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なにをやっているのか

私たちHerLifeLab株式会社は、更年期を迎える女性たちのサポートをする会社です。 目の前の方々に全力で向き合い、女性が自分らしく生きられる社会を作ります。 ■女性のためのマイドクター「ビバエル」■ 研究者・婦人科医が開発した更年期オンライン診療サービスです。個別診断で、体調に合わせた治療を実施。西洋医学と東洋医学のあらゆるプランから、個人にマッチした治療を提供します。 訪れてくれた方は全員、私たちにとって大切なゲストです。そのゲストにカウンセリングするのは、婦人科勤務経験がある医療従事者の「メノポーズコンシェルジュ」です。 ゲストの健康と幸福を最優先に考え、ホルモンバランスによるゆらぎを解決するお手伝いをします。 ■市場と課題■ 閉経前の5年間と閉経後の5年間とを併せた10年間を「更年期」といい、更年期症状にはほてり・のぼせ・ 発汗・疲労感・めまい・ 動悸・冷え・身体症状、不眠・イライラ・不安・抑うつ気分などがあり、40〜50代の女性のうち約6割が不調を感じているとされています。 しかしながら多くの女性が「更年期=我慢するもの」と考え、医療機関を受診していません。これにはいくつかの要因があります。 1. 更年期に関する情報不足 更年期女性の90%近くが**「更年期症状はやり過ごすしかない」**と思っていると回答しており、医療機関での解決方法があること自体が、十分に周知されていない。 2. 更年期診療に精通した医師の不足 更年期診断は**「症状が多様で診断が難しい」と考える医師が6割**にものぼることや、問診に時間がかかりすぎることで診療報酬が見合わず、更年期診療は「積極的にしたくない」と回答する医師も多くいる。 3. オンライン診療の浸透の遅れ 更年期は問診やカウンセリングで診断がつけられることが多いにも関わらず、不妊治療や出産を中心とした婦人科医療では、**対面医療の文化が根強く残っている**。働く女性が増える中、対面での定期的な診察は負担となることがあり、治療自体を断念してしまうケースもあります。 このような背景から、更年期障害の問題が取り残されたまま、結果として40〜50代の働き盛りのなか、更年期の体調不良が原因で仕事を辞めざるを得なくなる、いわゆる「更年期離職」は、男女合わせて57万人に上り、経済損失は6,300億円にもなるとされています。 ■2023年3月にPre Seedで資金調達を実施しました。■ 更年期オンライン診療サービス「ビバエル」の立ち上げのため、 Pre Seedで資金調達を行いました。 資金調達の詳細はこちら↓ https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000133842.html ■今後の展望■ ゆくゆくは病院を開設し、更年期障害をはじめ、乳がん・子宮頸がんの検診など、女性の健康をあらゆる方向からサポートします。また西洋医学だけでなく、マッサージ・鍼灸・食事などトータルでケアできる統合医療を組み込んだサービスも開発予定です。

なぜやるのか

■経営理念■ ▍「心」に寄り添い、「身体」を科学する。 女性のエイジングに関する研究は、世界的に不十分な状況です。 また国内では、根拠に基づく更年期症状の診断、対処法や予防法の提供を受けられずに、自信やキャリアを喪失する女性たちが少なくありません。 私たちは、日本が世界に誇る長寿の島・沖縄発の研究所として、 ホルモンのゆらぎと向き合う女性たち一人ひとりの心に寄り添うサービスを展開しながら、データを集積し、研究を重ねます。 そして、エイジングに関するエビデンスに基づくポジティブな対話と行動を世の中に増やし、日本、アジア、ひいては世界中の女性たちの健康寿命を延ばす取り組みを牽引していきます。 ■Vision■ 年齢問わず、女性たちがチャレンジし続けられる社会を創ります。 ■Mission■ 私たちは、女性が自分の身体を正しく理解し、前向きにエイジングと付き合っていくことを支援します。 ■今につながるストーリー■ 代表である私オリガは44歳のある日、突然ひどいホットフラッシュに襲われます。更年期かと思い産婦人科に行きましたが、ほんの数分の問診で「違う」と断定されました。正しいとは思えない処方をされ、症状が和らぐはずもなく、セカンドオピニオンを受けます。 しかし3軒目の先生がようやく親身に話を聞いてくれたおかげで、気持ちがとても楽になり症状も快方に向かいました。これがきっかけとなり、自分と同じ苦しみを抱える人を助けるためにサービス開発を決意。当社を設立し現在に至ります。 日本やアジアで未だ根強くある、更年期に対するタブー感やネガティブイメージを壊し、人生の後半をハッピーに過ごすための、知見とノウハウを届けていきたいと考えています。

どうやっているのか

■事業の強み■ 私たちの強みは、競合が少ない分野で事業展開できていること。 現在日本では「更年期」という観点で特化しているプレイヤーはほとんどいません。更年期に焦点を当てた医薬品はあるものの、会社としてより包括的に取り組んでいるのは当社ならではの特徴です。 ■VALUES■ ▍傾聴する 相手の話を聞く時は、先入観を捨ててしっかりと傾聴し、共感の気持ちを持って接する。 ▍信頼を大切に お互いを信じることから関係をスタートさせ、相手が安心して心を開けるように真摯にコミュニケーションを図る。 ▍1人よりチーム 1人から生まれてくるアイデアや成果より、チームの協働によって生まれるものの力を信じる。 ▍我慢はしない 働く女性のロールモデルを目指し、忙しくても心身の状態を整えることを大切にする。辛い時はそのことをお互いに共有し、相談し合う。 ▍正解ではなく最適解を見つける 状況、相手、課題によって、何が正解かは異なる。正しい答えを探すのではなく、最適解を選ぶことに努める。 ■リモートワークを中心に定期的な出社を推奨■
 本社は沖縄県ですが、ビジネスサイドのメンバーは東京に拠点を構えて、オンラインとオフラインの両方を活用して、持続可能な働き方を模索しています。