【新卒入社エンジニア】入社4年目で90人のグループリーダーに。20代で幅広いキャリアパスを描ける成長環境とは
「いまの仕事は、本当に自分に合っているのだろうか」
「やりたいことは見つからないけど、いまの場所は違う気がする」
社会人経験を積むなかで、そんなモヤモヤした気持ちを抱えていませんか?
アウトソーシングテクノロジー(以下、OSTech)は、新たなキャリアに挑戦したい、あなたの想いを応援する会社です。 幅広い業界のプロジェクトを通して、さまざまなスキルを身につけることができ、未経験からでもチャレンジできる環境があります。
今回は、2020年に新卒でOSTechに入社し、業界知識ゼロからエンジニアとして活躍する馬渕さんにインタビュー。 当社で得られるやりがいや成長、そして、理想のキャリアを実現するためのヒントを伺いました。
馬渕さん / 機電系エンジニア / 機電事業本部・厚木支店
大学で環境システム学を専攻し、卒業後の2020年、OSTechに新卒入社。大手飲料メーカーの工場生産ラインのPLCソフトウェア開発を経て、現在は自動車部品設計のマネジメント業務を担当。約90人のメンバーを束ねるグループリーダーとして活躍中。
挑戦のフィールドは無限大。OSTechで描く、エンジニアとしての未来
── まずは、馬渕さんの学生時代について教えてください。
大学では環境システム学を専攻しており、水質の研究に取り組んでいました。研究室にこもってデータと向き合う日々もあれば、フィールドワークで実際に川や海へ行き、水質調査を行うことも。そのかたわらバスケットボールサークルに所属し、文武両道で充実した日々を送っていました。
── 就職活動はどのように進めましたか?
当初は公務員を目指していましたが、残念ながら不合格で。面接がとにかく苦手で、うまく自分をアピールできなかったんです。
学部4年生の冬から、急いで民間企業への就活を始めることになりました。正直なところ公務員以外でやりたいことがなかったため、さまざまなことに挑戦できるキャリアパスの幅広さを重視して企業を見ていました。
── 数ある企業の中からOSTechを選んだ決め手は何でしたか?
まずは、エンジニアとしてさまざまな業界のプロジェクトに携わることができる点に惹かれました。専門的な技術を働きながら学びつつ、ビジネス全体を見渡せる環境が自身の希望とマッチしていました。
また、説明会や面接でお会いした社員の方々が、皆さんイキイキとした様子で。親身になって話を聞いてくださったのも印象的でした。OSTechなら、自分らしく働くことができるかもしれないと、入社後の自分を具体的にイメージできたんです。
飲料工場の生産ラインを支えるPLCソフト開発担当へ
── 入社後はどのような研修を受けましたか?
社会人としてのビジネスマナー研修を1週間受けました。その後は、配属先で業務にまつわる基本的な技術研修を2週間ほど。何もかもが初めてで不安もありましたが、まわりの先輩方が優しく丁寧に指導してくださったおかげで、スムーズに業務に取り組めました。
── 1社目の配属先では、どのような業務に携わりましたか?
飲料を製造している工場で、生産ラインを制御するPLCソフトウェアの開発を担当しました。原料の投入から殺菌、充填、ペットボトルへの封入までのさまざまな工程をスイッチ一つで実現するシステムがPLCです。各装置を正確に制御することで、安全かつ効率的な生産ラインをつくる、いわば「工場の頭脳」を担う仕事です。
大手飲料メーカーの案件も複数社担当しましたが、担当する工場やメーカーによって、少しずつ生産ラインや仕組みが異なるため、チームで設計を練りながら作り上げていました。
── 専門知識ゼロからのスタートだったと思いますが、苦労した点はありますか?
