1
/
5

なにをやっているのか

Logomixは、ゲノム大規模構築技術Geno-Writing™※をコア技術とする、2019年創業の東京工業大学発バイオテックベンチャーです。当社は、Geno-Writing™を用いて、パートナー企業のご希望に合わせた細胞株や細胞システムを創出することで合成生物学的ソリューションを提供し、製薬企業、化学系企業、総合電機メーカーなど幅広い業種の企業の皆様と研究開発事業を推進しております。 上記は、バイオ領域に関与したことが無い人にとっては、理解が難しい内容もあるかもしれません。しかし心配しないでください。 今回、Webエンジニアを募集して加速させようとしている事業は、上記ビジネスを加速させるためのシステムになります。 具体的には、膨大な手作業で進められている細胞培養プロセスや、人が目で行っている細胞培養写真の解析プロセスなど、を自動化するシステムです。 また、単純な自動化というだけでなく、システムがあるからこそ見つけられる新たな発見、というものにも期待しています。 そして、今後はそのシステム自体をサービスとして展開し、会社の強みにしていきたいという思いです。 ※Geno-Writing™:ゲノムを大規模に改変して、新タイプの人工細胞を開発する技術 Geno-Writing技術は、昨年ノーベル賞を受賞したゲノム編集技術クリスパーも取り込みつつ、クリスパー単独では不可能なレベルで自由自在にゲノムを改変することができる、世界最先端の細胞工学技術です。 現在弊社では、Geno-Writing技術を活用し、従来では不可能であった治療用人工細胞を開発中です。患者さんの体内に投与し、病原細胞を死滅させる能力の高い人工細胞を開発しています。そのためにGeno-Writing技術によってヒトゲノムを様々に改変し、ヒト細胞に多角的な免疫機能を搭載する研究を推進中です。(ゲノムは「細胞のOS」のようなもので、ゲノムを書き換えることで、細胞に様々な機能を付与することができます)

なぜやるのか

近年、人工肉を作る会社からバイオ医薬品を作る会社まで、様々な社会課題の解決に挑む「合成生物学」企業に期待が集まっています。 「合成生物学」とは、自然界の様々な生物種が持っている代謝経路を組み合わせて、新しい物質生産システムやセンサー機能をもつ人工細胞を設計・創出する学問領域です。古来より発酵産業において物質生産工業に活用されていた微生物や細胞を、近年開発されている様々なゲノム工学技術により改良することで革新的な物質生産システムが次々と生まれています。合成生物学は今日、物質生産以外の様々な産業セクターにまで拡がり、今世紀の産業革命の原動力の一つと大きく期待されています。

どうやっているのか

まだ起業から間もないということもあり、社内にWebエンジニアはいません。(フリーランス除き) ただ、世界トップレベルのゲノム研究者は多数在籍しています。 ここから、Webエンジニア含めた各職種を積極採用し、チームを拡大させていくフェーズにあります。 ・リモートワーク可 ・非研究者はリモートワーク中。研究者は、ウェットラボ作業が必要な場合はラボに出社、ラボスケジュールに合わせてリモートワークと併用中。 ・働き方についても、住んでいる場所や当人のライフステージなどの要望に合わせて調整しやすいかと思います。