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自分らしいキャリアを実現するために福島県から新しい働き方のできるHuman Resource Designへ。

福島県からフルリモートで参画。正社員としてメディア運営(CMS運用、広告運用)に携わりながら、地方複業を並行したパラレルキャリアを歩む。自身の働き方やGoodStoryを通して、キャリアの多様性を発信したい。

NPO法人での活動をきっかけに「地元に関わる仕事がしたい」

福島県生まれの私は、小学生時代に東日本大震災を経験しました。その後、学生団体として活動するきっかけとなったNPO法人に出会いました。そのNPO法人は、被災した子どもたちの自立支援を行っており、当事者だからこそ何か伝えられることがあると思い、活動に参加していました。

NPO法人、学生団体での活動を通して、「将来は地元に関わる仕事がしたい」と思うようになりました。そこで、「何か協力できることはありませんか」と地元の企業を訪ねると、NPOでの活動を後押ししてくれる方が本当に多くて。そんな地域の方々の温かさにふれたこともあり、いずれは生まれ育った地元に恩返しできるような働き方をしようと心に決めました。

とはいえ、恩返しと言っても具体的に何ができるのか、当時ははっきりと浮かびませんでした。地元で働くことにこだわらず、まずは社会人としての基礎を身につけようと就職活動を開始。数ある企業を見ていくなかで目にとまったのが、東京都内のとある人材ベンチャー企業です。その企業は、ホテルや旅館で住み込みで働くリゾートバイトを通して、留学や上京など、若者が叶えたい目標を後押しするサービスを展開していました。

NPOでの活動を多くの人に応援してもらった経験から、自分も同じく志ある若者のチャレンジを応援したいと、入社を決めました。


惰性では働かない。仕事もプライベートも両方楽しむ

新卒入社した人材ベンチャー企業では、人手が欲しい旅館やホテルと、働きたい派遣スタッフとの間に立ち、両者をマッチングさせる営業担当として働いていました。働くなかで一番印象的だったのは、先輩方が「会社が好き、仕事もプライベートも両方楽しむ」姿勢でいきいきと仕事に取り組んでいたことです。

実は、社会人になる前から「お金のためだけに働く」といった価値観に違和感を持っていました。我慢しながら惰性で働くのではなく、どうせなら楽しく働きたい。仕事を楽しく生きるためのひとつの手段にしたい。そう思っていたのですが、新卒で入社した会社には、私と近い感覚を持った人がたくさんいたんです。自分にとっての働き方に対する価値観が、ゆるぎないものに変わった瞬間でした。

この価値観をずっと大事にして、これからも楽しく働いていこうとした矢先、世界中で新型コロナウイルスが流行しました。すると、ホテルや旅館を営むお客様からは次々と休業の連絡が届き、仕事は徐々に減り、会社自体の売り上げも見込めない状況になってしまったのです。当時はコロナがいつ収束するのか全く見通しが立たず、当分状況は変わらないだろうと判断し、入社して1年でしたがやむをえず退職しました。

一旦実家に帰省して次の仕事を探していたところ、たまたま見つけたのが、地元の老舗鮮魚店の求人です。歴史は長い会社なのですが、私と同年代の方が跡取りとして事業承継をしていることに興味をひかれました。特に地方は働き手の高齢化が進んでいるなか、若きリーダーが会社を引っ張っているケースは珍しいなとも思いました。

エネルギッシュな同年代の後継者と働くのは間違いなく刺激になるだろうし、いずれは地元に貢献したいと思っていたため、Uターン就職を決めました

Uターン先の鮮魚店で、人事業務のゼロイチと新規事業立ち上げを経験

鮮魚店に入社後は、人事業務を担当しました。具体的には、給与計算にシステムを導入して業務効率化を推進したり、あいまいだった人事評価制度のプロトタイプを作成して運用しました。また、人手不足から5年ほどストップしていた新卒採用を復活させるため、改めて採用の戦略を立てて、求人票を作り、学校へ挨拶に行くといった一連の採用活動にも関わりました。その結果、私が入社してから2人、3人と新入社員が増えていき、コンスタントに新卒採用ができる体制が整いました。まさに、人事業務のゼロイチを経験できたように思います。

入社して1年後には、人事業務と並行してECサイトの立ち上げにも参画しました。戦略立案からはじまり、サイト構築、マーケティングと初めてのことばかり。何もかも手探りな状態でしたが、EC支援を担当する副業人材の協力もあり、無事ローンチできました。また、何度か全国区の情報番組に取り上げていただく機会もあり、売上アップにも貢献できて大きな達成感を味わうことができました。

