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『夢』じゃなくて、『志』

株式会社キャパウェイ 藤井です!
キャパウェイとは『Capaway』
個々が持つ"Capable"有能な 才能を活かす"way"方法 見つけるための会社です!

「どんなに小さな可能性も、大きな成功につなげる。」
これが私たちキャパウェイのモットーです!



キャパウェイを創業した当初、新規の求人企業を開拓することに奔走していました。多くの経営者や人事担当者の方々に対して、キャパウェイの人材紹介サービスをご提案し、熱心に営業活動を行っていた時期です。

そんな中、大阪に本社を置くある企業の経営者とお話しする機会がありました。その際、企業が抱える課題や採用に関するお話を伺う中で、ふとしたきっかけで「昔と今の仕事に対する考え方や価値観」の話題になりました。この内容が非常に印象深かったので、今でも心に残っています。


その経営者が教えてくれた話の中に、戦後の教科書から「志す」という言葉が削除されたというエピソードがありました。「志」という言葉は武士道、つまり武士の精神に由来しており、日本の封建社会における倫理や価値観を象徴するものでした。それに代わり、戦後の日本では「夢」という言葉が強調されるようになったのです。

この変化には深い意味があります。「志」という言葉が指すのは他者や社会のための行動を伴う目標であり、極端な例では「日本のために命を捧げる」という精神も含んでいました。一方で、「夢」は自分自身のための願望や目標を表します。こうした価値観の変化が日本人の考え方や働き方に影響を与えたとのこと。。

また、その経営者は世代間の価値観の違いについても語っていました。例えば、現在の「おやじ世代」が若かった頃、彼らは上の世代から「新人類」と呼ばれたそうです。このように、どの時代でも若者は常に新しい価値観や生き方を模索するものです。さらに、当時は「我慢することが美徳」とされていました。

戦後、日本人はテレビを通じてアメリカの生活風景を目にし、欧米のライフスタイルに憧れを抱きました。その影響で洋風の暮らしが広がり、生活のステータスも向上していきました。しかし、こうした変化が実現しはじめた頃から、日本人の成長意欲や精神的な緊張感が徐々に薄れていったという指摘もあります。

結果として、社会全体の成長スピードが鈍化し、教育においても「現状維持」が重視される傾向が強まったといいます。このような話を伺いながら、私たちがこれからどのような「志」を持ち、未来に向けて何を目指すべきなのか、深く考えさせられたことを覚えています。

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