Wantedly(ウォンテッドリー)はたらくを面白くするビジネスSNS
Wantedlyは、運命のチームや仕事に出会えたり、人脈を広げ、ビジネスの情報収集に使えるビジネスSNSです。
https://www.wantedly.com/companies/company_3056942/post_articles/4559822
こんにちは、イチアール株式会社 採用担当の芝純平です。
イチアールでは、社員のスキルアップを目的に、月に2回、現場で活躍する先輩エンジニアの方に講習会を行ってもらっています。今回は、先日実施された先輩エンジニア講習会についてお伝えしていきます。
今回は、エクセルのマクロ(VBA)を解析し、設問に答えていく講習会を行いました。
VBAとは、「Visual Basic for Applications」の略語で、Microsoft officeのアプリケーションで使うことができるプログラミング言語のことです。
ExcelやWord、PowerPointなどに組み込むことができ、自動化や効率化などを行うことができます。
VBAは、VB(Visual Basic)をもとに作成されており、Microsoft officeのアプリケーション内で使用することができる専用の言語です。
VBAは、主にシステムの自動化や業務の効率化を行いたい時に使用します。
VBAでは、マクロというシステムを組み、自動で処理を行います。
データ集計やメールの自動送信、他のMicrosoft officeのアプリケーションとの連携、他のファイルの読みこみや書き換え、更新など様々なことができます。
Excelでは、データを読み込んで、表やグラフの自動作成やデータの整理整頓、データの修正、チェックなどでマクロをよく使用します。
PowerPointと連携させると、グラフと表を自動で挿入することもできます。
Wordと連携させると、差し込み印刷や請求書などの作成も少ない工数で行うことができます。
アドレスやメールの内容を入力しておくことで、Outlookからメールを自動で送信することもできます。
VBAは、Microsoft officeで使用できるプログラミング言語です。
Excelで使用する場合に、区別するためにExcel VBAと呼ぶことがあります。
使用する言語はVBAなので、混同しないように注意が必要です。
VBAの強みは、大きく分けて「汎用性の高さ」「低難易度」「求人の多さ」の3点です。
それぞれ詳しく紹介していきます。
汎用性の高さ
VBAは、ExcelだけでなくWordやPowerPointなどMicrosoft office製品で使用することができます。
Microsoft officeのソフトの間であれば、連携することも可能です。
難易度
VBAは、比較的わかりやすい言語なので、習得するまでにかかる時間が短いのが強みです。
webでも参考になる記事がたくさんあるので、わからなくなっても自分で調べることができるので、習得しやすいです。
本来、他のプログラミング言語では、システムやプログラムを作成する際に、開発環境というものを設定しなければいけません。
対して、VBAでは開発環境がoffice製品に標準搭載されています。
そのため、開発環境の設定やインストールが不要な点も強みです。
求人の多さ
Microsoft officeの普及率が高いため、VBAの操作ができる人材は重宝されます。
VBAを使用しマクロを組むことができると、業務の効率化ができるので、これからの求人はさらに増えると思われます。
VBAの使いづらい点は、他のプログラミング言語と数列の始まり方が違う点です。
一般的なプログラミング言語では、数列は0から始まります。
対してVBAは、1から始まります。
そのため、気を付けないと数字が1ずれることがあります。
また、エラーが起きた際の処理も難しいです。
エラーが起きても必ず実行するという処理がないため、エラーが起きた際に最後まで処理を実行してくれないこともあります。
VBAでは、関数を用いて文字列や数列の操作や変換処理を行うことができます。
他にもマクロを用いての自動化や効率化も可能です。
Microsoft officeの他のソフトウェアと連動させることで、メールの送信やフォーマットやパワーポイントの作成なども可能です。
少し専門の知識が必要ですが、データやログの解析も可能です。
VBAを活かすことができる仕事は、Excelを使用する一般的な事務などの業務はもちろん、データを扱う営業、在庫管理などをする生産管理まで様々な業務で使用することができます。
それら以外でも、同じような作業を繰り返す業務や大量のデータを処理するような業務などでも活用することができます。
Microsoft officeのアプリケーションをダウンロードするだけで使用することができるので、コストを抑えながら導入することもできます。
VBAは比較的簡単に習得することができるため、プログラミングの専門知識がなくとも始めることができます。
画面内の操作を録画して自動でマクロを組んでくれる機能もあるので誰でも使うことができます。
VBAエンジニアとは、Microsoft office製品で使用されるVBA(Visual Basic for Applications)を用いてExcelやPowerPointなどのソフトウェアで仕事の効率化や自動化をする技術者です。
Microsoft officeのソフトウェアを使用している企業はたくさんあるので、需要も高くなっています。
VBAエンジニアになるために必要な資格はありませんが、「VBAエキスパート」や「マイクロソフトオフィススペシャリスト」などの資格があると転職や案件獲得の際に有利となります。
Microsoft officeのソフトウェアで仕様できるVBAですが、その需要は徐々に増えつつあります。
イチアールは、未経験からエンジニアへの一歩を踏み出す人をサポートする会社です。
ぜひ、未経験から一緒にエンジニアを目指しませんか。
ご興味がある方は、ぜひ気軽にお話を聞きに来てください!