【充実の資格手当】エンジニアに役立つ資格とは?徹底解説! | 充実の研修制度/先輩エンジニア講習会
こんにちは、イチアール株式会社人事担当です。近年、リモート推進の影響もあり、場所の制限を受けにくいエンジニアが注目を集めていますが、本記事では、そんなエンジニアについてご紹介します。エンジニアの...
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こんにちは、イチアール株式会社人事担当です。
前回、エンジニア系の資格についてご紹介しましたが、今回は、エンジニアを目指す人に役立つ資格のCCNAについて紹介していきます。
CCNAは「Cisco Certified Network Associate」の略です。CCNAの主催は、コンピューターネットワーク機器大手であるシスコシステムズ合同会社です。
ネットワークエンジニアにとって登竜門的な資格とされていて、ネットワークに関する基礎知識が出題されます。具体的には、スイッチング、ルーティング、無線接続、セキュリティなどに関する問題です。
2020年2月に改定されるまではCCNAは分野ごとに細分化されていましたが、現状はCCNA試験一つに集約されています。試験が一つに集約された結果、出題範囲が広くなり、難易度は上がったと言えるでしょう。
CCNAを取得することで、知識を身に付けながら、スキルの証明にもつながります。CCNAの内容はネットワークに関するものなので、ネットワーク業界で働く技術者に必要な知識、スキルが身に付きます。
IT業界の資格は実務に直結しないものも多いのですが、CCNAは実務に直結する資格試験です。だからこそネットワーク業界で推奨されています。CCNAは実務スキルに直結するので、取得することで企業からの評価がアップします。
結果的に、就職、転職で有利になります。CCNAを必須要件にしている案件もあるので、プロジェクトに参画しやすくもなります。ネットワーク業界ではCCNAを取得することで高評価が得られるというよりは、ネットワークエンジニアとして働くための基本資格という位置づけです。
CCNAの意味は、Cisco Certified Network Associateです。シスコシステムズがネットワークエンジニアの技能を認定するために設けています。CCNAの資格を取得しないとネットワークエンジニアとして働けない、ということはありません。
無資格でもネットワークエンジニアとしてすべての業務を担当できます。しかし、CCNAを取得しているネットワークエンジニアの方が信用力がアップするという意味で、取得する意味があります。
2020年2月の改定でCCNAの試験レベルは上がりました。もともと専門分野ごとにそれぞれ試験が設けられていたものが、CCNAとして一つに統一されたからです。とはいえ、出題範囲が広がっただけで内容が深くなったわけではありません。
具体的な難易度としては、国家資格として有名な基本情報技術者と同程度か、それよりも少し易しい程度と考えられます。ただし、内容や受験する層が異なるので単純比較は難しいです。
合格率は基本情報技術者試験よりもCCNAの方が高く、またCCNAはいつでも受けられます。その点で基本情報技術者の方が易しいと考えられます。
CCNAはシスコシステムズの機器を扱うスペシャリストのための資格試験とされていますが、ネットワーク全般のスキルが身に付きます。他のネットワーク資格と比較すると、知名度が高く、また基礎的な内容に特化していると言えます。
ただし、非エンジニアがITの勉強をするために取得するような試験と比べると難易度は高くなります。あくまでもネットワークエンジニアが実務レベルに達するために取得する資格として最低限レベルと資格となります。
CCNAの受験料は、36,960円(税込)です。2020年2月の改定前は43,560円(税込)だったので、以前よりも受験料は安くなっています。ちなみに、CCNAの上位資格であるCCNPの受験料は68,970円(税込)、改定前は107,775円(税込)でした。
シスコシステムズは、自社が実施している資格試験を独自に6段階にランク付けしています。具体的には、難易度順に以下のようになっています。
・エントリー
・アソシエイト
・スペシャリスト
・プロフェッショナル
・エキスパート
・アーキテクト
CCNAはこのうち下から2番目のアソシエイトに該当します。
CCNA用の通信講座がありますが、独学の方が一般的でしょう。独学でも十分合格できるレベルだからです。勉強の始め方は、まずはテキストと問題集を用意するのが一般的です。
テキストと問題集は種類が多いため、選び方に迷うかもしれません。そして、最適なテキスト、問題集はその人のネットワーク知識によって変わってきます。すでに実務を経験している方や知識がある方は、過去問などに特化した教材が良いでしょう。
基礎的な説明からきっちり読んでいくのは時間効率が悪いからです。一方で、予備知識がない方は問題中心のテキストから入ると解けない可能性があります。基礎からきっちり解説しているテキストから入るのが得策でしょう。
CCNAを取得するには、シスコシステムズが委託しているピアソンVUEで予約後、受験会場へ行って試験を受けます。受験会場では、パソコンを使用して試験を行います。CCNAの合否結果は、受験日にパソコンですぐに確認できます。
ネットワークエンジニアの登竜門的な資格であるCCNAですが、2020年2月の改定により、CCNAを受ければ幅広いスキル証明ができるようになりました。統合されたことで難易度は上がりましたが、別々に受けずに済む点は大きなメリットでしょう。
ネットワークエンジニアは運用、保守など未経験でも可能な補助的な業務もあり、イチアールでもネットワーク案件を取り扱っております。
ご興味がある方は、ぜひ気軽にお話を聞きに来てください!