なにをやっているのか
普段の生活で時間が空いたら、「映画を見に行きたいなあ」「買い物に行きたいなあ」と思うこともあるでしょう。その時、私たちは何もためらうことなくお出掛けすることがほとんどだと思います。しかし一方で、障がいのある方たちの中には、障がいを理由に簡単には外出できない、つまり「したい!」を叶えられない人がいます。なぜなら外出先にはバリアがたくさんあり、外出の障壁になるからです。バリアフリーが進んだ近年でも、そういった現実があります。
それでも、「誰か」の助けがあると行きたいところへ行き、したいことができるようになります。私たちが募集しているのは、そういった「誰か」となり、障がいのある方々の「したい!」という希望を叶えるお手伝いをするヘルパーというお仕事です。現在でも、ヘルパーが足りずに自分の行きたいところへ行けない方々がいます。私たちと一緒に『誰もが当たり前の希望を叶えることのできる社会』を作っていきませんか?
なぜやるのか
介護業界は慢性的に人材が不足しています。
もちろんこれも私たちが事業所を設立した大きな理由の一つですが、
介護業界においては、「クオリティ」の部分にも大きな課題があると考えています。
・笑顔で楽しそうに支援しているヘルパーさん
・無表情で携帯を触りながら支援しているヘルパーさん
自分が介護されると考えた時、介護内容が同じだったとしても、前者の方が魅力的ではありませんか?
こんなことを考えさせられる機会が、現場では多くあります。
笑顔で楽しそうに支援をしているヘルパーがいる傍ら、
つまらなさそうに携帯を触るヘルパー、
ヘルパー同士で楽しそうに話をして利用者さんをほったらかしにしているヘルパーさん、
怒鳴るヘルパーさん、眠るヘルパーさん、などなど。
介護業界に人員が充足していれば、このような介護をしている事業所はすぐに倒れるでしょう。
それでも人手が足りないから、まだまだ社会にはこういった事業所が蔓延っているのです。
「人材不足」が「クオリティ」にも影響を及ぼしている最たる例だと思います。
私たちはこのような現状を打破しようと「より良い社会、より良い福祉、そのためにスキルを発揮するプロフェッショナル集団」になることをビジョンに事業所を設立しました。
サービスを利用したくても利用できないような障害のある方が、まだまだたくさんいます。
1人でも多くの利用者さんが、「あたりまえ」の生活を享受できるよう、介護のプロを生み出し派遣し続け、「人材不足」の解消と「クオリティ」の向上に貢献することを目的に活動しています。