

3.定時になったら留守番電話に

たったこれだけのことではありますがすごく重要です。冒頭にも書きましたが、私たちも昔は深夜残業や時には泊まり込みの作業までこなしていました

そうした長時間労働をやめよう、と思い切ったときにまず始めたのが「18:30の終礼以降にかかってくる電話はとらない」ことです

メールは次の日に返せますが、電話は受けてしまうとその場で作業が発生します。仕事を切り上げたくてもまた足止めをくらうわけです

そこで潔く電話をとらない、と決めて終業後は定時までに終わらなかった仕事の仕上げに徹することができました

お客様も「マグネッツは18:30以降電話できない」と認識してくださり、これによって、クレームや何らかの問題が起きたことはありません(弊社のお客様は優しい方が多いからというのもあると思います)

残業が少ないとスタッフのプライベートが充実する

スタッフのなかには定時に帰ることで子育てに参加できてうれしいという者や、終業後に遠方で開催されている教室に通っている者もいます

かくゆう私も毎日終礼後すぐに会社を出て家に戻ります。自分は終業後ではなく早朝から働く朝残業派なので残業が必要な状況であっても必ず18:30ジャスト退勤です

残業が「ない」ことが前提なので夜の時間を自由に使えるんですよね。

残業しない雰囲気をつくったことで、それぞれがいかに終業時間中のパフォーマンスを上げるかを考えるようになりました。

今後ももっと工夫を重ねて、残業ゼロの会社にしていきたいと思っています

メディア総研株式会社では一緒に働く仲間を募集しています

同じタグの記事

今週のランキング

勝毛 哲也さんにいいねを伝えよう
勝毛 哲也さんや会社があなたに興味を持つかも