約2年半、鮮魚店で充実した日々を送っていた私が、転職を考えた理由は「もっと成長速度をあげたい」と思うようになったからです。鮮魚店では、最終的に人事の責任者と、EC事業の責任者という役職につきました。評価していただけるのはありがたかったのですが、責任ある立場になったがゆえ、近くにフィードバックをしてくれる上司の存在がいなくなってしまいました。そのような状態で業務を続けたら成長が鈍るような感覚を覚えていたのです。

また、取引先様のつながりで、地元で働く方に「採用やECのサポートをしてもらえないか」と声をかけてもらうことが増えました。 その方々の力になりつつ、さらに成長できる環境はないかと探して偶然見つけたのが、フルリモートで働けるHuman Resource Designでした。

人事とマーケティングの経験が活かせ、フルリモートなら地元に拠点を置いたまま仕事ができる。そう思ったのも大きかったですが、Human Resource Designを転職先に選んだ一番の決め手は、価値観のマッチです。Human Resource Designは、「Work in Life」といった「仕事は人生の一部で、人生をより豊かに楽しむためのもの」という考えを持っていて、まさに私がずっと大事にしてきた価値観と重なりました。

社長の松村との面談で「Human Resource Designメインで働きつつも、地元での活動を両立したい」と正直に伝えたら、私の希望を快く受け入れてくれたのも嬉しかったです。「佐藤さんの望みが実現するならば、ぜひ一緒に働きましょう」と声をかけてもらい、入社を決めました。


自分にとってのキャリアの“最適解”を追求し続けていきたい

Human Resource Designに入社しておよそ2ヶ月。現在は、カスタマーサクセス担当として、就活メディア「Good Story」の運営に関わっています。企業で働く人のストーリーを記事にして、広告やSNSを運用してタッチポイントを創出、求職者の行動を分析し可視化するまでが、一連の流れです。

前職でECサイト運用を経験していたものの、メディアの運営に関わるのは初めてです。日々勉強しつつ、Good Storyを多くの人に見てもらえるよう試行錯誤しています。今は、UI/UXの向上に向けて、サイト設計の見直しやパーソナライズ(ユーザーの行動履歴に基づき最適な情報を提供する仕組み)の導入などを進めています。

週5日間Human Resource Designで働くのをベースにしつつ、複業で地域企業の採用やEC支援にも関わっています。責任を持ってスケジュール管理をすれば、フレキシブルに働けるのもHuman Resource Designの良いところですね。他の企業の場合、例えば日中に複業に関わるミーティングがあっても、途中で抜けるのは難しいと思います。ですがHuman Resource Designであれば、事前に伝えておけば中抜けしてミーティングに参加し、抜けた時間を別で補うような柔軟な働き方ができます。

入社前、どちらかというとGood Storyは、採用を強化していきたい企業様向けのものだと思っていました。もちろんその面もありつつ、Good Storyは学生さんにとっても、企業で働くイメージをより膨らませられる価値の高いメディアだと実感しています。

学生の皆さんにとって、どんな人がどんな思いで働いているのか、すごく気になるポイントだと思うのです。Good Storyにはその内容が詳しく描かれているうえに、一人ひとりが何を大切にどう生きてきたか、想いや価値観にもフォーカスがされています。これは他の求人サイトにはなかなかない、Good Storyならではの魅力だと感じます。

今や就活においてもWEB、SNS上には情報があふれています。学生さんはその中から何の情報を選び取れば良いか、判断が難しいはずです。また、求人サイトだけでは分からない情報もあります。今後は、そんな学生さんたちに向けて、Good Storyをキャリアの選択肢を広げるメディアとして、認知度を上げていきたいです。

そして、個人としても「自分にとっての最適なキャリアが何かを追求し続ける」ことも大切にしていきたいと思っています。それなりに社会人経験を積んできたなかで、改めて考えるのは「一人ひとりのキャリアに“正解”はない、その人らしく生きる“最適解”があるだけだ」ということです。

私は、地元での活動と自身の成長を両立していきたいからHuman Resource Designを選びました。今はその選択が間違いなく、自分にとっての最適解だと思っています。今後も最適なキャリアを追求しつつ、社会人として一段と成長できるよう働いていきたいです。

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