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大手ゼネコン直下の積算事務所のマネージャーとして10年超。豊富な積算経験を軸に、業界No.1のスピード感と対応力で、業界のパイオニアに。

本日は、株式会社WIREBASEの積算品質責任者を務める前田さんにインタビュー。

入社までの経緯から、WIREBASEの積算品質責任者として働く魅力、今後のビジョンまで広く深くお聞きしました。業界課題に向き合い、着実に解決を目指すWIREBASEについて詳しく知りたい方におすすめのコンテンツとなっております。

是非、最後までお楽しみください!

⑴大手ゼネコン、積算事務所を渡り歩き”WIREBASE”へ。

⑵積算経験者としての「責任」と「覚悟」。

⑶知識のアップデートを行い、事業成長に寄与したい。

大手ゼネコン、積算事務所を渡り歩き”WIREBASE”へ。

本日はよろしくお願いいたします。まず初めに自己紹介をお願いします!

株式会社WIREBASEの積算品質責任者を務めております前田と申します。本日はよろしくお願いいたします!

年齢は46歳、大阪出身です。大学で土木を学び、その後、専門学校で建築を学びました。卒業後は、設計事務所に約1年勤め、その後大手ゼネコンの子会社である積算事務所に就職し、約10年以上意匠積算に携わっていました。そこでは、自分で積算を行うだけでなく、チームリーダーとしてメンバーの積算チェックやフォロー、また繁忙期には外注先の品質管理も担当しました

その後、別の大手ゼネコンの積算事務所に転職しましたが、1年で退職しました。退職後は公務員となり、10年勤務しておりました。そして、今年の4月にWIREBASEにジョインしました。

積算を含め、建築業界に興味を持った経緯は何だったのでしょうか?

新卒の就職活動当時、私は東京をはじめとした大都市に興味があり、中でも高層ビルの設計を行う仕事に就きたいと考えていました。その思いを胸に秘め、最初は設計事務所に就職しましたが、設計事務所という立ち位置で建築に関わることに対し、違和感を覚え、違う角度から携わりたいと思い、退職を決意し、積算事務所に転職をしました。

その後、改めて積算事務所に転職した理由は、正直積算の仕事を志望していたというわけではなく、たまたま見つけた仕事が積算という職種であったということです(笑)。その他、専門学校時代に積算について少し学んでいたという背景もあり、挑戦してみようと思い、思い切って転職をしました。

その後、改めてWIREBASEにジョインした経緯をお伺いしてもよろしいでしょうか?

直前まで役所で公務員として働いており、待遇などには全く不満はなかったのですが、役所では課題が発生してから対処する業務が多く、事後対処的なやり方に違和感を抱いていました。

また、一部の声の大きい方の意見を優先することがあり、公平性が求められる職場にもかかわらず、そのような実態に疑問を抱くようになったんですよね。そのため、将来的にこのまま役所で働くことに漠然とした不安を感じ、転職を考えるようになりました。

そして、実際に転職活動を始めてからは、「自分が持つスキルを生かせる環境で働きたい」と考えていました。その際、これまでのキャリアを振り返り、10年間培った「積算」のスキルを生かした職に就きたいと思うようになりました。そのような背景もあり、改めて積算業界に飛び込もうと決意をしました。

そうした中、WIREBASEの現代表である中村と偶然出会い、その際、今後のビジョンに向けて動き出している姿勢に魅力を感じました。この会社であれば、「一緒に建築業界の新たな未来を作っていける」と思い、最終的に転職をしました。

実際、入社してから良くも悪くも感じたギャップ等はありましたか?

正直、思いついたらすぐ実行するという風土には少し戸惑いましたね(笑)。

というのも、前職は役所というWIREBASEとは対の雰囲気を持つ環境でした。そのため、構想から実行まで非常に時間がかかる上に、多くの人が関与するがために実行できないまま頓挫することも度々ありました。また、自分の考えを反映させることも非常に難しかったんですよね。

ただ、一方でWIREBASEは、アイディアをすぐに形にし、実行に移せる風土があり、それが前職には無かった良さであると感じています。当初、スピード感の違いは大きく、戸惑いもありましたが、今ではそのスピード感こそが、楽しさにも繋がっていると感じています。

積算経験者としての「責任」と「覚悟」。

改めて、現在の業務内容をお伺いできますか?

クライアント様から請け負った積算案件を、各パートナー様に作業として依頼し、弊社で改めて集約して納品する過程で、成果物の品質管理を行っています。

弊社はまだ立ち上がったばかりの会社ということもあり、品質チェックは私と数名のみで、行っております。

次に、WIREBASEで働くメンバーの共通点や特長などもお伺いできますか?

