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【代表インタビュー】20年、30年先を見据え、逆算して行動。そのルーツに迫る【山田慎一】

こんにちは!グリーン司法書士法人の採用担当です。


これまで社員の方にインタビューをしてきましたが、満を持して、弊社代表の山田にインタビュー!

起業のきっかけから今後の展望までを語ってもらいました。

事業拡大、売上アップの裏には、根底となる山田の考え方が大きな要因なのでは?と思い、そのルーツを聞いてみました!

ぜひ最後までご覧ください。


<profile>
代表社員・司法書士 山田慎一
31歳で司法書士試験に合格。司法書士法人に1年勤めた後、独立。
既成の枠にとらわれず、斬新なサービスを創造し、地域社会の発展に貢献する会社を創ることを人生の目標として事務所を立ち上げ、これまで毎年安定的に成長を続ける。
お客様の声に傾聴し、お客様への感謝の気持ちを忘れず、社会にとって価値のある事務所を全力で目指している。


根拠のない自信があったからこそできた独立・開業


――起業した経緯から教えてください!

司法書士の資格を活かしたいというのが起業のきっかけです。

学生の時から漠然と「起業したい」という思いはありましたが、具体的にこういったサービスを作っていきたいというのはありませんでした。

ですから、難関資格を持っていれば、独立もできると考え、司法書士の資格を29歳のときにチャレンジしました。

結果的に31歳の時に試験に合格し、士業の道へ。

ちょうど子供が生まれたタイミングでもありましたし、リスクはありましたが、家族のためにもお金を稼ぎたいという思いが強かったです。

司法書士の資格を取る前までは法律とは無縁の仕事を転々としたり、学生のときは家庭の事情もあって大学進学ができなかったりと、経済的な面での問題もあったので、資格取得も当時は起業のための”ツール”としか考えていませんでした。

とはいえ、合格が難しいと言われている資格ですから、取ってしまえば参入障壁が高いというのは理解していたので、「ビジネスに繋がるんじゃないか?」という観点から、司法書士を目指したというのが背景です。


――ありがとうございます。法律にはもともと興味はありましたか?

ありましたね。

父親がお金で苦労していたのを見てきたので、もしかしたら、「ちょっとした知識で状況を変えられたんじゃないのかな」と。

また、社会に出てからも法律を知っている、知らないでは状況や結果が変わることもありますし、法律を知っていることで私生活にも活かせるのでは?と思っていました。


――司法書士の資格を取得されてからはどのようなキャリアを歩まれましたか?

資格を取得してからは1年ほど司法書士法人に勤めて、その後すぐ独立をしました。


――1年の経験でよく起業のご決断を・・・!お客様の集客などに苦労はされませんでしたか?

「自分ならいけるかな」という根拠のない自信はありました

実績やお得意様の数は0でしたが、起業1ヶ月目から結構依頼をいただいていました。

なので、実は開業してから「仕事がなくて困った」という状況が1回もないんですよね。


――すごいですね。具体的な策はありましたか?

当時だと、立地に関しても事務所をまず自宅で構える人が多かったです。

しかし、僕は自宅で事務所を構えてしまうとオンとオフの切り替えができないですし、何よりお客様も自宅になんか来たくないと思うので、まずは事務所を借りようと思いました。

あとはなるべく来ていただく方の利便性という観点で、家賃が高くても駅に近いところがいいと考え、最初から天満橋駅付近に事務所を構えました。

今となったら大したことではありませんが、 多少はお客様目線で物事を考えていたのかなと思います。


――たとえば、どういったことをされていましたか?

起業当初から土日営業をしていましたね。当時、土日営業をやっている人はいなかったので。

でも、お客様の立場に立って考えたら、土日に営業していたら「行ってみよう」と思いますよね。

相手の視点で物事を考えるというのを意識しながら、起業当初は一人でやっていましたので、試行錯誤は他の人よりも何倍もしていたと思います。

また、マインドの面でも大きかったです。

当時、子供ができて貯金ゼロ、事務所を借りたので借金しかない、という窮地に立たされていたので、何としても稼がないと自分だけでなく家族もダメになってしまう、ただその一心でした。

なので、自分の中で論理的に考えて一番成功確率が高いことに取り組み、やり切りました。


――ありがとうございます。YouTubeやSNSの発信にも力を入れていますが、これらも成功確率が高いところから逆算して着手されたのでしょうか?

YouTuberになろうということは全く思ってなくて、ただやはり、比較検討した時に同業者でYouTubeをちゃんとやっているところはあまりないんですよね。

なので、動画を見て相談に行く先の人がちゃんと喋ったら信用にも繋がると思いますし、少しでも私たちがやっているYouTubeの発信を見て元気になる人とか、「借金の問題別に大したことないんだ」って心がスッと晴れる人が増えたらという思いで取り組んでいます。



頑張った人がきちんと報われる組織を目指して



――事業拡大に伴い、社員が増えるフェーズだと思います。社員が増えると人の扱いとかも大変になる印象ですが、社員に対して心がけていることってありますか?

