Webデザイナーとはどんな仕事か？役割やプログラマーとの違いを解説！

こんにちは、イチアール株式会社人事担当です。

近年、Webサイトの需要が継続しているということでWebデザイナーが注目を集めていますが、本記事では、そんなWebデザイナーについてご紹介していきます。

Web デザイナーって何をするの？

WebデザイナーはWebサイトのデザインを考え、それを実際に形にする職業です。デザイナーというと、センスを活かしてデザインを制作するようなイメージがあるかもしれません。

実際そういった面もありますが、Webデザイナーの場合はセンスというよりはロジカルな役割が求められます。具体的には、顧客の要望をヒアリングし、競合を分析し、設計を作り、プログラミングによって形にしていきます。

重要なポイントとしては、自分のセンスを発揮することよりも顧客の要望や競合の状況を優先する必要があることと、イラストを描くような作り方ではなくプログラミングによって最終的に形にしていくということでしょう。

Webデザイナー どんな人が向いてる？

Webデザイナーに向いている人は、デザインとITの両方に興味がある人です。自分のセンスを発揮するというよりは、ロジカルに市場を分析し、適切なスキルを身に付けていくタイプの人が合っているでしょう。

逆に言えば、デザインを突き詰めたい方や、プログラミングを突き詰めたい方は別の職種の方が向いている可能性があります。

Webデザイナーの将来性は？

Webデザイナーのキャリアパスとしては、組織の中でキャリアアップするルートと、Webデザイナーとして独立するルートがあります。組織で働く場合、デザイナーとしてのスキルだけでなく、マネジメントスキルを身に付けると昇進しやすい傾向があります。

独立する場合はデザイナーとしてのスキルを高めていく方法もありますが、フリーのWebディレクターなどの仕事もあります。もしくは、マーケティングスキルを身に付けてニーズを探ることも重要です。

いずれの場合も、スキルを横展開することで効率的にキャリアアップできます。

Webデザイナーの独学資格は？

Webデザイナーに必須の資格はありませんが、資格を取得することで評価が上がり、また自分自身の知識としても役立ちます。具体的におすすめの資格としては、Webデザイン技能検定、Webクリエイター能力認定試験が挙げられます。

Webデザイン技能検定は、特定非営利活動法人インターネットスキル認定普及協会が実施している検定試験です。厚生労働省が認定する国家資格で、Webデザイナーとしてのスキルを証明できます。3級～1級までのレベルがあります。

Webクリエイター能力認定試験は、Webデザインやプログラミングのスキルを認定する試験です。

Webデザイナー プログラマー どっち？

Webデザイナーは、システムの表面を作る仕事です。一方で、プログラマーは主にシステムの内部を作ります。難易度としては、プログラマーの方が高く、収入もプログラマーの方が高い傾向があります。

そのため、Webデザイナーはプログラマーのスキルを身に付けることで仕事の幅が広がり、Webデザインもプログラミングもできるということになります。システムの表面も内部も作れることで、プロジェクトで重宝されるでしょう。

Webデザイナー 何が必要？

Webデザイナーに必要な要素はいろいろあります。具体的には、以下が挙げられます。

・Webデザインの知識
・マーケティングスキル
・マネジメントスキル
・プログラミングスキル
・コミュニケーションスキル
・UI/UX知識
・SEO、Webライティングスキル

上記すべてが必須というわけではなく、Webデザイナーによって保有しているスキルは人それぞれです。Webデザイナーとしてスキルを掘り下げていくことも必要ですが、幅を広げることで需要が伸びる可能性が高いでしょう。

特定のスキルやWebデザイナーという肩書きにこだわるよりは、Web制作現場でいろいろな経験を積むと良いです。

Webデザイナーの仕事一覧は？

Webデザイナーの仕事として、以下が挙げられます。

・Webデザイン設計
・コーディング
・画像データの加工

主に以上のような仕事があります。この他、クライアントやチームメンバーとのコミュニケーション業務や、キャリアを積めばマネジメント業務が発生することもあります。

実際に手を動かして制作するスキルと、競合やユーザーニーズを分析して適切な設計を作るスキルの両方が求められます。

Webデザイナー 仕事 どこまで？

Webデザイナーがどこまでを担当するかはケースバイケースです。メインの業務は制作ですが、設計、マーケティング、テストなども含まれる場合があります。上流工程から下流工程まで幅広くできると、プロジェクトに応じて臨機応変に動けます。

スキルを掘り下げることと幅を広げることはトレードオフというわけではないので、どちらかを捨てるのではなく、スキルを掘り下げつつ広げていくと活躍の場が広がります。

Webデザイナーの別名は？

Webデザイナーの別名は、「Webクリエイター」「ホームページデザイナー」などです。呼び方が変わっても、業務内容は基本的に同じです。

グラフィックデザイナー Webデザイナー どっち？

グラフィックデザイナーとWebデザイナーは似ているようで大きく異なる職種です。グラフィックデザイナーは、llustratorやPhotoshopなどのグラフィックソフトを使用し、デザインを制作していきます。

Webデザイナーはプログラミングによってデザインを実現するので、その点で同じデザイナーであってもデザイン制作の方法は大きく異なるということです。

Webデザイナーの魅力は？

Webデザイナーの魅力には以下のようなものがあります。

・アイデアを形にできる
・ユーザーの反応がわかる
・新たなWebデザインに触れられる

Webデザイナーは自分が作ったものがそのまま見た目に現れるので、プログラマーよりも成果がわかりやすい面があります。ユーザーの目にも直接的に触れるので、ユーザーの反応もわかりやすいでしょう。

またWebデザインは流行が移り変わっていくので、ファッションのような部分があります。トレンドを取り入れてWebデザインを楽しめます。

Webデザイナー 何が大変？

納期に追われることや、モチベーションが上がらないときであっても作業しなければならない大変さがあります。比較的自分のペースで目の前の作業に集中できることはメリットですが、逆に言えば自分の目の前の作業に集中し続ける必要があります。

Webデザイナーの仕事は目にわかる形になるので、サボりや逃げが利かないということも大変と言えるでしょう。

最後に

Web制作現場には欠かせないWebデザイナーですが、その需要は徐々に増えつつあります。未経験でも可能な補助的な業務もあり、イチアールでもWebデザイナー案件を取り扱っております。

ご興味がある方は、ぜひ気軽にお話を聞きに来てください！