苦労したのは、専門用語の多さとソフトウェアの知識を習得することです。最初はソフトウェアの仕様書や設計書の読み方すらわかりませんでした。さらに、当時はコロナ禍ということもあり、基本的には会話も自粛。チームメンバーに気軽に質問できる状況ではありませんでした。
わからないことはメモを取り、短時間でまとめて質問しに行ったり、テキストと実際のソフトウェアを照らし合わせたりと、試行錯誤を繰り返して徐々に知識とスキルを身につけていきました。
── やりがいを感じたエピソードがあれば教えてください。
苦労した分、自分が設計したソフトが実際に工場の生産ラインで稼働したときは達成感がありましたね。
また、自分が携わった生産ラインで作られた飲料をスーパーで見かけたときには、誰かに自慢したくなるほどうれしさを感じました。「この商品、私が生産ラインつくったんだぞ!」と(笑)。社会に貢献している実感を強く得られた経験です。
25歳でつかんだリーダーのポジション。自動車部品設計のマネジメントに挑戦
── 現在の配属先での業務について教えてください。
自動車業界に関心があったこともあり、社会人3年目となる昨年、現在の配属先に異動しました。そこでは、自動車部品の設計における、マネジメント業務を担当しています。
具体的には、設計開発に必要なコストの算出や予算管理、開発スケジュール全体の調整、関係部署との会議設定や調整、顧客への提案資料作成など……多岐にわたる業務を行っています。
── 1社目とはまったく異なる業務内容ですね……!
はい、1社目が技術を扱う業務だったのに対し、2社目はコミュニケーション能力も求められる業務になりました。
話すことに苦手意識があったため、最初はとまどうこともありました。ただ、私が所属しているチームには技術に強いエンジニアが多くいるため、彼らのスキルを間近で見られるチャンスだと思って頑張っています。
── 現在の仕事では、どんな時にやりがいを感じますか?
関係部署やクライアントとの調整をスムーズに進め、プロジェクトを成功に導くことができたときに大きなやりがいを感じます。最初は上長からの確認事項も多かったのですが、いまでは任せてもらえる部分も増えてきて。やはり人から信頼されるのはうれしいものですね。
OSTechは年齢や経験に関わらず、成長をサポートしながら新しい挑戦の機会を提供してくれる会社です。私自身も入社4年目でチームリーダーを経験し、その後の努力と実績が認められて、同じ4年目にグループリーダーに抜擢され、6人のチームリーダーをまとめる立場になりました。もちろん、責任ある立場は簡単ではありませんが、先輩方のサポートを受けながら挑戦を続けることで、自分の成長を実感しています。
※OSTechのエンジニアのキャリア階層
フラットなコミュニケーションがOSTechの魅力
── あらためて、OSTechの社風について教えてください。
年齢や役職に関係なく、フラットに意見交換ができる風土です。私が所属する厚木支店には、話すのが好きな明るい人が多い印象ですね。3月に開催された支店のお花見会では、100人程が集まるなど、コミュニケーションが活発です。
私自身も、休日に同僚と大型スーパーに出かけたりスノーボードを楽しんだり、プライベートでもOSTechの社員と仲良くさせてもらっています。
── 魅力を感じているカルチャーや制度はありますか?
「福利厚生の充実さ」です。特に、住宅補助制度にはとても助けられています。家賃補助や引っ越し費用の負担など、会社が手厚くサポートしてくれるので、安心して新生活をスタートできました。
また、結婚など、ライフステージの変化にも柔軟に対応してくれる点も魅力です。私はもともと入社時には未経験なので全国転勤OKの条件を出していましたが、技術経験を積み、結婚を機に、いま住んでいる神奈川の自宅から通える範囲の案件異動に条件を変更しました。
OSTechは全国にクライアントがいるため、地方への転勤を不安視する方もいるかもしれませんが、無理な転勤を強いるようなことはありません。ライフステージに合わせて、柔軟なキャリアパスを描けるので安心して働けています。
若手エンジニアの成長を支え、より働きがいを感じられる会社にしたい
── 最後に、今後のキャリアビジョンを教えてください。
まずは技術的なスキルとマネジメントスキルをさらに向上させ、グループリーダーとしての役割をまっとうしたいです。実は、私がまとめている6人のチームリーダーの配下には、さらにメンバーが90人ほどいるんです。そのなかで、メンバーに対して「もっとできることがあるのでは」と日々感じています。
少子化が進む中で、入社された方々に長く活躍していただくことが、今後のOSTechにとって重要なテーマだと考えています。そのためにも特に力を入れていきたいのが、社内のつながりと若手社員の育成です。
社員同士の横のつながりを維持し続けるのは容易なことではありません。だからこそ、私が積極的に交流の機会を設けていきたいですし、会社や仕事に対してより一層、愛着や想いを抱けるような取り組みを推進していきたいです。
メンバーが自分なりの働きがいを見つけ、安心して仕事に打ち込める環境をつくるためにも、キャリアパスの多様性を示したり、研修会を開催したり、積極的なアプローチを続けていきたいですね。