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なにをやっているのか

自動化・AI技術でホテルオペレーション革命
日本の中小ホテル・旅館をターゲットとして、宿泊予約・管理からマーケティングなどホテル業務に必要な機能を1つにまとめたホテルシステム『WASIMIL』の開発を行っています。WASIMILは宿泊管理(PMS)、サイトコントローラー連携、レベニューマネージメント、自社予約システム、顧客管理(CRM)とマーケティングといった機能を実装しています。 現在はβ版の実証段階で、埼玉県横瀬町による官民連携プラットフォーム『よこらぼ』などで実証事業を展開中です。 「データで世の中に貢献する」をミッションとして、まずはホテルシステム『WASIMIL』による宿泊業の効率化、いずれはデータを活用した地方創生支援事業まで広げ、日本や世界の観光業の発展に貢献していきたいと考えています。

なぜやるのか

ミッションは「データで宿泊業をアップデートする」 弊社はデータサイエンティストである外国人創業者と、地方の中小企業の活性化を軸に活動してきた女性創業者が立ち上げた企業です。 日本の地方を旅行する中で、日本のホテルシステムがかなり遅れていること、”ガラパゴス化”していることに気づきいたことが、弊社のホテルシステム『WASIMIL』を開発するきっかけとなりました。 地方創生の要でもある観光業界。宿泊業の約9割は中小規模のホテルや旅館です。 大手ホテルや旅館では、宿泊予約や宿泊管理、マーケティング等にシステムを活用しているところも多い反面、中小規模のホテルや旅館ではまだまだ紙ベースでオペレーションを回しているところも少なくありません。 そのため、旅行業界全体としてみれば、まだまだ働き方に無理が生じている施設も多いのが実情です。例えば、観光庁の『令和2年度 観光産業における実務人材確保・育成事業』によると、他業界の離職率は10~20%程度なのに対して、観光業では離職率が30%と突出して高くなっています。また、厚生労働省の『働き方・休み方改善ハンドブック』によれば、旅館業の経営上の課題として「スタッフの確保・育成・活性化」と答えた旅館は27.8%もいるほか、先述の観光庁の資料によれば約8割の企業で人材不足に陥っていることがわかります。 コロナ後の社会で自由に旅行ができるようになれば、宿泊業はこれまでのように人手不足になることが見込まれます。そのような中で、中小ホテル・旅館のオペレーションをデジタル化することができれば、宿泊ゲストの体験を最適なものに変えていくことができます。そうすることで、ホテル業界で働く方々の「やりがい」も最大化することが可能です。 私たちは中小ホテル・旅館のデジタル化とデータ活用を進めていくことで、日本の地方創生・地域活性化への貢献を目指しています。

どうやっているのか

英語を公用語として、多国籍なメンバーで事業を行っています。 海外在住のメンバーも全社員の約8割を占めており、働き方は完全リモートでフレックスで自由に働き方をカスタマイズできます。創業者のひとりがカナダ人ということもあり、欧米式のプロジェクト管理やチームビルディングを取り入れています。欧米の最新マーケティング手法やマーケティングツールを使用する機会もあり、グローバルな経験を積むことが可能です。 また、弊社のカルチャーは欧米のスタートアップそのもの。自ら主体的に思考、提案、行動することで、自分自身が経営的視点を持ちながら事業を前進させる経験も得ることが可能です。