なにをやっているのか
色・形・味が、ひとつひとつこんなに違うお茶たち。
抹茶スイーツもまだまだありますよ。
京はやしやは、江戸時代からお茶一筋。創業270年の老舗茶舗です。
これまでの歴史・伝統を見つめ敬いながら、今の時代にあう“新しい茶文化”を創造。「茶舗=茶葉専門店」というイメージを、良い意味で変革しようとしています。
例えば、元祖「抹茶パフェ」なんかも京はやしや発祥です。こういった抹茶スイーツは、企画・材料選定・製造・販売すべてを京はやしやで手がけています。(抹茶スイーツを提供する老舗茶舗は、なかなかありません!)
https://prtimes.jp/story/detail/rolv5LU898b
https://kyo-hayashiya.jp/sweets/
▼カフェ
国内外に8店舗を展開し、2024年には京都店をオープンしました!
https://kyo-hayashiya.jp/shoplist/
▼オンラインショップ
https://shop.kyo-hayashiya.jp/
▼Instagram
https://www.instagram.com/kyo_hayashiya_official/?hl=ja(@kyo_hayashiya_official)
◆お茶って、奥深い
私たちが普段から嗜むお茶は、実は『ペリー来航』が大きくかかわっていることをご存知ですか?日本のお茶と言えば“煎茶”ですが、そのはじまりは江戸時代の京都 宇治。「揉みきり法」といって、何段階にも分けて手で揉みながら乾燥し、作られました。
「アメリカのコーヒーが日本での煎茶なのであれば、アメリカへ運ぶぞ。」というペリーのひとことで、大量の煎茶がアメリカへ輸出することに。でも、丁寧に茶を手で揉んでいては到底間に合わない、機械で大量製造できるようにしたい…。そこで揉捻機・精揉機が導入され、現在の煎茶には必需品となりました。
また、アメリカでは紅茶のように、煎茶にもミルクや砂糖をいれることが当たり前。煎茶は渋みがあった方が美味しく飲めるとのことで、この製法が現代のお茶農家さん・企業にも受け継がれてきたのです。
江戸時代に日本人に嗜まれて煎茶は、水色(すいしょく)は緑よりも少し黄色で、渋みだけでなく甘みを楽しめるもの。茶葉も細く尖っているのではなく、もっと柔らかく丸みと厚みがあったといわれています。
それでも、現在の製法を確立させたのがペリーの影響というのもまた、面白い歴史です。
なぜやるのか
お茶を通じ、日本の伝統と至福のひとときを届ける。
「ちょっと一服」ほっと安らぐ時間、楽しみませんか?
お茶を通じ、日本の伝統と至福のひとときを届ける。
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お茶は日本人にとって、古来から愛され嗜まれてきたもの。
ただ単に飲料としてだけでなく、薬として使われてきた歴史もあります。
一方で、業界全体でお茶の生産 / 消費量は減少しつつあります。
お茶農家さんの高齢化・成り手の不足・若い方のお茶離れ…。
様々な課題が、お茶業界を取り巻いています。
創業から270年。
存在意義を自問自答してたどり着いた答えは、
『その大切なお茶を、多くの人に楽しんでいただこう』というものです。
日本を代表する飲料文化を、この業界を、決して衰退させてはいけない。
製造・販売を行う京はやしやだから、人にお茶の素晴らしさを伝えられるはずです。
原点であるお茶を敬い、見つめながら、
人と未来に伝える方法を常に想い描いています。
「ちょっと一服」ほっと安らぐ。
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ところで、質問です。
「ちょっと一服しよう。」
この言葉を使ったこと、聞いたことはありますか?
恐らく多くの人が、束の間の休憩をイメージしますよね?
実はその昔、『お茶を飲んで、少し休憩すること』としても使われていました。
休憩=お茶を飲むこと と昔の人は同義として扱っていたようです。
現代の人は、さまざまなことに追われて、忙しく生きています。
昔の人を真似るわけではありませんが、そんな現代だからこそ、リフレッシュできる「一服」が大切なのではないかと思うのです。
だから皆さん、忙しい毎日の中でちょっとだけ一服しませんか?
その時一番のお茶を皆さんに提供すること。お茶を楽しんでいただくこと。
それが実現できれば、京はやしやにとって至上の喜びです。
どうやっているのか
みんなお茶が好き。
モンブランを囲んで、会話が弾んでいます。
「お茶愛があれば、OK。」
アルバイト含め、約150名が在籍。前職は割とバラバラで、飲食に関わっていたメンバーもいれば、全く別の仕事をしていたメンバーもいます。みんな違って、みんな良い。飲食経験がなくても問題ありません。
ひとつだけ大切にしているのは、『お茶が好き』であること。それなりに好き〜熱狂的なお茶マニアまで…。だって、お茶屋ですから。
「みんなで良くする。新しいトレンドをつくる。」
歴史を敬うことは大切ですが、これまでと同じではお茶業界は衰退してしまう。「いろいろな形でお茶を楽しんでもらいたい。」という先代の想いもあって、新しい茶文化を生み出してきました。抹茶スイーツの開発、喫茶店の開業など、取り組みによってお客様に「これ美味しい。」と思っていただくことが最優先です。
新しいものをつくる時は、お茶に馴染みない方を巻き込むようにしています。人との関わり、アイデアを生み出す気概、考え評価する時間…。すべてをかけ合わせて、もっと良いものをつくっていきます。
「場所が違えば、味も十人十色。そこにあった最高級の味を。」
育った畑の日当たり、土などの育成条件。ブレンドの割合、淹れ方、利用する水、調理器具などの調理条件。何かひとつ違えば、香りも味も微妙に変わる。お茶ってとても繊細で、単純なものではありません。
でも、見方を変えると面白さでもあります。街・住む人の嗜好・考え方の特徴に合わせて、見た目・味・商品構成も変えていく。色々な場所で、そこにあった最高級の味を楽しめるようにしています。
「誰が見ても、成長できる。自分のペースで良い。」
調理・接客ごとに必要なオペレーションを見える化し、細かな評価制度をつくっています。オペレーションが100%できる状態が店舗責任者です。メンバー本人が、いつまでに店舗責任者になりたいか。その後どのようなキャリアを描きたいのか。そこに応じて、スピードを決めています。