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【業界研究】不動産業界の全体像

こんにちは、リーマ株式会社の阿部です。
今回は不動産業界の全体像について説明させていただきたいと思います。

(1)不動産業界の仕組み
不動産と言っても様々な仕事があるので、不動産業界の仕事を大きく4つに分けてみたいと思います。

①建てる(開発・建設)、②販売する(流通・販売)、③貸す(賃貸)、④管理する(管理)

①建てる(開発・建設)
建物や土地の開発・建設をする業務
◯建設業者
デベロッパー(街づくりや都市・リゾートの開発など、希望の大きい土地開発を手がける)
・三井不動産、三菱地所、森ビルなど  
ハウスメーカー(戸建住宅の建築・販売をメインに行う。家が欲しい個人に対して販売する)
・大和ハウス、積水ハウス、住友林業など

②販売する(流通・販売)
開発した土地や建物を販売する業務
不動産仲介(物件を売りたい人と買いたい人の両方をお手伝いしてマッチングさせる仕事)
【流れ】物件の資産価値の査定⇨広告宣伝での集客⇨購入希望者への物件案内⇨諸手続きのサポート
住宅・マンション分譲販売(デベロッパーやハウスメーカーが建てた物件の宣伝や販売を行う)
・三井不動産リアルティ、住友不動産販売、野村不動産グループ
ハウスメーカー

③貸す(賃貸)
開発した建物を貸し出す業務
不動産賃貸(不動産を貸す・賃貸の仲介をする)
メインはマンションや賃貸だが、駐車場・倉庫・事務所・土地など様々な賃貸物件を扱う

④管理する(管理)
建物のメンテナンスや清掃をする業務
◯不動産管理(不動産オーナーが持つ物件の管理をする)
設備のメンテナンス、入居者対応、空室時の集客・清掃
・三井不動産レジデンシャルサービス、三菱地所コミュニティ、日本ハウジング

(2)不動産業界の売り上げはTOP4
財務省の調査結果によると、2017年の市場規模は43.4兆円

日本国内だけで32万社以上の不動産関連の企業が存在している。
10社に1社以上が不動産業界!

(3)今後の不動産業界の動向
日本は現在人口減少に転じていますが、人間にとって切っても切り離さないものなので
多少伸び率が落ちても業界規模が大幅に縮小するとは考えられず安定性があると思われる。

(4)不動産業界が抱える問題
人口減少・都市集中により新築や中古物件の需要が減る可能性が高い。

(5)不動産業界で働くメリット・デメリット
(メリット)
・営業職であれば高収入を狙える⇨基本給+インセンティブで給料を算出するケースが多い
(デメリット)
・取り扱う物件が高額なので、景気の影響に大きく左右される
・多くが「to C(一般消費者向け)」の接客業なので土日祝が仕事で平日休みになってしまうケースがある


弊社がメインで関わっているのは不動産M&Aというニッチな領域ですが、興味がある方は
『不動産オーナー様、資産管理会社は不動産M&Aでいま売りなさい!』を是非読んでみてください!




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