働きやすい環境を作るのが僕の仕事だと思っています。

「働きやすさ」って何かというと、頑張った人が頑張ったなりの評価をされるというのが働きやすさだと思っています。

利益を上げ、お客様にも満足していただき、従業員の満足度も高いなど、すべてが100%というのは難しいので、どうやって努力していくかということなんです。

なので、頑張った人が頑張ったなりの評価をされる環境づくりを心掛けています。

あと、弊社には「サンクスカード」という仕組みがあります。

月1回の頻度で「ありがとう」の内容を手書きで書き、社内で交換し合う取り組みです。


――組織内のコミュニケーションも活発になりますよね。

その通りです。

僕もそうですが、意識してないと感謝ってうまくできないんですよね。

特に同僚、家族、上司、部下などの身近な人には恥ずかしさもあってなかなか伝えられないことが多いです。

なので、月に1回その一緒に働いているチームのメンバーには、「ありがとう」って言えることを見つけてちゃんと手書きで伝えるっていう瞬間をつくれれば、組織も好転していくと考えています。

心で思っているだけでは伝わらないので、形にするようにしていますね。



また、年齢や経験関係なしに裁量権を与えるようにしています。

結局のところ、「立場が人をつくる」と思っています。

僕はどうしようもない人間ですが、小さいながらに経営者をやらせてもらって、いろんなことの失敗から学んだりして、ちょっとずつできるようになってきているんですよね。

なので、意欲のある人には早く経験してもらって、早く成長してもらった方がその人にとっても、一組織にとっても良いことなんです。

最低限のスキルは必要ですが、若いからとかは関係ないですね。

考え方が良い人なら早めに抜擢して、成長機会を与えるほうがいいかなと思っています。

別に歳をとっている人でも考え方が悪いと成長しないので、結局のところ考え方だと思うんですよね。



先を見据えて行動をしてきたからこそ、着実な成長。そして組織拡大期へ


――リーガルサービスで業界を牽引している中で、売上も右肩上がり、これまでの取り組みは狙い通りですか?

長期的に見たらそうですよね。

短期的に見たら思ったより成果が上がらないこともありましたが、長い目で見たら10年前に思っていたことは大体達成できているかな・・・。

マーケティングとか営業とかまだまだなところはありますが、良い意味でも悪い意味でも僕が長期目線すぎるんですよね。

大体20年後とか30年後ぐらいのことを考えて今も行動しているからこそ、昔やっていたことがある程度形になってきているなと思います。


――「先を見据えて行動」というのは後天的に身についたことですか?

後天的だと思いますね。

目標を決めてからは、ある程度先を見据えて全部動いています。

29歳で司法書士を目指していたときは何歳で合格して、何歳で年収がいくらっていうのを決めていました。

細い部分でブレるところもありますが、自分が見据えている人生の目的などはブラさないようにしています。

その後の手法は別にどうブレようがいいと思っています。

自分が思っている目標地点、人生の到達点をちゃんと見据えて、そこにどうやって早く辿り着けるか?と考えるようにしています。


――今後の展望について教えてください。

7年後に株式会社で上場をするのが直近の会社の目標です。

売上も6年後に45億円程度は見えていて、10年先には100億のグループに。

そして、20年後には僕はもう完全に一線から退いて、自分のつくったグループだけでなく、ボランティアに近い形でも若い人たちに何か僕が今まで経験したことを伝えていけるぐらいの経済的な余裕と社会貢献をしていきたいなと思っています。

個人的な話になってしまいますが、80歳ではまだ元気にゴルフをしたり、多少仕事をしたりしながら、最期僕が亡くなった時に葬式の場で、「この人のおかげでいい人生になったな」って思う人が100人ぐらい集まってくれたら、僕の人生の目的達成かなと思います。

組織拡大の点で言うと、来期は名古屋支店、その次が福岡支店、仙台支店、札幌支店と全国に拠点を出していく予定です。

既存事業の伸びしろがまだまだありますので、あと6年ぐらいは既存事業を徹底して伸ばしていき、逆に事業をやり過ぎているから、やらなくていいことは削っていこうかなと思っています。


――支店や仲間が増えていくのが楽しみです。最後に、こういった方に入社してほしいというのはありますか?

僕自身の性格上のこともありますが、やっぱり楽しいなって思えることでしか伸びないと思うんですよね。僕らの仕事内容を見てもらって「楽しいな」って思えるかどうかというのが大事だと思います。

もちろん、仕事内容がすべてではなく、人間関係とかもありますが、今僕らがやっている仕事内容に興味がある人、ミッションやビジョンに共感してもらえる人に入社してほしいですね。

生活のために!という観点で仕事をしている人ってなかなか成長スピードは上がらないと思っています。なので、向上心がある方と一緒に働きたいですね。


ーー本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました!



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