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代表が語る、起業の根底にある「尊重」と「成長」への想い

こんにちは!フルストリーム採用担当です。

当社の代表・和智は、少し変わった経歴の持ち主で、人文社会系の大学院の出身です。IT業界に入った後も、プログラマから、大規模システム開発のマネジメント、AI/機械学習を活用したDX支援などに従事する一方で、『エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計』(翔泳社、2011年)をはじめ、ソフトウェア開発関連書籍の翻訳者としても知られています。

こうした仕事と学びの両軸を重視する姿勢は続いていて、起業に際しても「会社に関わるすべての人にとって、学習と成長の装置でありたい」という想いがありました。

この記事では、代表・和智に聞いた創業の想いや事業の内容、求める人物像などをご紹介します。

和智 右桂
株式会社フルストリームソリューションズ代表
Codezine Academy 講師/訳書『エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計』『継続的デリバリー』『組織パターン』他/著書『スモール・リーダーシップ チームを育てながらゴールに導く「協調型」リーダー』

同じ会社は1つもない。丁寧に寄り添い、成長に伴走する面白さ

ーはじめに、事業の概要について教えてください。

私たちは、主にプライムで事業会社に対してサービスを提供しています。内容は基幹システムのリプレイスからAI/機械学習の導入による意思決定支援まで幅広いものとなっています。大切にしているのは、デジタルを活用した事業改革(DX)の企画から運用まで一連の流れ(フルストリーム)で支援すること。単に開発だけを受託するのではなく、何を作るかから一緒に考え、実際に導入するまで伴走します。

多くの会社では、DXのビジョンはあっても細かいロードマップには落とせていません。そこで、まず経営課題や企業の独自性、文化を把握し、効果的なDXの進め方や第一弾として何を開発するかを擦り合わせるところから始めます。その上で、例えば基幹システムのリプレイスであれば、時流に合った言語への置き換えはもちろん、事業の独自性を踏まえて要件に落とし込み、ビジネスの変化に柔軟に対応できるシステムを構築していきます。

お客様の価値観や文化を尊重しながら、デジタル活用を通じていかに事業を次のステップへと進めるお手伝いや仕組みづくりができるかが腕の見せ所です。

ーこの仕事のやりがい・面白さは何ですか?

企画・提案から行うので、ITを武器にお客様のビジネス課題を本質的に解決していきたいと考えている方にはやりがいのある仕事だと思います。

お客様の事業を理解していく作業にしても、学ぶことが好きでビジネスの仕組みに興味がある人なら、毎回新鮮で楽しいでしょうね。私は食品業界やエンタメ業界で5年10年のキャリアがありますが、それでも未だに発見することが多いです。見聞きしたものを額面通りに受け取るのではなく、自分の中で咀嚼して、吸収・再構成できるタイプの人なら、成長を実感できて面白いと思います。



給料を「我慢料」にしない。個を尊重し、力を発揮できる場所に

ーどんな人材を求めていますか?

経験やスキルの面でいうと、組織の中で何かを変えた経験のある方、あるいは大きな組織における物事の進み方や動かし方について理解のある方が望ましいです。

プログラムやデータベースなどシステムに関する知見はあるに越したことはないですが、深い経験は必ずしも問いません。

入社後も1人でクライアントと対峙するということはありません。私を含めてチームで対応しますし、案件ごとに詳細な知識はキャッチアップしていくものなので、特定の経験の有無よりも未知のものを学んでいく姿勢の方が求められます。


ーマインドセットの面では何かありますか?

採用の1つの条件と考えているのが、私に対しても必要な時にNoを言えることです。いくらYesを集めても考えは洗練されてはいきませんからね。会社として、クライアントに言われたことをやるだけの存在になるつもりはありませんし、メンバーにも自分が何を考えどう思っているのかを大切にしてほしいと思っています。

今活躍しているコアメンバーもそういう人材です。例えば、私からは見えない現場の温度感をフィードバックしてくれて、「このままいくと危ないんじゃないですか?」とアラートを入れてくれることもよくあります。私自身も、決して自分の意見をゴリ押ししないとグランドルールを定めています。メンバーにも自立した存在として考え、言動してほしい。そんな主体性を求めています。

私自身、会社員として働いている時から、「言われた通りにやればいい」と言われるのがとても嫌いでした。自分の気持ちを押し殺し、会社の言われた通りにやって、我慢料として給料をもらう人生は送りたくない。誰でもいい仕事ではなく、「一緒にやったからいいものができた」と言われる仕事がしたいと思ってきました。そうした経験が今の会社運営にも色濃く反映されています。


社内ベンチャーの社長になるつもりで強みを磨こう

ー会社が目指すところについて教えてください

会社に関わる全ての人にとって学習と成長の装置でありたいと思っています。

楽しく働けることも大事ですが、それ以上に成長できるなと感じられる会社でありたい。それを象徴するような1つの取り組みとして、社員全員で技術書の翻訳に取り組んでいます。この活動は会社名義ではなく社員個人の名義で行っています。

会社のビジネスモデルを見ると、今はパートナーの方々の助けを得つつ私を含め一人一人がクライアントに価値を提供して売上を作っています。最終形としては仕組みで収益をあげられる会社を目指して私は私で取り組んでいますが、メンバーも同様に個々の得意分野を研ぎ澄ませていき、人を集めて1つの事業を起こせるくらいになってほしいと思っています。全員が社内ベンチャーの社長になってくれたら理想的ですね。

またクライアントに対しても、未知のものを一緒に模索するパートナーでありたいですし、気づきや学びを与えられる存在でありたいと思っています。「相談してみよう」、「話を聞いてみたい」と思ってもらえるポジションを目指しています。


ー和智さん、ありがとうございました!

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