「インフラ構築の魅力：ビジネスを支える堅牢な基盤」

こんにちは、イチアール株式会社人事担当です。近年、インターネットが普及してきて、サーバーが必要となりました。

サーバーを構築管理ができるITインフラエンジニアが注目を集めています。

本記事では、そんなITインフラエンジニアについてご紹介していきます。

ITインフラの構築とは何ですか？

ITインフラとは、ITにまつわるものの基礎となる設備や構造物のことです。パソコンやサーバーなどの機器やそれらの機器に搭載するOSやソフトウェアなどを含めてITインフラといいます。

ITインフラには、ハードウェアとソフトウェアの2つの種類に分けることができます。ITインフラの構築は、システムやソフトウェアなどが作動するように、コンピュータやネットワーク機器などの調達や配置、配線などを行うことです。

インフラ構築業務とは何ですか？

インフラエンジニアの仕事は、大きく分けて「要件定義」「設計」「構築」「運用」「保守」「監視」の6つにわけることができます。

それぞれの業務について説明します。

要件定義
クライアントの希望している条件をヒアリングし、どのような設備や設定値で実現ができるかを定義します。

設計
要件定義で設定した値をもとに使用する機器や構成、設定値を決めます。稼働後の運用方法や点検方法なども合わせて検討します。

最初にインフラ全体の設計である全体設計（基本設計）を行います。全体設計の完了後、それぞれの機器やシステムごとに詳細に設計する機能設計を行います。

構築
機器を調達して、設計書を基に実際に接続や配置、配線などを行います。

テスト
計画や設計通りにシステムが稼働するか、正常動作やエラー動作についてテストをします。行うテストは、主に「単体テスト」「結合テスト」「システムテスト」の3つです。

運用・保守・監視

システムが正常に稼働しているか、エラーが起きた際も問題なく処理ができているかなどを監視します障害が派生した際には、トラブルシューティングやアップデート、修正などを行います。

インフラ構築の方法は？

一般的にインフラ構築の方法は、「自社内のエンジニアが作成する」「外注する」の２つの方法があります。

それぞれのメリット、デメリットを紹介していきます。

自社内のエンジニアが作成する

中規模～大規模の会社では、インフラエンジニアとアプリなどの開発エンジニアに分かれている傾向にあります。自社で作成することの一番のメリットは、連携が取りやすいことです。進行状況の把握や対応を簡単に行うことができます。仕様が変更になった際にも修正を素早く行うことができます。外注するよりも、コストを抑えることもできます。

デメリットは、エンジニアの育成や新しい情報やシステムの管理などが必要になります。また、新しく部署を立ち上げる際には、採用や育成などのコストがかかってしまいます。

外注する

外注をする最大のメリットは、知識がなくともインフラ構築ができることです。要件定義の時にもエンジニアに参加してもらうことができ、専門的な知識がなくとも構築することができます。運用や保守にもアドバイスをもらえるので、安心して始めることができます。

デメリットは、セキュリティとコストです。

内部の機密情報を外部の企業に公開するため、多少なりともリスクとなります。また、外注するためコストがかかってしまいます。外注する内容によって、コストが変動します。

サーバー構築って何するの？

サーバー構築は、提供するサービスの目的に合った必要なソフトウェアやハードウェア、アプリケーションなどを用いて行います。

サーバー構築を行うと、提供するシステム内でサービスを作成、運用することができます。サーバー内でファイルを作成し共有することもできます。

サーバーには、「レンタルサーバー」「クラウドサーバー」「VPSサーバー」「専用サーバー」の4種類があります。レンタルサーバーはすでに運用されているサーバーをレンタルして使用できるサービスのことです。比較的低コストで使用することができ、使用する際にもwebで申し込むだけなので簡単です。

外部が運用、管理をしているので、セキュリティは高くありません。クラウドサーバーは、オンライン環境とアカウントがあればどこでも使用することができるサーバーです。コストの削減や利便性のメリットがある一方で、カスタマイズがしづらかったりオンライン環境でないと使用できなかったりとデメリットもあります。

VPSサーバーとは、Virtual Private Serverのことで、日本語では「仮想専用サーバー」と訳されます。1台のサーバーを複数で使用する仕組みです。

メリットは、カスタマイズ性が高い点です。専用サーバーのように管理者権限があるので共有サーバーではできないような設定変更やカスタマイズをすることができます。

デメリットは、専門的な知識が必要な点です。専用サーバーは、サーバー1台を使用することができます。