まず、積算出身の方は非常に少ないです。そのため、総合職で入社された方の中には、積算について全く知らなかったという方もいらっしゃいます。しかし、反対に様々な分野で働き、多種多様なバックグラウンドを持つ方が集まっているので、非常に刺激となっています。

これまで働いていた積算事務所では、建築の勉強をして新卒や中途採用で入ってきた方が多く、同じような学歴や経歴を持つ方が大半を占めていました。しかし、WIREBASEでは、私が知らない建築以外の世界について知っている方が沢山いらっしゃるため、情報交換や何気ない会話が非常に刺激になっています。

次に、改めて現在WIREBASEで働く中で感じるやりがいをお伺いできますか?

現状、積算に関しては社内で私が1番詳しい立場にあります。

そのため、社内メンバーへの積算ノウハウの共有やクライアント様の品質管理の際、これまで培った経験を活かせる点にやりがいを感じています。私は、これからの積算業界の発展のために、意志を継承していくべき立場でもあるため、自分の過去のミスを反面教師にして、メンバーにも伝えていく過程にも大きなやりがいを感じています。

反対に、これまでの業務の中で1番大変であったエピソードをお伺いできますか?

やはり、積算という仕事は1人では完結できないので、リーダーシップを発揮しつつも、複数名で作業を分担する必要があります。また、品質を保つためには、業務自体や利害関係者の調整や取りまとめを行うことが、地味ながらも必要不可欠です。

ただ、この部分は正直言語化が難しく、感覚的な側面もあり非常に難しいですが、慣れていくことで次第にやりがいを感じられるようになっていきましたね。

知識のアップデートを行い、事業成長に貢献したい。

次に、求職者の方に会社の雰囲気が掴めるよう、改めてWIREBASEの雰囲気をお伺いできますか?

全体的に若いメンバーが多く、私が1番年上という立場ではありますが、ギャップを感じることなく、楽しく協力して仕事をしています。風通しも良く、何でも気軽に話せますし、年齢、役職関係なく困ったことがあれば、すぐに相談できる雰囲気があるため、非常に働きやすい環境だと感じています。

建築業界の経験が長い前田さんにとって「積算」という仕事の魅力をお伺いできますか?

当然ですが、実際に建物を建てる際、最終的に形になるまで全体像を可視化するのは、難しいです。しかし、積算はその前段階で、図面を見ながら「どんな建物になるのか」を想像しながら作業できる点が非常に面白いと思いますし、本当に建物に興味がある方にとっては、大きな魅力になると思います。

また、積算とは見積や工事金額の算出といった、建築のプロセスで非常に重要な役割を担います。普段は目に見えず、成果が実感できない部分も多いですが、建物が完成していく過程で、自分の貢献が形となって現れる際に大きなやりがいを感じますね。

次に、前田さんがWIREBASEで働く中で大切にしていらっしゃることをお伺いできますか?

積算に関しては今、社内で1番詳しい立場にいるため、色々と質問されることが多いです。

そのため、質問される立場として、周りのメンバーが質問や相談をしやすい雰囲気作りを大切にしています。これは、以前逆の立場であった時に、聞きづらい雰囲気があり…。コミュニケーションが上手く取れないことで様々な問題を引き起こす可能性があるということを身をもって知りました。だからこそ、現在自分が質問を受ける側として、相手が気軽に質問できる環境作りを心がけています。

次に、前田さん個人の今後のビジョンもお伺いできますか?

まずは最新の知識のアップデートと併せて、積算に関連するスキルを一層向上させたいと考えています。具体的には、建築コスト管理の知識を身に付けたいと思っています。実は、積算業務は*数量積算と値入の2つの作業に分かれるのですが、個人的にはまだまだ値入の方には携われていないのが現状です。そのため、今後は値入に関する知識を深め、積算業務全体を自分でカバーできるようにしたいと考えています。

*数量積算とは?

建築の企画・設計から施工・維持保全までの建築生産の全過程で、合理的・科学的な手法で建築材料や施工のコストを求めた数値を指します。事前に建築コストを予測することが目的で、それに基づいて工事費を予測できます。

*値入とは?

官公庁からの業務依頼では、予算書作成の為に数量内訳書への「値入」作業が必要となります。値入は刊行物や歩掛の資料を基に内訳書に単価を入れてゆく作業であり、これにより直接工事費が算出されます。

それでは、改めてWIREBASEにどのような方に来ていただきたいかお聞かせできますか?

積算事務所で働くということで、建築への興味ももちろん重要ですが、それ以上に向上心を持っていることが1番重要だと感じています。

また、建築業界には、まだまだ旧態依然な側面もありますが、我々は現状を変えたいという強い気持ちを持って日々取り組んでおります。そのため、このような凝り固まった既成概念を覆したいという熱い思いを持っている方と一緒に働きたいと思います。

皆さまからの沢山のご応募をお待ちしています!

本日はありがとうございました!

こちらこそありがとうございました!

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