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【社員インタビューVol.7】1日18時間勉強して合格した司法書士。その努力の軌跡に迫る【司法書士 日野修亮】

こんにちは!グリーン司法書士法人の採用担当です。


今回は相談対応業務チームの課長である日野にインタビュー。

司法書士を目指したキッカケや業務について、今後実現したいことを根掘り葉掘りお聞きしました!

司法書士を目指している人、今、司法書士の資格の勉強をしている方、必見です!


<プロフィール>
日野 修亮
入社7年目。司法書士。
大阪公立大学(旧:大阪市立大学) 法学部を卒業後、グリーン司法書士法人に入社。
相談対応チームの課長として部下のマネジメントに励んでいる。


入社のきっかけ


――大学在学中に法律相談をされていたんですね!そういったサークルがあったのですか?

そうですね。一応、部活なのですが、サークルの延長のような形でしたね(笑)

規模的には、100人くらいはいました。

結構異常な数字だと思っています(笑)。


活動内容としては、有志の学生が集って、近隣の方々向けにビラとかチラシとかを配って、実際に来られた方の相談の対応をするという感じです。

法律に関する何かしらの困りごとがある方と直接お話ができる場だったので、大学の講義では得られない貴重な経験でした。


――どんな学生生活でしたか?

私は留年をしているのですが、いろんな方に「なぜ留年をしたのですか?」と質問をされるたびに、「留学へ行っていました」と答えるようにしています(笑)。

というのも、私、心理学や統計学とかが結構好きで、それを勉強できる“雀荘”という場所が駅前にあり、「駅前留学」ということで毎日雀荘に通って麻雀を打つというのが学生生活のメインでした(笑)。

そのまま雀荘でアルバイトをする人も中にはいたのですが、私は塾講師をしていたり、百貨店でのお総菜販売をしていたりと、いたって普通のアルバイトをしていました。

実は、一番長く続いたアルバイトお総菜販売なんです(笑)。


――サークル、アルバイト共通して人と話すことが多いことをされていますね。

そうですね。もともと、人に対して何かを説明したり、アドバイスをしたりするのが得意でした。

得意なことがだんだんと好きに変わっていって、人に何かを教えるようなことをしたいと考えるようになりました。

あとは、単純に大学生でしたので、「めっちゃ面白そう!」という興味本位でやっていましたね。


――大学進学前から法律の道へ進もうと決めていましたか?

もともと歴史が好きなので、大学受験期はかなりギリギリの時期まで、歴史を勉強できる大学や学部に行こうかなと思っていました。

ですが、当時はリーマンショックの後を引いて、就職もだいぶシンドそうな雰囲気が新聞からも伝わってきたので、これは手堅く就職するために法学部が良さそうだなと思い、法学部へ行こうと決めました。


――歴史が好きだったのですね。

そうですね。経済史とかも好きですし、学校の授業でいうと社会科全般が大好きでした。

なので、高校受験、大学受験は社会の成績1本だけで渡ってきたようなものなんです。

他の教科も受験直前に最後の詰めとして頑張りはしましたが、数学が非常に苦手だったので、戦略的にやっていましたね。


――法律の道へ進もうと思ったキッカケは何でしたか?

正直なところ、法律の道にという意識は全くなかったですし、今もその意識はありません。

もともと自分がどういった仕事をしたいかを考えたときに、

例えば、何かものを調べて分析して、それを人に説明をしたり、解説をしたり、アドバイスをしたりするのが得意でしたので、そのような仕事に就きたいなと思っていました。

ただ、その括り方だと学校の先生やカウンセラーなど、様々な仕事がありますし、あるいは、扱う分野とかジャンルとかでも大きく変わってきますよね。

その時に、「法律ってかっこよさそうだな」とか、「就職するにしても法律関係の仕事だったら手堅いかな」というような感じで決めました。それぐらいのこだわりしかなかったです。

「じゃあ法律に関わる仕事をするには?」というのを考えたときに、「たぶん何かしら資格は取っておいた方がいいな」と思い、司法書士の資格を取ったという感じですね。


――就活のときも司法書士法人や法律事務所に絞って探していましたか?

