こんにちは!イチアールの坂本です。
近年IT業界でエンジニアの求人を多く見かけたりして、エンジニアの働き方に憧れを持っている方が増えているのではないでしょうか。
一方で、「エンジニア」と言ってもさまざまな種類があるため、実際にどうすればエンジニアになれるのかを知っている方は少ないでしょう。
そこで今回は「エンジニアという仕事とは何か」「どうすればエンジニアになれるのか」をまとめました。未経験でエンジニアを目指して入社される方が多いイチアールだからこそ、徹底的にわかりやすく解説します!
エンジニアの種類
まずは、エンジニアにはどのような種類があるのかを見ていきましょう。種類ごとに担当する業務や得意分野が異なるのが特徴です。
プログラマー
プログラマーとは、プログラミングによってシステム開発を行うエンジニアのことです。後述するシステムエンジニアが作成した設計書をもとに開発を進めます。
設計書に沿ってシステムを開発するのはもちろんですが、テストと修正を繰り返して欠陥のないシステムを納品することがプログラマーの仕事です。
システムエンジニア
システムエンジニアは、顧客の要望をヒアリングしてシステムを設計します。画面のデザインや必要な機能など、仕様に関わる部分を決定する役割を担います。
決定した仕様を設計書に起こすのもシステムエンジニアの仕事です。トレンドであるAIの知識を有していれば、システムエンジニアとしての市場価値がさらに高まります。
サーバーエンジニア
サーバーエンジニアの役割はサーバーの構築から運用です。AWSやGCPなどのクラウドコンピューティングサービスによるサーバー構築が増加しているため、クラウドに詳しいサーバーエンジニアは重宝される傾向があります。
ただし、セキュリティ的な観点から、サーバーの運用をクラウド上ではなく自社で行うケースは少なくありません。サーバーエンジニアとして活躍するなら、オンプレミス(※)でのサーバーに関する知識も求められるでしょう。
※オンプレミス|自社でサーバーやソフトウェアなどの情報システムを保有し、自社内の設備を使って運用すること。オンプレや自社運用ともいう。
データベースエンジニア
データベースエンジニアとは、データベースの設計から運用までを行うエンジニアのことです。データの登録・削除・参照などを行うものをデータベースと呼びます。データベースはあらゆるシステムを作成する際にも用いられるため、高いスキルをもつデータベースエンジニアは重宝されます。
ネットワークエンジニア
ネットワークエンジニアは、ネットワークシステムを構築・運用し、個々のコンピューターをつなげる役割を担います。クラウドを用いてシステムを構築することが増えているため、サーバーエンジニアと同様にクラウドコンピューティングサービス(AWSやGCPなど)について理解しておく必要があります。
セキュリティエンジニア
情報セキュリティに特化したエンジニアはセキュリティエンジニアと呼ばれます。セキュリティ面も考慮したシステムの設計・構築に加え、システムの運用やサイバー攻撃を防ぐための調査・改善などを担当します。
企業が活動するうえで、セキュリティ対策は切っても切り離せないものです。サイバー攻撃の手口は常に変化し続けるため、セキュリティ対策に終わりはないといえるでしょう。
サイバー攻撃を防ぐためには、システム設計時にセキュリティ面を強固にしておくことが大切であり、今後もセキュリティエンジニアの需要が尽きることはないと考えられます。
エンジニアに向いている人
エンジニアにはさまざまな種類があることがわかりましたが、そもそもエンジニアにはどのような人が向いているのでしょうか?
ここでは、エンジニアに向いている人の特徴をまとめていきます。
自主的に勉強に取り組める人
エンジニアに向いているのは、自ら進んで学べる人です。IT業界は目まぐるしく変化するため、過去に習得した技術や知識が永久に通用するとは限りません。
エンジニアは変化する時代に合わせて常に学び直す姿勢が求められるため、自主的に勉強に取り組める人に向いていると考えられます。
優れた分析力や柔軟性
エンジニアに適しているのは、優れた分析力や柔軟性がある人です。エンジニアとして働く中では、どのように解決すべきかわからず壁にぶつかることもあります。解決方法がわからないときは、自身で対応の仕方を調べなければいけません。
エンジニアとして活躍するなら、八方塞がりでも冷静に答えを導き出せる分析力や、さまざまなケースに対応できる柔軟性が求められるでしょう。
論理的思考と説明能力
論理的思考と説明能力も、エンジニアとして働く際に必要なスキルです。業務を進めるうえでは、顧客とコミュニケーションをとりながら仕様を決めていくという作業があります。これはIT用語で「要件定義」と呼ばれるステップです。
要件定義を行う際、必ずしも顧客がシステムに関する知識をもっているとは限りません。あるいは、コミュニケーションをとるのが得意ではない相手とやりとりすることもあるでしょう。曖昧なコミュニケーションではお互いの認識にズレが生じやすく、そのまま開発に移行すると、顧客の希望に沿わないものを納品してしまう可能性があります。
相手が求めるものを引き出す力と、自身の考えを論理的にまとめてわかりやすく説明できるスキルがあれば、このようなトラブルを未然に防げるでしょう。
エンジニア関連の資格
「エンジニアは資格よりも経験が重要」と考えている方は多いかもしれません。
しかし、未経験からエンジニアを目指す際は、資格を保有することで実務経験が少ない点をカバーできるため、資格取得は有効な手段の一つです。
エンジニアを目指す方におすすめの資格を以下にまとめたので、ぜひ参考にしてください。
・ITパスポート
・基本情報技術者試験
・応用情報技術者試験
・システムアーキテクト試験
・データベースエンジニア試験
・ネットワークスペシャリスト試験
・オラクルマスター(Oracle)
・Java SE 11 認定資格(Oracle)
・CCNA(cisco)
・MCSD(Microsoft)
イチアールでは、これらの資格取得を積極的に支援する体制を整えています!例えば、未経験からのエンジニアのキャリアアップとして、書籍購入制度や資格手当があります。
書籍購入制度はメンバーにも好評で、「書籍の購入代を補助してもらえるのが入社の決め手だった」という方もいるほどです!
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資格手当も充実しており、それぞれの資格に対して以下の手当を支給しています!
・CCNA:5,000円 / 月
・CCNP :10,000円 / 月
・Oracle Silver :5,000円 / 月
・Oracle Gold:10,000円
・Java Silver:5,000円 / 月
・Java Gold:10,000円 / 月
・ LPIC 1 / LinuC-1:5,000円 / 月
・LPIC 2 / LinuC-2:10,000円 / 月
・基本情報技術者:5,000円 / 月
・応用情報技術者:15,000円 / 月
・AWS アソシエイト系資格 :5,000円 / 月
・AWS プロフェッショナル資格 :10,000円 / 月
上記の資格手当は入社頂いた後に取得された方を対象に支給されますが、未経験で入社された後にスキルアップを目指す方を支援しております。
未経験でもエンジニアを目指せる!
今回は「未経験だけどエンジニアに興味がある」という方向けに、エンジニアの種類や向いている人の特徴、役立つ資格などをご紹介しました。
エンジニア職はさまざまな種類に分かれます。興味のある職を見つけ、その職に役立つ資格の勉強に取り組むことで、未経験でもエンジニアとして活躍することは可能です!
エンジニアを目指したいと考えている方は、今回ご紹介した内容をぜひ参考にしてみてください。
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