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こんにちは、イチアール株式会社 採用担当の芝純平です。
イチアールでは、社員のスキルアップを目的に、月に2回、現場で活躍先輩エンジニアの方に講習会を行ってもらっています。今回は、先日実施された先輩エンジニア講習会についてお伝えしていきます。
テーマは、「イラストレーター基本的な使い方とベクターデータについて」です。
illustratorとは、Adobeが提供している自由度の高いデザインツールです。
画像やイラスト、テキストなどを自由にレイアウトすることができます。
画像や文字などを使用して、ポスターやチラシ、ロゴなどを作成することができます。
線や図形、イラストなどを組み合わせることで、地図やバナー広告の作成も可能です。
オススメは、入門書などの書籍で操作方法を勉強することです。
webサイトで勉強しようとすると、「~の作り方」や「便利な操作方法」などの専門的な情報や応用的な操作を紹介する記事がたくさんあり、基本的な操作を紹介してくれる記事はあまりありません。
入門書では、基礎的な操作を最初から教えてくれるので、illustratorを触ったことが無い人でも簡単に始めることができます。基本的な操作が身についたら、チュートリアルをこなしていきましょう。
最初は、簡単な図形でも予想以上に時間がかかってしまうことがあります。チュートリアルをこなしていくことで操作だけでなくショートカットキーも覚えることができます。
ベクター化とは、JPGやPNGなどのラスタ画像をベクタ画像に変換することを表した言葉です。
ラスタ画像は、1pixelの点が縦横の格子状に並んで構築された画像のことです。画像を拡大した時に点が並んだように見えるのもラスタ画像の特徴です。複雑な画像を表現する際には、濃度が違う点を多く並べなければいけなくなり、その分データサイズが大きくなってしまいます。スマホやデジカメはラスク画像として保存されます。
ベクター画像は、複数の点の位置とそれを繋いだ線、色、カーブなどを数値データとして記憶し再現します。数値データで保存しているので画像の容量は小さくなります。ベクター画像を表示させるためには、illustratorなどのドローソフトが必要となります。
ベクターデータは、計算式によって画像の色や形を表現しています。
拡大や縮小をするたびに計算されるので、ピットマップデータのように画像が荒くなったりすることはありません。データは、数値で保存されているので、解析度が大きくなればなるほどデータ容量が増えるピットマップデータと異なりデータサイズが軽くなります。
ですが、写真など色や陰影、濃淡などが複雑に表現される写真などを描写する際には、膨大な計算が必要となるのでそういったものの表示には向いていません。
ベクターデータは、illustratorなどのドローイングツールでしか表示することができないため、ドローイングツールをインストールしていないパソコンでは表示できないというデメリットもあります。
ベクターデータとは、データをすべて線の情報で保存しているデータです。illustratorで作成したデータはすべてベクターデータです。
ラスターデータは、画像データがすべて点でできています。基本的な画像データは、ラスターデータです。
ベクターデータとラスターデータの違いは、表示される画質と容量です。ベクターデータは、線や色、濃淡などの情報が数値として保存されています。画像を拡大した時には、数値が計算されるので、画像を拡大縮小しても画質は変化しづらいです。ですが、陰影や濃淡が複雑なものは、拡大や縮小などをした際の計算に時間がかかることがあります。
ラスターデータは、表示する際に計算は不要なので、すぐに表示することができます。表示される際には、点の集合で表示されるので、拡大しすぎると画像に点が見えることがあります。
ベクターデータの代表的な拡張子は、AI(Adobe Illustrator)、EPS(Encapsulated PostScript)、PDF(Portable Document Format)、SVG(Scalable Vector Graphics)です。ベクターデータは、線や色などの情報を数値で保存されているので、表示するには、illustratorなどの専用のソフトやツールが必要になります。
Adobeが提供しているドローイングツール「illustrator」ですが、その需要は徐々に増えつつあります。
イチアールは、未経験からエンジニアへの一歩を踏み出す人をサポートする会社です。
ぜひ、未経験から一緒にエンジニアを目指しませんか。
ご興味がある方は、ぜひ気軽にお話を聞きに来てください!