実は、ちゃんとした就活というのを1回も経験したことがないんです。

司法書士の勉強を大学生の時からしていたので、勉強ついでに司法書士の各事務所のホームページなどを見ていました。

もともとグリーン司法書士法人は目をつけていましたので、履歴書を送って面接をして採用が決まったので、就活終了という感じです(笑)。

大学を卒業するタイミングで司法書士の資格が取れたというのも大きかったと思います。


――お聞きした感じだと、アルバイトの面接くらいとんとん拍子に進んでますね(笑)
司法書士の資格取得は難しいと聞いています。勉強スケジュールはどうでしたか?

本格的に司法書士の資格を取ろうと思ったのが、大学3年生の終わりくらいです。

実際にアクションをし始めたのが4年生の始めの頃でした。

その時期からアルバイトと並行しながら勉強をやっていくという形でした。

司法書士の試験が7月の頭くらいにありまして、4月、5月、6月、この3カ月間だけはバイトも一切せず、起きている時間は全て勉強に捧げるようにしていました。

この3ヶ月だけは、毎日18時間ぐらいは勉強をやっている感じです。


――すごい・・・!!

2年ぐらいは正直勉強にあてられるだけの記憶も、お金も足りないので、試験の終わった7月以降は逆に毎日起きている限りバイトをして、学費と生活費を稼ぎ、年が明けて1月から3月の間は、バイトと勉強を並列する形で進めていました。

総評すると、「大学受験って何だったんだろう?」というぐらい、司法書士の勉強は大変でしたね。

司法書士の試験を一発で合格したわけではなく、3回目で合格したため、そのようなサイクルを1年ごとに回していったという形です。

仮に1億円を積まれたとしても、もう二度とやりたくないですね(笑)


――司法書士の勉強の傍ら、グリーン司法書士法人を知ったきっかけは何でしたか?

単純にネットで各事務所を探していましたが、弊社がネット関係のことに力を入れておりますので、検索したときに上位表示されるようになっています。

そこでホームページを見て、扱っている業務の範囲であったりとか、ホームページの作りこみ度合いであったりとか、を他社と比較したときに頭一つ飛び抜けている印象を持ちました。

そういったところから、「グリーン司法書士法人は他とは違う面白そうなところだな」と感じました。

なので、変な話、就活サイトなどはまったく使わなかったんですよ。

本当にホームページだけを見て判断をして、応募したという流れです。


司法書士として一通りの業務ができる当法人


――入社してこの業務をまずはやってみたい!というのはありましたか?

とりあえずはいろんなことを経験させていただくという意識のもと入社しましたので、特にこだわりはなかったです。

相談業務に力を入れている事務所というのを(グリーン司法書士法人の)ホームページからも読み取れましたので、その相談業務ができるのであれば、登記や借金問題であるとか、ジャンルは何でもよかったです。


――入社してからどんな業務をされてきましたか?

この事務所で扱う全ての業務を経験しましたが、1年目は、不動産の登記業務をやりまして、2年目の時点で、会社法務関係の登記、そこから借金問題のジャンルもやり、その後相続に関する業務というのを大体入社4年目以内に全部行いました。

5年目以降は特定の部署から独立しまして、ひたすらお客様対応、相談対応業務だけを積極的にやる部署に異動しました。

そして、現在、第一線に出るというよりも管理職としてマネジメントを中心に業務を行っています。

例えば、部下に対して、相続の技術を教えるとか知識をアップグレードさせるとかです。


――縦割りのイメージがあったのですが、4年目までに一通りの業務を経験できるのですね。

一応縦割りと言いますか、ジャンルごとに部署、課、チームを作って、対処しています。

本人のやる気に応じて、部署異動をすることも可能です。

例えば、「相続のことをやりたいです」とか、「社会問題のことをやりたいです」とか、どんどん異動をしながら、経験を積んでいく感じになります。


――ありがとうございます。6年目からはマネジメントをされていますが、やりがいに感じる点や一方でここは難しいなと感じる点はありますか?

