こんにちは!フルソル採用担当です。
会社員として働いたことのある人なら、きっと誰でも「会社に言われたから…」とやむなく応じた経験があるのではないでしょうか?
そんな気持ちで働かせたくない!というのが弊社の考え。代表・和智は「給料を我慢料にしたくない」と語ります。
今回は、「会社の原点」をテーマに代表・和智に経営者として大切にしている想いや、メンバーに対する想いを掘り下げて語ってもらいました。
またその想いが色濃く反映されている、メンテナンス休暇などフルソル独自の取り組み・制度についてもご紹介します!
社員名義で本の出版も!学びと成長がフルソルのキーワード。
ー会社を運営する上で、大切にしていることは何ですか?
創業時から大切にしているのは、会社に関わる全ての人にとって学習と成長の装置でありたいということです。それは私自身が楽しく、そして成長を感じながら働きたいと強く思ってきたからです。
そんな想いから、今も社員全員で技術書の読書会をしながら翻訳を行い、出版につなげるという活動を年1冊ペースで続けています。読書会を通じて自分たちの価値の共通言語を作っていくことにも役立ちますし、社員個人の名義でアウトプットすることで、コミュニティにおける個人の価値を高めることにも繋がります。
私もコミュニティの先輩に誘われて『エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計』(翔泳社、2011年)の翻訳チームに加わったことがきっかけで、その後も翻訳の仕事やカンファレンスでの登壇機会を頂いてきたという経緯があります。それが巡り巡ってアジャイルジャパンで基調講演をさせていただくというあまりに光栄なことにつながるのだから不思議なものですね。だから、この取り組みはメンバー自身の価値を育てることにもなると思っています。
ーお客様に対してはいかがですか?
お客様に対しても同様です。言われたことを粛々とこなすだけの会社にはならないと決めています。言われた通りにやる仕事なら、誰か他の人でも代わりがききます。せっかく自分が携わるなら、未知のものに一緒に取り組むパートナーとして、より良いものを提供したい。こちらからの積極的な提案はもちろんですが、もっと素朴な点でも一緒にプロジェクトを進めることで我々の考え方や手法など、お客様に何かしらの気づきを与えられる存在になれればと考えています。
無理も我慢もしてほしくない。独自の制度も導入
ーなぜそのように考えるようになったのですか?
会社員のころから「給料のためだから」と自分の気持ちを押し殺して、会社に言われたことをやるというのが嫌いでした。給料を我慢料にはしたくありません。今も経営者として、従業員にそう思わせない会社にしたいと思っています。だからこそ、一緒に学習と成長を続けられる環境を整えることを大切にしています。
ー和智さんの実体験から生まれた制度があるそうですね?
はい。メンテナンス休暇といって、有給休暇とは別に月に1日の休暇を付与するものです。例えば、ちょっと役所に行く用事ができたり、歯医者に通院したいというような場面はあると思うのですが、そこで有給を使ってしまうのは勿体無いじゃないですか。せっかくなら、有給は旅行に行くなど人生を楽しむために有効活用してほしい。しっかり働いたら、しっかり楽しむ。それがまた仕事に向き合うモチベーションにもなると思っています。だから、健康面や生活面でのメンテナンスにあてられる休暇を作りました。
仕事に情熱を傾けてくれているメンバーが集まっているからこそ、こうした制度を活用して長く一緒に働いてほしいと思っています。
Noも言えてこそパートナー。磨き合い、高め合おう!
ー現在、一緒に働いているメンバーはどんな存在ですか?
新たな挑戦ができるのも、現メンバーの頑張りがあってこそ。重要なパートナーですし、そのときの状況がそれぞれの目にどう映り、何を思っているのかは貴重な判断材料にもなっています。
コアメンバーの1人である宮澤さんは、要所要所でフィードバックをくれて、本人の目から見た正しさを主張してくれる存在。もう1人の中西さんは、周囲の感情に丁寧に配慮してくれる気遣いに優れた人です。
目指しているのは、率直に話し合い、必要な時にはNoと言えるチームです。その上で互いに尊重し合い、高め合いながら、強いチームを作っていきたいと思っています。
ー和智さん、ありがとうございました!
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