難しいなとはあまり考えないようにしています。

逆に良かったなと思えることや、やりがいがメインになってきます。

例えば、新たに配属された未経験の方や、ビジネスシーンで人と話すことがあまり慣れていないという方でも、きちんと今のプログラムとして取り組んでいる教育のカリキュラムを終了し、第一線できちんと活躍。そして、お客様から業務を受注して帰ってくるといったのがありますと、その都度その都度で嬉しくは思いますね。


――入社してからの挫折経験はありますか?

私自身、資格を持って入社したのはいいのですけど、業務としても未経験で、かつ社会人としても新卒同様の未経験でした。

もちろん、入社当時は心が折れると言いますか、「なんで周りはできているのに、自分はできなかったのか」と毎日思っていましたね。

枚挙にいとまがないのですが、電話の取次ぎでモタモタしてしまってお客様に怒られたり、書類作成に不備があり、お客様に迷惑をかけてしまったりだとか、本当にたくさんありました。

でもそれは仕方ないと割り切って、正直慣れるしかないという精神で乗り切りました。

2年目からはそういったギャップを感じることはなく、みんなと肩を並べているなという感覚を持てるようになりました。


――業務をたくさんこなして、慣れていくしかないですよね。その一方で、続けられる要因って何でしょうか?

仕事の面で満足ができるのが大きいからです。

グリーン司法書士法人という組織自体が扱う仕事のジャンルに関して、他の事務所と比べて幅広いです。

それこそ保険関係のことや税金関係のことであったりとか、不動産ビジネスのことであったりとか、こういった枠組みにとらわれない、新しい且つ面白いことをいろいろ手掛けている会社です。

その会社の中で、自分がもともとやりたかったという具体的な仕事にもチャレンジできる点に魅力を感じています。

また、人間関係的なところでも仲の良い職場であるというのは自負しています。

コロナ以前には職場の人と飲みに行ったり、遊びに行ったりというのが結構ありましたね。


――手を挙げれば様々なチャレンジができるということですね。日野さんにとってロールモデルとなる方はいますか?

専務の中川さんです。

実は、中川さんが私と同じ24歳の時に司法書士の資格を取られているんです。

中川さんの年齢が私の10歳上になりますので、自分の10年後の目標が中川さんかなというのは入社した当初から思っていました。


今後の展望について


――日野さんご自身の中で今後こういったことを実現したいというのはありますか?

士業の業界の中でも対人の仕事ですから、この相談対応業務を今私と一緒に働いている課のメンバーだけではなく、新しい方々をメンバーを迎え、日本一のコンサルティング士業集団になれるようにというのが今考えているビジョンになります。


――どんな方がグリーン司法書士法人に向いていると感じますか?

人様に対する仕事という側面が極めて強いので、本質的に人に対してアドバイスをすることや説明することが好きな方というのは向いていると思います。

また、営業的な側面もありますので、数字を取ってくることに対して喜びを覚える方とか、どうやってこの人を口説き落とそうかなっていうのを戦略的に考えるのが好きな方というのはこの職種に向いていると思いますね。

逆に法律の知識が無い状態でも入れる方は普通にいます。

たとえば、行政書士の資格を取ったけれども、業務自体は全くの未経験ですという状況から、デビューして2カ月目くらいとかで、売上目標達成されている方とかはいます。

なので、今までのバックボーンは気にしなくても大丈夫かなと思います。


――士業ですと、どうしても敷居の高いイメージがあるのですが、その人の努力次第で活躍できるということですか?

そうですね。入ってからも私たちがきちんと教育を進めていきますので、最初の3ヶ月の研修がシンドイと感じることもあるとは思いますが、知識のインプット、ロープレ後の4カ月目からは実践的な場で活躍できるような体制を整えています。


――教育体制も盤石ということですね。本日はありがとうございました!



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